- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799110423
作品紹介・あらすじ
世界で活躍する書道家・武田双雲の集大成!いまの閉塞感がある世の中で、一番必要なのは「感謝」ではないか? たしかに「感謝が大事」ということはいろいろなところで言われていますが、大切なのは、その「感謝」の力を多くの人が使いこなせるように、理論と行動原則を交えてわかりやすくご紹介することです。目の前のできごとの解釈を変えて、感謝をもってヒト・モノ・コトと接する。それだけで人生は簡単に変わります。自他ともに認める「感謝の達人」武田双雲氏に、感謝を習慣にして人生の幸福度を上げるための30のことを語りつくしてもらいました。難しいことは何も必要なし!シンプルで究極の1冊が誕生!
感想・レビュー・書評
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戦争や災害など苦しんでいる人がいる一方で、何不自由ない生活を送れている。仕事もあるし、あったかくして毎日眠れている。こんな豊かな生活が送れているのは当たり前のようで当たり前ではない。本当にありがたいことなんだなぁ。
と、最近特に感じる「自分が今ここにいることへの感謝の気持ち」を、お世話になっているまわりの人にどう伝えればいいのかわからなかったので読んでみました。
もちろん仕事やプライベートで関わる人たちに「ありがとう」を言うのは感謝の一丁目一番地なのですが、普段何気なく使っている道具に「お借りしている」という感覚で向き合ってみたり、お金やゴミなど「手放すモノ」にも感謝の気持ちを持つ習慣を身に付けたいと思いました。
さらに自分自身にも感謝する。1日1回でいいので、鏡に映った自分に手を合わせながら「ありがとう」と言う。私を大切にできるのは私だけ。
所作の重要さも興味深いです。
「手を合わせる」「礼をする」というていねいな 所作は、呼吸を深くして「気」を整える効果があるそうです。
また、茶道などの所作も行為自体にエネルギーを生み出しているとのこと。
自分の日常の行動やモノの扱い方にも気を使うことによって、「当たり前」へのありがたみを感じ、感謝を表すことができるとわかりました。 -
良いこと書いてあるなーと読みながら思っていたけど、少し日が経ってこの感想を書こうとしてる今、何が良かったか、どこが印象に残ったか、思い出せないでいる。。
必要とする言葉は必ず残るから、今の自分にとってはそこまで必要ではなかったのかもしれない。
ただ、良い言葉だな、良い考えだな、と思った箇所は確かにあったから、またいつか読もうかなとは思う
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人生がポジティブに動き始める魔法の口ぐせ。感謝を数え出すと幸せが増えていく。世界で活躍する書道家の集大成。【目次】
Prologue 「感謝」は技術で手に入る
第1章 日常の景色がガラッと変わる「ありがとう」の奇跡(感謝の言葉が、感謝にあふれた人生をつくる;「先出し感謝」をしよう;自分を神社化しよう;「楽」を選ぼう;「ありがとう」と3秒だけ口に出してみよう)
第2章 自分のまわりが“好きな人だらけ”になる考え方(「感謝空間」に身を置こう;もしも、どうしても嫌いな人がそばにいたら?;いつも「みんなのおかげ」でいよう;人と比較しよう;経験を積むほど、感謝をしよう;いつも「和顔」でいよう)
第3章 毎日が“幸せであふれる”シンプルな習慣(「感動体験」をしよう;身のまわりの道具にお礼しよう;手を合わせよう;ていねいな所作をしよう;SNSで感謝の投稿をしよう;わざわざ紙に書き出そう;「呼吸」で自分を整えよう;布団を感謝装置にしよう;食事の時間に心を込めよう;掃除を神事にしよう)
最終章 良いことばかりが降りそそぐ“感謝”の技術(感謝のレベルアップをしよう;「フェイク感謝」からはじめよう;不安なときは、未来に感謝しよう;キョロキョロしながら歩こう;感謝は、感じた瞬間に伝えよう;ライフスタイルに感謝をしよう)
Epilogue あなたは、この世にひとつしかない最高の作品 -
「感謝は技術」と言い切る部分が清々しい。
私自身も感謝は技術だと感じる。
人は、言葉、脳、行動の順に動くようにできている。そのためどのような人生(例えば感謝に溢れる人生)にしたいのかは自分自身にどのような言葉をかけるのかによって決まる。幸せに生きると言う事は案外簡単なものなのだ。
簡単な例として本書に合った内容は、オムライスが食べたい時にレストランに行き「カレーライスください」と言ってもオムライスは食べられない。オムライスが食べたいのであれば「オムライスください」と言う必要がある。ただそれだけだ。自分が欲しい物を素直に言葉に出すだけ。ものすごく簡単だ。
生活の中で気が合わない上司や話を聞いてもらえないパートナーなど人間関係に何らかの不満を持っている人は多い。そんな時は本書にある以下のように考えると自分の言葉が変わっているはずだ。
ある統計によると、人が一生のうちに接点を持つ人の数は約3万人だという。世界の人口を70億人とすると、その人と出会う確率は0.000004%ということになる。こう考えると出会いは奇跡である。
これを知ると、初対面の人と出会ったとき、自然と感謝の言葉が出てくる。なにせそれ自体が奇跡なのだから。
そして感謝の言葉を口にすると、相手も笑顔になりその場の雰囲気も明るくなる。さらに良い関係性を築くことができれば、トラブルは起きにくくなる。自分から先に感謝の言葉を伝えることで、自分は心地よく、相手と築く関係性が一段と良いものになるはずだ。
