- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799103098
作品紹介・あらすじ
人見知りが重くなった状態を、今日では社交不安障害と呼んでいます。会話をしたり、食べているところを見られたり、人と目が合うだけでも、強い不安を感じる状態です。「体」「気持ち」「考え方」「行動」を軌道修正して苦手なことを少しずつ減らしていきましょう。あがり症や引っ込み思案にやさしく効きます。
感想・レビュー・書評
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私は、発達障害専門の医師に診てもらった経験があるのですが、この本の内容とほぼ同じことを仰っていました。なので、この本を読んで、セカンドオピニオンを受けたような安心感がありました。
しかし、この短い1冊のノートでは、細かい症状の治し方などは書いていません。書くスペースがないということもありますが、患者の症状はそれこそ十人十色です。結局は自分が自分のできる範囲で目標を決め、計画を立て、人見知りを克服する努力を地道に続けていくほかないのです。医師がカリキュラムを決めるのではありません。自分で実行するのです。
それを踏まえた上で読むと、その行動を後押ししてくれる言葉や方法がたくさん書いてあるので、参考になるでしょう。問題は本人にやる気があるかどうかですね。私もそれが一番の難題なのですが、とにかく気楽に一歩を踏み出す後押しをしてくれる一冊でしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
決めつけをしない。
まずはこれが1番気をつけたいって思ったこと。 -
自分はこの半年、
対人不安やビジネスの悩み、お金に対する考え方などに悩んで学んでいたけど、
どんな悩みも結局は自己肯定感が低いところにブチ当る。
しかしこの本を読んでみて、自分マシな方かもと思った。
対策というより、考え方だよねって話。
自分の状態を観察⇨それをこう捉えるのではなくこう考えたら楽じゃない?
みたいに考え方のクセを矯正する感じ。 -
読んで、自分はいつも我慢して育ったんだなと感じた。時に否定されて、自分に自信がなくて、人から評価されたり見透かされて。そうゆう日常に慣れて対応することが癖になって、抜け出せなくなっている。普通に生きていれば誰だって当てはまると思う。その習慣をなおして、人見知りを治す。生きてるうちに誰だって何かの型にはまってしまってしまいがち。悪く考えてしまいがちな過大評価を修正して、現実的な楽観主義者になろう。きっと人生はもっと自由で、いいものだから。
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人見知りについて、行動認知療法を用いて解説し、改善策を提示している本。
目新しいことは書いてなかったが、行動しないと何も変わらないというのは肝に命じたい。小さなトライを積み重ねていくことの大切さ。 -
視線を外に向ける話はマジでびびった。
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これを読んでいて思ったのは「あれ?私って人みしりじゃないのかな?でなきゃ、思ったより人見知り度低いのかな?」でした。
自分は人見知り、と思っている人、もっと自分を客観的に見るためにも、この本はおススメだと思います。 -
10/4 30冊目。