- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798613666
作品紹介・あらすじ
魔物使いの青年に預けられたのは、小さなドラゴンと訳有り美少女!?
魔力を主食とする生命体《魔物》の味方となり、人間たちとの交流を手助けしている《魔物使い》の青年シンラ。森で静かに暮らす彼のもとに、ある日突然預けられたモノ――それは、小さなドラゴンを連れた美少女アレサだった!
どこにも居場所がないと言うアレサを受け入れ、先に同居をしていた少女ルリも含めて三人+一匹での暮らしを始めたシンラは、魔物との交流を通してアレサに世界の楽しさを教えていく!
凄腕魔物使いのもふもふ系スローライフファンタジー開幕!
感想・レビュー・書評
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魔物使いの青年の所へ、突然やってきた客と
置いて行かれた少女。
魔物に関して、ものすごく偏見があるのは分かります。
姿かたちが違う上に、何を考えているのか
さっぱりなので。
とはいえ、言葉が通じれば意思疎通はできる。
けれどそれを誰がする? という状態です。
もうすでに平和に出来上がった形態に
放り込まれた少女。
ものすごく背景を考えると、お約束感が…。
そして分かりやすく偏見に満ちた
非の打ち所もない悪役。
読みやすかったですが、題名通りほんわか。
お約束もありましたし、人間って汚い、というのが
浮き彫りにされて終了、という感じでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
"「なによなによ、なんて態度とるのよ!私とあなたの仲じゃないのっ」
「俺とお前はどんな仲だっていうんだよ」
「うーん、友達以上・親友以上?」
「……それこそどんな仲なんだよ」
「それはその……一緒に世界を救った仲、とかじゃない?」
わざとらしく首を傾げ、いたずらげに微笑むセシリア。
生粋の美女からの極上の笑み。しかしシンラはその笑みを全くありがたがることなく、むしろ辟易しながら適当に受け流す。
「僕がなにをいってもムダだというのがわかったよ」"[p.97]
ぺろりと読めた。あんまりもふもふはしてなかったけど楽しい。