目的思考

著者 :
  • すばる舎
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799110225

作品紹介・あらすじ

いまや、企業も個人も「今まで通りの決められた水準を達成すればいい」といった状況ではなくなり、社会全体も従来の枠にとらわれないコンテンツや異業種からの進出など自由競争になっている。そのような社会・経済のなかで、企業や個人が勝ち抜くためには「従来の発想から抜け出した独自の高い目的を設定して、その成果が出るまで自分で責任をもつこと」が重要になってくる。そのために必要な発想が「目的思考」であり、本書はいまの時代だからこそ必要な目的思考をもつメリットや立て方、実際の活用法などを身近な例も入れて紹介している。

感想・レビュー・書評

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  • 目的思考とは、目的を意識し、認識し、重視し、よく考え、行動し、その目的にこだわり続ける思考法と定義している。
    つまり、目的とは自分が決めた目標。
    そしてよく混同してしまう言葉に目標があるが、目標とは、目的を具体化し水準を明らかにしたものと定義され、目的は日々の業務を遂行するにはわかりずらいため、数値化などを設定したのものとしており、目的と目標は切り離せない関係だと説明している

    目的を建てた後の6つのステップ
    1.目的を書いて共有
    2.意味のある数値を決める
    3.境界条件を広げる
    4.解決先の前に重要な課題を抽出する
    5.解決先を立案する
    6.具体的な計画を立てて実行する

  • ビジネスにおける目標の設定方法がメイン
    目新しい情報があるように思えなかった。

  • 目的は3つの時間軸で考える
    短期:数字(どの製品が?など)
    中期:バランス(3C)
    長期:夢(大きな市場変化、自分の想い)

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著者プロフィール

山梨 広一(ヤマナシ ヒロカズ)
1954年東京生まれ。東京大学経済学部卒業。スタンフォード大学経営大学院(経営学修士)修了。富士写真フイルムを経て、90年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。95年からパートナー、2003年からシニアパートナー。小売業、消費財メーカーおよびその他業界の企業の戦略構築や組織変革、マーケティング、オペレーション改革など、マッキンゼー日本支社において最も豊富なコンサルティング経験を有する。2010年から2014年まで、東京大学工学部大学院TMI(技術経営戦略学専攻)で「企業戦略論」の講座を指導。2014年、マッキンゼー退社後、イオン株式会社執行役を経て顧問。2016年から株式会社LIXILグループ取締役、東京都顧問、マッキンゼーシニアアドバイザー。著書に『プロヴォカティブ・シンキング 面白がる思考』、『シンプルな戦略 戦い方のレベルを上げる実践アプローチ』(以上、東洋経済新報社)、『マッキンゼーで25年にわたって膨大な仕事をしてわかった いい努力』(ダイヤモンド社)、『3原則 働き方を自分らしくデザインする』(SBクリエイティブ)などがある。

「2017年 『必ずできる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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