最強のNo.2 (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.22
  • (11)
  • (19)
  • (37)
  • (14)
  • (4)
本棚登録 : 335
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799313114

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 転職したてで気持ちを上げたい!と思い手に取りました。
    久しぶりの曽山さん。
    やっぱり私のエナジードリンクのような存在です。笑

    わかりやすいし、
    言ってることは確かにという
    当たり前のことも含まれますが、
    これが私みたいな人間には難しいことも多く、
    定期的に読みたくなる一冊です。

    下記、私が付箋を付けた備忘録です。
    -------------------------
    ・自分がやりたいという明確な意思、周囲も認める実績、相手の意見をきちんと受け止める謙虚さだ。これらがあれば、どんな自己主張でも成長の機会につながっていく。

    ・「結果を出す」、「最後までやり抜く」という、いい意味で愚直な覚悟を持っているか。

    ・否定的な言動はできるかぎり我慢する。
     悪口や不満などのネガティブは、文字や言葉にすると、すぐに広がっていく。ネガティブは伝染病。発信は脳に定着し、組織の中で蔓延するものが。

    ・経営の期待が先、自分の希望は後という自分の行動優先順位を決めている。

    ・上司のセリフをそのまま使う。

    ・仕事で徹底的にアウトプットして、上司の期待に応えていく。

    ・論理と感情はセットで考える。
     私は人事の仕事においても白けの排除つまり、現場のメンバーが白けるような環境や制度をつくらないように努力を続けている。

    ・人の話は聞きすぎるぐらいがちょうどいい。

  • 会社は、一人では成し遂げられないような大きなことを仲間と実現するための場所。
    素直さとしたたかさを持ち合わせた、最強のNo.2になることが肝。
    ※肩書きがNo.2というわけではなく
    【誰かにとって「必要不可欠な存在になる」】ということ。メンバー、上司、経営者、つまり会社にとって必要な人になれば、それは社会にとって必要な人となる。

    0.02 ANDの才能 を磨け
    AとBどちらかを選ぶのではなく、両方を手に入れる方法を見つけ出す。
    会社AND自分 NOT 会社OR自分
    会社のために自分を犠牲にするのではなく、
    会社の仕事を通じて自分を生かす。
    突き抜ける人はその両方の実現を考えている


    2.01 決断経験を重ねろ
    成長スピードが速い人は決断経験をを重ねている
    ※大事なのは結果を出すことで、決めたことをやり抜くことはあくまでも手段でしかない。結果を出すためにもっといい手段があるなら、軌道修正していく必要がある。今の時代に求められるのは、正解を選ぶ力より、選んだ後に軌道修正する力だ。何度修正してもいいから、とにかく自分で決めること。


    3.03 No.1とシンクロしろ
    No.1と意思統一する。
    出来るNo.2は仕事の預かり方も上手い。
    そのためにらNo.1のセリフをそのまま使う
    〈てにおは〉を含めた言葉尻まで!
    なぜなら自分の勝手な解釈が入ることで、議論重ねて最終持って行ったときに、ズレが生まれる可能性があるから。
    重要なのは【まず上司のセリフをそのまま伝え、そこにリーダーとしての自分の考えを加える】こと
    上と下のANDをとる


    4.01 自分の強みで戦う
    会社の中では、自分らしさではなく、自分の強みを活かしていくこと。
    らしさを考える時、人はつい理想像とかこうなりたいやりたいの未来のことで考えてしまいがち。でも組織に入ると、個人がやりたいことばかりできるわけではない。だから自分の強みに着目する。
    強みとは?探し方
    →自分が大切にしてきたこと(過去)
    →性格や普段の行動
    →誰かに褒められた一言

    から探して、【決める】。強さは見つけるものではなく、決めていくもの。自分は何で1番になれるのか?

    (わたしは、色んな人と温かく接せれるコミュニケーション力)


    4.03 感情と行動を切り離せ
    嫌な仕事、嫌いな上司に対して、感情と行動を切り離してしまう。
    好きならば問題ない。嫌いな感情が生まれてしまった時に、いかにそれをプラスに持っていけるか。嫌いな感情との向き合い方は、それを無理やり好きになるのではなくて、感情と行動を切り離す。
    そして、上司の期待に応え続ける。
    具体的には、上司の「ここは外してほしくないんだよなあ」というキモが何なのかを意識してアンテナを立てておくこと。
    例えば上司が「このmtgは欠席してほしくない」というメッセージを発していたら、とにかく優先させる。お客様とのアポなど外部の時間で融通が効かない場合には、そのmtgの時間をずらすことを直訴してでもいいから、両方実現させる。上司にとって、いてほしい時にいない、部下全員に伝えたつもりが伝わっていないという状況は、見えないストレスになる。
    もし上司の外して欲しくないポイントがわからなければ、「自分に対して、ここは外して欲しくない点、大事な点ってありますか?」と改めて聞いてみるのも良い。