過去に1日ありがとうを100回言うと良いとあり著者はそれを目指して言っていたようだ。ただ言わなければならないと考えて苦痛になり挫折をしてしまった。
そこで対象を人だけでなく物にも広げ気軽にありがとうを言うようにした結果すべてのことにありがとうと自然に言えるようになったとある。
私は1日100回ありがとうを言おうと思った事は無いがモノも「ありがとう」や「ごめんね」と人と同じように接している。
身の回りにあるモノすべては自分自身が選んで手に入れたモノたちで、そのモノたちに日々自然と感謝の思いが湧く。それを当たり前のように言葉にしているだけだ。
本書を読みながら私自身の人生を振り返って面白いように自分の望んだ人生となっていると感じる。これも自分が欲しいモノやコトを感謝とともに言葉に出しているからなのだろう。
神社やお寺に行った際に手を合わせて感謝をする。神社やお寺の気が良いと言われるのはそれぞれの思いや言葉がポジティブなエネルギーだからだろう。
それはお寺や神社でなくてもよく、自宅で自分自身に手を合わせるそれだけで良いと著者は説く。
更に、毎日鏡を見てそれに映った自分に感謝をする。私自身は鏡を見たら反射的に笑顔を作るようにしている。以前は意識をしているやるようにしていたが今では反射だ(笑)
言葉だけでなく行動からも感情は動く。楽しくなくても笑顔を作る事で楽しい気分・温かい気持ちになる。感謝と合わせて笑顔も意識できると良い。
最後に「他人と比較しよう」と著者は言う。他人と比較する事は良くないと世間では言われており、私自身も他人と比較することで過去疲弊していた。そのため「他人と比較する?」と思ったが、内容に納得した。
例えば背が低い人を見た時に自分は背が高いと初めて認識できる。そのように他人と比較することで自分の強みや良さを理解するようになるのだ。
避けたいのは他人と比較することで優越感や劣等感を抱くこと。そうではなくただの違いを知る事にフォーカスする。
私自身も最初はとりあえず「ありがたい」「感謝」「ついてる」など何でもいいから言っていた。
著者も最初はフェイク感謝で良いと言う。
それを言い続けることで言葉、脳、行動のように実現していくことを実感できるだろう。
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ジャンル:自己啓発・マインド
出版社:すばる舎
定価:1,430円(税込)
出版日:2022年07月04日
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武田双雲(たけだ そううん)
1975年熊本県生まれ。東京理科大学卒業後、NTTに就職。約3年後に書道家として独立。音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーション、斬新な個展など独自の創作活動で注目を集め、 映画「春の雪」「北の零年」、NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、世界遺産「平泉」、スーパーコンピュータ「京」、「美空ひばり」など、数多くの題字、ロゴを手がける。また、フジロックフェスティバルや、ロシア、スイス、ベルギー、ベトナム、インドネシアなど、世界中から依頼を受け、パフォーマンス書道、書道ワークショップをおこなうとともに、2013年には文化庁から文化交流使に任命され、日本大使館主催の文化事業などに参加。海外に向けて日本文化の発信を続けている。2017年には、身体に優しいオーガニック食材や発酵食品を使った店舗のプロデュースを手がけ、湘南に「CHIKYU FARM TO TABLE」を、翌年には浅草にCHIKYUの姉妹店「MISOJYU」をオープン。2019年には、元号改元に際して「令和」の記念切手に書を提供。2020年3月末には、20年間主宰した書道教室「ふたばの森」を閉講した。近年は現代アーティストとして創作活動をおこない、スイスのArt Zurich、VOLTA BASEL、ドイツのGallery Duruduru及びArtriun Birnbachなどに出展。代官山ヒルサイドフォーラム、三越・大丸松坂屋百貨店・GINZA SIX・伊勢丹等でも個展を開催している。著書は、ベストセラーの『ポジティブの教科書』(主婦の友社)など多数。
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flier要約
https://www.flierinc.com/summary/3164 -
・目の前にあることに感謝することで、自分と周りの人が幸せになる。
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感謝は無限の可能性を秘めている。そう感じた。
当たり前なものはなく、どこかしらに感謝すべき点は存在する。
特別なことが起こった時にに感謝するのではなく日々の小さな出来事も奇跡の連続であり、それに感謝することが大切なことなのだと感じた。 -
ありがとう!この5文字にはすごい力があるんだと再確認した。
人生を前向きに生きるためには、忘れちゃいけないこと。簡単なことだけど、この5文字を意識するだけで、人生が前向きに転んでいくようなきがする。
感謝の技術を身につけると。未来が変わってくるような気がします。
さぁ、明日から実践しよう。 -
この本を書いてくれた双雲さん、ありがとう。届けてくれるのに関わってくださった皆様、ありがとう。
確かに、身の回りだけでも感謝してもしつくすことはないでしょう。そのことが自分自身に与える影響がどれほど大きいことなのか、当たり前と思うことなく丁寧に毎日を過ごしていきたいと感じます。