すっきり! わかりやすい! 文章が書ける

著者 :
  • すばる舎
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本棚登録 : 297
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799100875

作品紹介・あらすじ

元新聞記者の著者が教える基本ルール。「書いているうちに、回りくどい文になる」「書いたことが、うまく伝わらない」など、文章に対する苦手意識も一気に解消。

感想・レビュー・書評

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  • 朝日新聞出身の著者が語る、分かりやすい文章技術。ブログやSNSが広がるこの時代には、こういう基本技術を知っておきたいところ。社内文書でも議事録でもそうだが、読み手とのコミュニケーションは、できるだけ短い時間で要点を理解してもらえるようにしないといけない。こういうことを知っておかないといけない、という認識レベルが問題。全体的にはユルい内容だが、気づきをいただける良書。

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000833565

  • 小学校で習ったようなシンプルなことだけれど、実はできていない文章の基本がまとめられていた。この著者の「削るほと゛良くなる文章の練習帳すっきり!シャープ!いい文章が書ける」のほうが、より端的でわかりやすかった。

  • 仕事に活かせる点
    ・「へ」ではなく、「に」
    ・同じ意味の文章をまとめる
    ・余計な修飾語は省く
    ・思い切って断定形にする
    ・「〜的」、「〜性」はできるだけ使わず、いい換えるようにする
    ・主語と述語は近づける
    ・結論・原因は最初に書く
    ・5W1Hは4Wと1W1Hにわける(why,how)

  •  アナや声優気分で読み直し。名文削除要約、コラムなどの書き写し。ドラマ(アニメーションや映画でも可能なはず)の400字あらすじ。

  • 当たり前のことばかりだけど、少し気を使うだけで同じ文章でも非常に良くなることが分かった。
    悪い例、良い例を挙げてくれているので、具体的な問題がよくわかる。
    こういうのを読めば、簡単にちゃんとした文章が書けるようになるという訳ではないが。

  •  元・新聞記者の著者が書いた、わかりやすい作文の仕方の手引書である。
     非常にベーシックな内容で、有用なテーマが多い。また、読みやすくしようと試行錯誤されたようで、見開き横書きの構成は見やすいものである。
     一つひとつのテーマも簡略にまとめて、例文も多用している。読み込みしやすい一冊だ。

     ただし、本書は対象がやや曖昧で、目的によっては有用だったりそうでなかったりするところも少なくない。
     たとえば、私の場合は小説を書くことを念頭に読んでいたが、lesson36などは参考にならないだろう。正確な表記は煩雑さを増すだけだ。
     一方で、巻末特集の音読法やメモについては大いにうなずける内容である。
     あくまで一般的な作文がテーマであることを踏まえた上で読む必要がある、そんな一冊であろう。その点での不親切さを踏まえて、星四つと評価したい。

  • 内容が簡単すぎるというのが、第一印象だった。
    私は、会社で作る資料の文章を良くする目的で、この本を読もうと思ったのに、本に書かれている内容は、ブログで書くような簡単な言い回しばかりであった。
    しかし、今書いている文章のとおり、普通の文章すら、うまく書けないのが、現実である。
    まずは、素直に文章を書く基本をきちんと学びたいと思う。

    鍵カッコや記号の使い方、また言葉を補うことなどを新たに学んだ。
    上手な文章を書き写す訓練は私も試してみたい。

  • 文章を書く基本が、すっきり!わかりやすく!まとめられている。
    「悪い例」「良い例」が具体的で理解しやすかった。
    コラムも多いに参考になった。

  • 2013年読書5冊目。
    "Simple is the best"
    文章も御多分に洩れない。
    そのことを再度気付かせてくれた。それ以外は個人的に普段文章を書く際に意識していることばかり(実践できているかどうかはさて置き)。
    高校生、大学生に知って欲しい内容満載である。

  • 文章に苦手意識を持つ学生さんにはとても参考になると思います。

    私にとっては、他の本で学んだことの繰り返しでしたので、特に目新しいことはありませんでした。

    ただ、「余分な前置きを書かない」というのは、自分でも最近意識していたところであったので、より一層気をつけようと思いました。

  • ホントですか? 私でも書けますか?
    私の書く文章ってクドいんですよ。わかりづらいんです。喋りもですが、人に伝わらないんです。
    でもどのように直せばわからないんですよ。
    しかも読解力がありませんよ?
    そんな私にでも文章が書けると言い切ってもらえますか?

  • 今の世の中は、ネットが発達したために、何かと『文章力』が必要な時代になってきています。

    ですが不思議な事に、若年層の中には『文章離れ』が進み、『洋画を字幕では観れない』。という人も多くなって居るとも聞きました。

    だからこそ、誰にでもわかりやすい文章を書く事が、望まれているのですね。

    と、こうして書いているレビューが分かりづらいと、せっかくの本が台無しになってしまいますね。

  • 非常に参考になる。その一言に尽きる。

  • パソコン、携帯などペンで文字を書く機会は減った。だけど、メールやSNSなどむしろ文字にふれる機会は増えたと思う。が、しかし。こちらの意とした事と異なって相手が解釈する危険性も増えた。句読点や鍵カッコなどの使い方など、目から鱗の一冊。まーでも、皆さんのように本好きな方には杞憂かな。(笑)

    12/05/20-59

  • 悪い例を紹介し、ルールを適用し良い文章に直す。これの繰り返し。
    ルール適用前の悪文・駄文の記載によって、ルールのありがたみがわかる。
    5W1Hを一文に詰め込まないことなど、案外見落としであることに気づかされた。
    巻末に漢字かなの使い方の指針がある。これも役に立つ。

    文章の書き方を学ぶには最適な本かも。
    段落分けが必要となる、長文への言及があってもよかった。

  • 確かに分かりやすい解説書ではある。
    まさに「書くことに『素質』はいらない」、スキルあるのみ。
    英語論文の指南書にも同じことが書かれていた。9781591477433
    文章を書くという行為は、世界共通なのだ。
    物足りなさも残ったので、上級レベルに向けた次回作を期待する。

  • 普通の当たり前の内容であった。
    特に購入してまで読む本ではなかった。

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著者プロフィール

早稲田大学卒。毎日新聞記者をへて朝日新聞社入社。社会部記者、朝日学生新聞編集部長、総合研究本部経営研究担当部長などを歴任。現在はフリージャーナリスト、コラムニストで、日本大学・同大学院講師も務める。

「2018年 『ビジネスパーソンが知っておきたい新語・難語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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