    4.05 「受け止め力」を鍛えろ
    「素直さ」は大切だが「単なるイエスマン」であれということでは決してない
    上司の指示や依頼には、まず全力で「イエス」で受け止める。この段階では「イエスマン」でいい。
    一旦受け入れた上で、行動する時は自分の頭で考える。自分の解釈をしてアウトプット。違うと思ったことはこっそりやらずに別のやり方で示すのも一つのテ。
    進化できる人は【受け止めることと行動することを分けている】だからこそ上司に言われたこと以上のアウトプットを出すこともできる

    やる前に言葉で反抗せず、やってみて意見を述べることが大事!!!
    まずは指示やアドバイスをいただいたことに対するお礼は必ず伝え、行動した結果を伝える。
    信頼関係を構築する対話、3ステップ
    ①受け止める ②行動する ③反応を返す


    4.07 信頼残高を増やせ
    会議にいつも2.3分遅れる
    提出期限を数時間守れない
    資料の出来が期待したへレベル以下

    ささいなことだが、こういう人を信頼することはできない。マイナスイメージを返上することは思った以上に難しい。当たり前のことができているか?普段の生活の中で、信頼残高を減らさない。


    4.08 ホウレンソウで期待を超えろ
    何かを頼まれた時。『2割報告』が役立つ。
    上司に依頼された翌日に、2割できた段階で報告に行くというもの。二割報告に行って嫌なことは一つもない。足りない時はアドバイスをもらえるし、それなりに形になっていたら褒められる。
    このように早い段階で期待を上回ることを「初動サプライズ」と呼ぶ。「あ、もう動いてたんだ」といったように、たとえ同じ出来でも、それが早ければ早いほどポジティブな驚きとなり、そのタイミングで信頼度は大いに高まる。
    ホウレンソウは毎日でもいいくらい。上司との関係に慣れるまでは、「ホウレンソウ多すぎるからもっと減らして」と少し煙たがられるくらいが合格ライン。
    全く報告に来ないで勝手に仕事を進める部下と、毎日報告にきて進捗が常にわかっている部下。話す頻度も含めて、どちらの部下の方が良いか?
    毎日なんて忙しいのに迷惑だと思うかもしれないが、後でレベルの低い仕事を見せられる方がずっと迷惑だ。早い段階の修正なら、1分で済む。
    上司の信頼を得るためにも、完璧でなくていいので、できるだけ早め早めに報告に行く。そうすることで、10割の段階で報告に行った時に全てやり直しなんてことはなくなるし、最終的には上司が求めていたより良い資料に仕上がるはずだ。
    ホウレンソウだけで上司の期待を超えることができる!!

  • 人事という機能をクリエイティブにしてる。
    AND思考とかなかなか、全体最適を求められる人事が正面切って言えないよなぁとか思ったり。

    経営人事で会社を強くするって本気で考えてて、
    カッコいいわ。
    #ソヤマン

  • シンプルに成果を出す人は、素直な人。そして愚直なままに進んでいける強さを持つ人だというのは確かになと感じた。

    後自分がそうだなと思ったが、プロフェッショナルは目の前の仕事を好きか嫌いかは置いておいてやり抜くと決めているということ。この間あるCLで感情的になりやりきれないことがあった。未熟さを実感したのとともに、この本でいう出すべき成果は何かという問いを持ち行動したいと思う。

    後最後についていくNo1を決めるという話は良かった。それが経営者でなくてもよい。自分がついていきたいと思うNo1を決める。ついていく人を今なのか今後なのか決めていこうと思う。

  • ■会社で突き抜ける人の3つの姿勢
    ?自分の中に問いを持つ?ANDの才能を持つ?とことん素直でいる

    ■視点を上げる3つの視点
    ?決断経験?意思表明?大きな志

    ■視点を上げる3つの決意
    ?覚悟ある愚直さ?健全なしたたかさ?ネガティブの我慢

    ■視点を上げる3つの処方箋
    ?自分の考えを発信する?相談相手を持つ?成果から逆算する

    ■会社の成果を生み出す3つの基礎力
    ?目標力?役割力?評価力

  • ・伝えなければ、伝わらない
    ・感情を切り離して、自分が出すべき成果に愚直なまでに進んでいける強さ
    ・場所を変える前に自分の意識を変え、愚痴を言う前にやり抜いてみせる
    ・強みは見つけるのではなく、決めて行くもの
    ・自分自身で変化することを習慣づけて、仕組み科化すること
    ・誰かにとって「必要不可欠な存在になる」
    ・「きちんと評価されていない」とこぼす人ほど、意思表明が少ないものだ
    ・目線の高い人を付き合うこと
    ・自分の仕事を面白くすうる一番の方法は、求められている成果を出して、認めてもらうこと
    ・会社の利益を上げることが必須
    ・他社には共感を、自分には自信を持つ
    ・メンバーに役割を提示する
    ・どこに体重を乗せるべきか

