才女のお世話 2 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫)

著者 :
  • ホビージャパン
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本棚登録 : 79
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798626772

作品紹介・あらすじ

「わたくし、あなたが気に入りました」 
完璧を演じるお嬢様とお世話係の甘々ラブコメ、待望の第2弾!!

『完璧』を演じる実は怠惰なお嬢様・雛子と、甲斐甲斐しく彼女の面倒をみる元一般庶民のお世話係・伊月。伊月への想いから素直になれず距離をとる雛子の姿に、お世話係として未熟だからだと感じた伊月は、より実践的なレッスンを受けることに。しかし、そのお相手は雛子をライバル視するお嬢様・天王寺美麗で――

「どうやらわたくしは、努力する人が好きみたいですわ」

さらに、美麗に持ち込まれた縁談をきっかけに、伊月が奔走することにもなって!? 
お嬢様とお世話係の恋物語、待望の第2弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 雛子の様子がおかしいのはお世話係としての未熟さゆえかと思った伊月が、スキルアップを目指し雛子をライバル視する天王寺美麗に弟子入りすることになるが…。圧倒的な美麗回でした。天王寺家のためと努力に努力を重ねる美麗は気高い。でも”普通の”女の子でありたいことも心の奥底にあるというところに切なさを感じました。そんな彼女への伊月が告げる一言が彼女の殻を破る、という展開が心に響きます。物語が大きく動くわけでは無い今回ですが、美麗が物語の舞台に立つためには必須なエピソードだったと思います。続きがとても楽しみです。

  • 天王寺さんに鍛えてもらう編。
    1巻同様ですが、ヒロインズたるお嬢様方それぞれと、各種イベントを通じて中を育ててゆく作品でした。急展開などは無いですが、その分安心してまったりと読める作品であることは間違いなし。

  • 今回のヒロインは、前回のヒロイン・雛子をライバル視する天王寺美麗

    伊月に勉強を教え、マナーを教え、ダンスを教え、そして美麗は伊月に対し特別な感情を抱くようになる
    が、家のため、両親のためと我慢を重ねるが、伊月の一言で解放され、より一層思いを強くするのだった……という話

    正直、伊月・雛子のピュア系を期待していたのだが……
    今回は美麗、次回はおそらく成香だろうし……ハーレム展開?

    雛子が自覚なしなのに嫉妬するところとかは可愛いが

    【参考になった点】
    ・いつものーー本来の雛子のほうが好きだった。
    ・「……なんか、失礼なこと考えている」頬を膨らませる雛子……
    ・「……ばれちった」
    ・「じゃあ……美麗」試しに天王寺さんことを名前で読んでみる。すると、天王寺さんの顔はみるみる赤く染まった。
    ・「わたくしの!頭も!撫でなさい!この、わたくしがーー天王寺美麗が!此花雛子に先を行かれるわけにはいきませんわ!!」
    ・「ですが、もしそのような時が来ればーー」「ーー必ず、わたくしを選ばせてみせますわ」

    【内容:アマゾンから転記】
    「わたくし、あなたが気に入りました」
    完璧を演じるお嬢様とお世話係の甘々ラブコメ、待望の第2弾!!

    『完璧』を演じる実は怠惰なお嬢様・雛子と、甲斐甲斐しく彼女の面倒をみる元一般庶民のお世話係・伊月。
    彼への想いから素直になれずにいる雛子の態度を、お世話係として未熟だからだと勘違いした伊月は、より実践的なレッスンを受けることに。しかし、そのお相手は雛子をライバル視するお嬢様・天王寺美麗で――

    「どうやらわたくしは、努力する人が好きみたいですわ」

    さらに、美麗に持ち込まれた縁談をきっかけに、伊月が奔走することにもなって!?
    お嬢様とお世話係の恋物語、待望の第2弾!!

  • 3巻が出たらおそらく成香の話しになるのかな?

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著者プロフィール

ライトノベル作家。主な著書に、『才女のお世話』(HJ文庫)『影の英雄の日常譚  勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。』(KADOKAWA)などがある。

「2023年 『走りたがりの異世界無双 ~毎日走っていたら、いつの間にか世界最速と呼ばれていました~1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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