池田暁子の必要十分料理

著者 : 池田暁子

• トランスビュー (2023年3月20日発売)

作品紹介・あらすじ

大切なのは美味しさではなくて、不味くなく！
バランスよく入手して、食べきる！

コミックエッセイの名手・池田暁子が
試行錯誤した自炊生活のコツを、
味オンチのあなたに伝授。

淡々とこなせて、
自分と家族の身体も、おカネも安心な、
必要かつ十分な料理。

この１冊で、
毎日のごはん支度も気持ちも、すすっとラクになる。

感想・レビュー・書評

[mame35さんの感想 · 2023年11月29日]

漫画で楽しく読めます。
私は料理するのも食べるのも大好きなので、料理が大変だと感じる人もいるんだなぁっと。
料理って毎日のことだから、簡単に出来るものをよく作るかなぁ。

[きりどみさんの感想 · 2024年3月31日]

体験的に知っていたことも多かったけど、それが文章化されていると分かりやすく、新しい発見もあり、最後の参考文献に読みたい本がたくさんあったので、この本をとっかかりに深掘りできそう。

私は食べたものの味付けを因数分解できるくらい味はわかる。
料理が苦手なのではなく「嫌い」、著者同様他に時間を使いたい、料理に時間をとられるのがイヤなんだなー。とわかったよ。

揚げないこねない包まない。
わかる。
揚げ物はしないけど少量の油で揚げ物風に作る方法をマスターした。
こねるのはフライパンの中で。
餃子とかシュウマイとかは皮に包まずに上に肉の上に乗せるだけでそれになるってわかったよ。

時短料理ばかり身につく今日この頃だけど、時短上等！

飯炊き部長、早く役職定年したいよー

[aya00226さんの感想 · 2023年11月20日]

味覚とは、95％が嗅覚で5％が味。鼻をつまむとアイスクリームも全部同じ味。
味覚音痴は寮には向いてない。
一日30品目より、野菜一日350g。
何を作るか、ではなく何を食べるか。
肉をトレイごと冷凍してもいい。
冷凍品と乾燥品をメインに使う。
冷凍＝ちくわ、ベーコン、油揚げ、肉100グラム単位で冷凍、
乾燥＝鰹節、塩昆布、わかめ、のり

[里芋さんの感想 · 2023年11月17日]

記録

[ymkmさんの感想 · 2023年10月4日]

全く同じではないんだけど、共感できる所多数。
何品もおかずがあって…という自分の中の謎呪縛は
昭和の価値観というのを再認識して救われる。

自分だけのことならいいんだけど、
家族の食卓を預かるとなると、
料理好きでも得意でもなき身としては
常にどこかで罪悪感とお友達になっている。

本当に献立考えるのは苦痛。
食材無駄にしてしまった時の罪悪感も半端ない。
どこかでルーティンというか法則作っておくと
少しラクになるのは凄く分かる。
著者の場合、買ったものを使い切るか。なるほど。
そして食材ごとにある程度処理方法を決めてしまうと。

著者より食に関心はあるけど、毎日手動かすのは大変。
レシピに下手に手を加えちゃうのもあるある。
レシピがあればいいってわけでもないんだよね、ととても共感。
献立もある程度のルーティンは必要だな、
自分の作るものに飽きるけど…。

参考文献に著者の言葉が入っているのも良かった。
読みたい本多数。

[makomoko555さんの感想 · 2023年6月22日]

読んでいて書かれているのは私のことか？と思ったので、「そーだよねー。」と何回も声に出しながら読んだ怪しい人です(笑)　料理嫌い、味オンチ、でも毎日の食事は作らなくてはならない。辛いわー。この本を読んでなんかスッキリしました。

[TAKAさんの感想 · 2023年5月26日]

池田先生のファンです。
しかし、、、、この本は本当にお料理の初心者向けで新鮮さはなかったです。

著者プロフィール

（いけだ・きょうこ）
1969年、愛媛県出身。イラストレーター・マンガ家。愛媛県立松山東高等学校・神戸大学教育学部教育学科卒業、筑波大学芸術専門学群中退、セツ・モードセミナー修了。編集プロダクションやデザインプロダクション等を経て、2002年よりフリー。2019年より高知県在住。
おもな作品に『片づけられない女のための こんどこそ！片づける技術』『貯められない女のための こんどこそ！貯める技術』『人生モグラたたき！』（文藝春秋）、『必要なものがスグに！とり出せる整理術! 』『１日が見えてラクになる！時間整理術！』（メディアファクトリー）、『思ってたウツとちがう！「新型ウツ」うちの夫の場合』（秋田書店）などがある。
https://www.ikekyo.com/

「2023年 『池田暁子の必要十分料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」