上司のルール (リチャード・テンプラーのRulesシリーズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2012年1月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799311196
作品紹介・あらすじ
1人でも部下ができたら読む本。部下も自分も育てる100のリスト。
感想・レビュー・書評
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ジュニアマネージャーからCEOまで上り詰めた著者のノウハウが綴られた、中間管理職に向けた経営管理についての一冊です。
転職を繰り返してきた著者の勇気と国柄が日本に合うかは不安ですが、様々な環境で得た教訓は大変有益に感じました。
100のルールに纏められていて、簡潔明瞭な文章ですらすらと読み進めることができます。
当たり前と思えることも多くあるのですが、当たり前を貫き通す姿勢は十人十色の職場で一番難しいのかもしれません。
管理者として、指導者として、何ができて何をしてはいけないのかを考えさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
その仕事が社会にどう貢献するかを語る
自分の仕事が社会とどうつながっているのかを理解させること
自分は有意義な仕事をしている社会に貢献しているんだと確信させることが大事
自分の後継者を育てる
いつかあなたの席に座るのは誰だろう
その人材を育てるために何を教えたらいいのだろうか
ルール違反者を見逃さない
判断基準を明確にしこから先はダメときっぱりいるのがいい
絶対におおめに見てはいけない不適切な振る舞いに対して断固たる態度を取ってこそ上司なのである
やめさせる覚悟を持つ
基準に達しないメンバーはいつでも辞めさせると言う覚悟をしておこう
新人に何を期待してる子最初に知らせる
当初から自分が何を期待されているのか知らされていたほうが身のためだ
いい仕事をした部下をみんなの前で褒める
君のか君のおかげで助かったと生身の人間の言葉で伝えるのがいい
会社の愚劣なシステムを弁護しない
会社にはどこにも無駄なシステムがたくさんあるだろう。
そのシステムに限っては弁護をしないことだ
新しいアイデアが常にできれる環境作る
全員が毎週1つずつ持ち寄る1年経つ頃には個人用にしろチームようにしろかなり多くのアイディアが溜まっている
問題を訴えるだけでなく解決策を用意するよう求めるまず部下に解決策をエステから問題が何かを自分があてる
懸命に働く
誰よりも早く出社しよう、今まで以上に早く出勤しよう
整理整頓をする
熱心に働く
徹底して効率を上げる
まずは仕事終わらせよう
先のことを考える
1週間に30分だけ時間を割いて先の計画を考えて欲しい
達成可能な自己目標を立てる
自己目標を設定するのは自分が成功したかどうかを判断するためだ
去年はどうだったか
俺前はどうだったか
自分の目標と比べて今はどうなのか
長期経過から見ると今どのあたりにいるのか
困難であっても達成できるような現実的であっても少し悪のするような目標を立てることが良い
野心は腹の中に留めておく
素敵な計画をして確信していたにも責任を持って懸命に仕事に打ち込んでいるという姿勢を貫き通すことだ
不要なルールは廃止する
ありとあらゆる仕事を検討しなおし不要なものは全て除去し円滑かつ迅速に働けるようにするのだ
なぜこんなことをするのだろう、このやり方をどうしてするのかこういう目で見直せばきっとガラクタの山が見つかってそれを除去できる
失敗から学ぶ
何が悪かったのかを分析しなぜ悪かったのかを部下や同僚上司と検討していると同じ間違いを犯さないように対策を講じるのだ
過去のやり方を捨てる
変化に対して迅速かつ巧みに提供するのが優れたマネジメントだ
自分の健康に責任を持つ
とにかく健康管理は後回しにされやすいが実は今すぐやるべきことである
顔を上げる
顔を上げると言うのはプラス思考
問題にぶつかったら絶えず顔を上げろと繰り返し自分にいいい聞かせることを指すばかりではなく体の姿勢そのものもさしている
ときには潔く負けを認める
引き際を見極めよう
プライドが傷つくことも意見を損なうこともなく口笛を吹きながら退却するのだ
いなければ困る人間などいないと覚えておく
誰が仕事を辞めようが影響は全くないその仕事をするのは何もう私たちでなくてもいいのだ
