58歳から 日々を大切に小さく暮らす

著者 :
  • すばる舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799108239

感想・レビュー・書評

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  • 著者、ショコラさん(1956~)の作品、ブクログ登録は2冊目になります。
    著者はブログを書かれていますが、私は良く伺っています。

    本作は、著者初の単著で、発売2ヵ月で10万部売れたそうです。

    で、本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    ものを減らしながら暮らしをシンプルに。「自分で動かせない」ものは処分。パート収入の12万円でやりくり。ヤフオクで質の良い服やバッグを買う。普段の食事は質素、休日は友人や息子と外食。ひとり時間にはゆっくり読書…「60代一人暮らし、大切にしたいこと」。

    ---引用終了

  • ブロガーショコラさんの本。
    この本を発表したとき、ショコラさんは63歳。
    60歳からブログをはじめて続いていること、それ自体がもう尊敬です。
    この本だいぶ前に読んだ気がするんだけど、登録していなかったな。

    うらやましいのは、気に入った食器だけで食事するということ。
    そうそう、景品でもらった食器を普段遣いして、お気に入りの食器は大事にしまっておく必要なんてないんだよね。
    でも、使っていればどうしても水垢で鱗みたいになったり(色の濃い食器は目立つ)、洗っている間に手がすべって欠けちゃったり(割れなくてもこれは結構落ち込む)、珈琲やお茶の茶渋色がついちゃったり(これはハイターつければ落ちるけど・・・めんどくさくてそのままor内側濃い色のカップを選ぶズボラな私)。
    と、いろいろな理由をつけて結局特に思い入れのないセンス統一ゼロの食器を使い続けている私です。
    50~60代ショコラさんの「思いがけない出費」が差し歯関連だったり(20万円以上、お高い・・・)、来るべき40代、そして50,60代に向けての心構えにもなります。

    この本には詳しく書かれていないけど、ショコラさんが家族と別居、離婚するに至ったには色々なこと、きっと悲しいことがあったのでしょう。
    でもそれをきっかけに前向きに一人暮らしをして、家族、息子と交流をしながら、働けるまで働こうというのは立派だなと思います。
    若い人でも、こういう気概のある人ってあまりいないのではないかしら。いや、むしろ若いからいないのか?うん、この年代の人って、たくましいし元気だよね。私の母もそうだ。
    私達の世代がこの年令になったとき、これほどまでに元気でたくましく生きていられる気がしないな。

    ショコラさんのブログは時々のぞいてます。
    図書館で借りた本をさらりと紹介されていて、そこにしなやかさを感じる。
    こんなにきれいな家に住んでいるのに、買ったばかりの話題の本で映えを狙うのではなく、図書館のよれっとした本、しかも、結構前の本を紹介しているあたりに好感を持っています。
    ブログって、人に読んでもらってナンボなものではあるけど、本当に肩ひじ張ってないというか、あまり人からの目を気にせず楽しく更新されているんだな~と思っています。

  • 図書館に昨年から予約していて、やっと順番が回ってきた。
    著者とライフスタイルが全く異なるのに、何故か本書は良かった。

    著者のショコラさんの、普段の夕食作りが偉い。
    もし今私がひとり暮らしだったら、即、手抜きになってしまうこと間違い無し。

    ショコラさんの2人の息子さん達が、頻繁に母親とお出かけしたり家に来てくれたりで優しいので、お幸せだなぁと思う。
    我が家じゃあり得ない。

  • 図書館で借りる。自分の生活を振り返る一助になったかな。
    ストレスを自覚したら、原因を解決するのが難しくても、それ以上の楽しみや癒しで自分をいたわってあげれば、怖くないと思っています。そのためにも、家の中はスッキリ片付け、ホッとする癒されるものや好きなものを飾って。家出過ごすときは気持ちの落ち着く時間にしたい。
    贅沢な暮らしや遊びはできなくても、お金をかけない楽しみ方も知っているし、生活の基盤になる仕事と、元気な母やきょうだい、息子たちがいて、心を許せる友人たちもいます。当たり前のことのようだけれど、こんな幸せはありません。私という人間は一人しかいないのだから、自分は自分。目の前の幸せに目を向けるようになって、今はストレスを感じることもほとんどなくなりました。
    心に残る一文です。

  • 【小さな住まいがいい】
    シンプルな生活ですが、どこかおしゃれです。

    何も買わないわけではなく、少し高くなってもこだわったものを購入する姿勢がいいです。

  • 憧れの生活です。

  • 好きなものしか、家に置かない。家はすっきりと整えられ、私もこんな風に暮らしたいと思います。
    限られたお金で楽しく暮らす、ショコラさんの生活は、あるあると共感できることが盛りだくさん、親近感を感じます

  • 日々の生活を小さく暮らすのは容易な様で中々難しい。
    物は少なくてもお気に入りに囲まれて、は理想といえば理想。
    金銭的な問題で、生活を小さくしなくてはならない場合もある。
    老後に向けて、色々不安はあるが、いずれにしても今ある毎日を積み重ねていくしかないという事なのかな。
    ショコラさんの素敵な考え方、シンプルな生活が良かった。

  • 実生活では関わることのないタイプの人の話が聞けることは読書の楽しみのひとつ。

  • モノを選んで不要なモノは手放す。
    節約してる感を自分でも感じないように暮らす。
    憧れる。
    今の私は、溢れるモノに囲まれ、たまに嫌だ〜!ってなる暮らし方。
    変えたいのに変えられない。
    変えられないのは私自身の意識。
    なんとかしなきゃ、と思って読んだ。

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著者プロフィール

1956年2月生まれ。2016年、60歳で始めたブログ、「60代一人暮らし 大切にしたいこと」がシニアブログとしては異例のPV数を記録し、話題となる。2019年『58歳から日々を大切に小さく暮らす』(すばる舎)を出版、10万部のヒットに。
「老前整理」として不要なものを処分し、好きなものにだけ囲まれて暮らす。月々の生活費を12万円と決め、必要な分だけパートで働く。無理なく、のびやかな暮らしが、多くの人の共感を呼んでいる。
息子2人が小学校に上がったときからパート勤めを始め、42歳で別居、5年後に正式に離婚。43歳で転職、契約社員から社員となり、最終的には営業所長に。57歳で退職してからは、パート勤務。


「2021年 『65歳から心ゆたかに暮らすために大切なこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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