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- Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798701691
作品紹介・あらすじ
『論語』を、孔子と弟子のやりとりを描いた物語として読む。
すると、大古典の新しい姿が見えてくる。
好評を博した『全訳論語』(東京堂出版)の著者が、訳文を刷新。
じんわり深いエッセイ風解説を付した決定版。
これなら、最後まで読み通せる!
・他人と自分
・学びと仕事
・こころとかたち
・政治と世の中
……など、人生のモヤモヤをときほぐすヒントがたくさん
『論語』は孔子の言行を弟子たちが記録・編集したもので、全20 篇509 章は普通、そのまとまり(篇)や順序には特別に意味のない断片の集まりとされています。そのように読んでいても不都合はありませんが、そうおもわないで読んでみると、つまり、それなりの流れがあるのではないか、とおもって読むと、読みつくされた『論語』の新しい姿が見えてきました。
『論語』は「儒教の経典」というとっつきにくいものではなく、そこには孔子が弟子に向けて伝えた肉声がピチピチと息づいている最高の「人生指南書」です。
感想・レビュー・書評
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論語に興味があり何冊か手を出しているが難しい。論語は名言集なのである。1つ1つが独立し、書かれた時代も古く、今の時代の価値観とはそぐわないものもある。儀礼のところなんか退屈。だが、本書はできるだけわかりやすくという主旨で書かれているために小説を読むのと同じくらいのスピードで読めるというのが良い点なのである。実際8時間ほどで読めた。内容は今、読んでもおもしろくためになる。本格的に論語と向き合う前の導入本としては最適だと思う。読者を思って書かれている本だ。「相手の身になって考える」ことを主張した孔子と似ている
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