不平を言うな仕事を楽しめそれが無理ならやめろ
最悪の場合の準備をし最善の結果を期待する
緊急対策や避難ルートを入念に計画し危機管理の手順や行動をしっかりまとめ交代要員を学び大変え財源を確保しておくことだ
会社お会いする
素直に会社を褒めよう
上司の悪口を絶対に言わない
他の上司をけがさない
同僚や他の部分他の部署の人間について批判したり推測でのものを言ったり愚直をしたりしてはダメだ他人の悪口を言うのは自分の欠点を内堀にするようなものだ
得意なことに専念する
あなたは自分が専門に行う仕事を学び徹底的に腕を磨くのが1番との仕事は他の人間に任せればいい
常にフィードバックを求める
相手に自由に発言してもらうことだ意見には素直に耳を傾け手で良いまた仕事続ければいい
礼儀正しく人に接する
力正しくするとは丁寧で温かみのある人間らしい態度思いやりを持って人のために役に立とうとする友好的な態度を取るということだ誰に対しても常に快活な楽天的な態度で接していると相手も同じような態度をとるしかなくなる
正直に本当のことを話す
部下の1日は仕事だけど笑のではない家に帰れば普通の暮らしが待っている
思うような成果はあげられずあげられそうになくてもごまかしをせずに打ち明けることだ
評判の良くない製品について聞かれた場合には考え方を工夫しなければならない
自社製品の欠陥に目を塞がない
見て見ぬふりをしても割に合わない必ず明らかになるからだ
あらゆる手を尽くして結果を隠すのは時間の無駄と女子 -
自分が上司としてどうなのか、
客観的に評価するのは本当に難しい。
そういう意味で、
「ルールとしてリスト化している」
という視点がとてもいいと思う。
ただ、正直なところ、
無理やり100項目挙げた感じは否めない。
100という数にこだわらなければ、
もっとシンプルでいい本になったのでは、
と感じた。
この本を参考にしつつ、
自分なりのルールリストを作ってみよう。 -
近くに置いて見返すとより腹に落ちやすいかもと思われる一冊。
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リーダーのルールが100まとめられている。翻訳があまり上手くない。定期的に目を通してみると良いと思う
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著者は、旅行代理店、スーパーマーケット・チェーン、レストラン、カジノ、大学自治会など、幅広い分野で30年を超えるマネジャー経験を持つ。2003年に出版社を創設し、わずか4年で「イギリスで最も成功した出版社」と呼ばれるまでに育てあげた。
著書に「人生のルール」「上手な愛し方」等がある。
世界を動かすのは上司である。われわれは未来の担い手であり、そこに活気や刺激を与え、正しい方向へ導いていくという特権を持っている。
本書には、部下の面倒などみたくない、と思っている上司に是非読んでもらいたいヒントがいくつかある。これらを頭に入れれば、らくらく仕事がこなせるようになる。自分の仕事が素晴らしく思え、業績を積み重ね、万事うまくいくこと請け合いである。
本書の構成は以下の2部構成でルールを紹介している。
①パート1 部下を育てる
②パート2 上司力を磨く
本書で紹介されている上司のルールは100にも及ぶ。
それは全てが大切なことである。
著者は、自分にあった項目を行えばいいと言及しているものの、それは間違いではないものの、行動まで起こさないまでも、背景として理解しておくべきことはたくさんあった。
紹介されているのはどれも真新しいことは書いていない。しかし、基本に立ち返れば、本書での100のルールは実務にはなくてはならないものだということは、少しの経験の中からそれは明白である。
上司らしさ。上司のルールとは何かということについて周りにメンターがいなくても一人のメンター的扱いとして本書を手元においておきたい。 -
予想通りの内容でした。
ルール90が今の自分にもう一度肝に命じないといけないルールかな?(^^;; -
【504】
部下も上司もいない状況だが読んでみた。
あらためて反省してみると、いい部下じゃなかったなぁと。
細々としたところが、のちのち参考になりそうなのでちゃんと読み返す。 -
部下に解決策を言わせて問題を当てる。部下が憧れる手本になること心がける。有力者に気に入られるには側近と知り合いになる。