国家権力と倫理

著者 :
  • 東信堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798918563

作品紹介・あらすじ

ナチス体制に抗い、国家権力に潜む魔力と誘惑を糾弾したリットの名著!国家権力が持つ一元的な権力—暴力—は、人々に隷従を強いることで権力者の欲望を肥大化させ、国家や人間社会を蹂躙しうる。古今東西多くの権力者が、「自己欺瞞の詭弁」を用い、その暴力の正当化に固執してきた。たとえある者が権力者の駆逐に成功したとしても、倫理的意志が薄弱であれば、再びその者が権力の蠱惑的魔力に陥りうる――。ナチス体制下のドイツで書かれたものの、その内容ゆえに当時は公にされず机にしまい込まれていた、権力者が持つべき倫理的意志について喝破した一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:311A/L71k//K

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著者プロフィール

1947年生まれ.広島大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(ドイツ教育思想専攻).茨城大学教育学部教授.訳書にE.マン『ナチズム下の子どもたち』(法政大学出版局)等.

「2010年 『ウィーン五月の夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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