    【感想・コメント】
    サイバーエイジェントの人事本部長の方が書いた本。
    わかりやすいし、会社で成功したい人にはすんなり入ってくると思う。

  • 社会人入門のような内容だった。初歩的であるがゆえに、こんな当たり前のことが出来ていないのかと落胆した。

    特に、「上司にとって必要な存在になっているか?」という問いが刺さった。そもそも純さんが僕に現在期待していることが不明なので、必要性あるのか不明なことが判明した。僕が純さんに期待することは「ビジネスの当たり前を教えてくれる」と明らかなので、一方的関係になっているかもしれない事実に驚いた。

    • モナさん
      純さん→俺への期待
      ①しみるメシプロダクトオーナー
      ②採用責任者
      ③経営者
      純さん→俺への期待
      ①しみるメシプロダクトオーナー
      ②採用責任者
      ③経営者
      2018/10/04
  • "CA取締役・曽山さんの本。

    こうやって意識を高く、ビジョンを掲げて生きるのだ!という事が体系的に書かれていて、
    しかもとても分かりやすい。各項目が3つの要点で出来ているのも、重要な部分がフォントと色が違うのも、さすが営業出身と言わんばかりの説明の上手さ。

    ---------------------------------

    ◆「自分が何をしたいか」ではなく、
    「自分は組織において何を為すべきか」という組織視点の"問い"を持つことが
    成長スピードを早め、成果を出す人の共通点。

    また、成果を出しているのに周りが認めてくれない…と嘆く前に、
    "成果を正しくアピールする事"も大事。
    「伝えなければ、伝わらない」のである。

    これを成し遂げたい!という"大きな志やビジョン"を持つことで、
    人を巻き込み・動かすことが出来る。
    スケールの大きな目標を持つ。
    「世界最高の自分は、どんな人か?」
    「もし自分が世界史に残るとしたら、どう書かれたいか?」

    ◆自分の考えを発信しているか?
    ・言語化することで"考える習慣"がつき、
    ・整理した考えを発信することで効果は更に増す
    ・そして、発信した人にだけ"反応"という情報提供が増え、より多くの情報が集まる。

    ◆目標を行動につなげる
    SMART思考法では多い!という人は以下の3つでも良い
    ・第三者が評価できること:自己満足で終わらせない
    ・期限を設けること:後回しにしない
    ・数字で語ること:気持ちだけで終わらせない

    ex)
    「売り上げ○○円を達成する」
    「○月○日までに〜〜ができている」
    「新規開拓を""30件""やる」

    ◆メンバーを持った時に重要な3つのポイント
    「目標力」:ゴールを明示する力
    「役割力」:ゴールに向かって、どのような使命を果たすかを提示する
    「評価力」:継続的な成果を生み出してくれる

    評価力の中で最も効果的なのが、"ほめる"
    1.直接ほめる
    2.みんなの前でほめる
    3.自分の上司にメンバーの活躍を伝える

    できる上司ほど、率直にフィードバックしている
    良いことは良い、ダメなことはダメとはっきり言う事が大事

    ◆成果を倍増させる巻き込み力
    曽山さんが考える人脈=「電話一本でお願いできる関係」
    "この人と組んだら楽しい・得だ"と思わせることができれば、ビジネスの人脈は広がっていく
    社内・社外問わずこうした人脈を作っておくと、出せる成果の大きさが変わる"

  • サイバーエージェント人事取締役の曽山哲人さんのキャリアとサイバーエージェントに於ける考え方をベースにした、普通のビジネス書。

    内容として真新しいものはなかったが、上記の曽山さん(恐縮ながら、ソヤマン)の働き方とサイバーエージェントでの人事の大枠といったものは理解することが出来るかと思う。

    曽山さん自身が心掛けていたこととして本のタイトルがあるが
    【最強のNo.2】が意味するところは職位的な、副社長や人事が経営で2番目に大切だとかそういう形の物ではない。

    マインドセットとして、最強のNo.2であることの重要性とそのためのステップをビジネス書らしく書かれているが、
    その言葉の意味するところは最強の右腕、という言い方で表せる。
    右腕は決して、メインで先頭を走る経営者ではないが、いなければならない存在、を意味している。

    またNo.1という人物は必ずしも経営者である訳ではなく、各自がこの人にならついていけると感じたとき定めるものとしている。

    それが曽山さんの場合は結果として藤田さんであった。

    上記にもあるが内容としては特別なものは多くなかったが、簡単に目次よりまとめさせていただくと

    ①会社と社会で突き抜ける(自分の成長AND会社の成長)
    ②選ばれるのではなく選ぶ(市場、会社、人)
    ③視点の高さを維持する(周りの優秀な人、それでいて自分で意思決定しているか)
    ④最強のNo.2になる(No.1を探す)
    ⑤できるヤツだと思わせる(自分は何で一番になるのか、上司にとって必要か)
    ⑥より大きな成果を生み出す(企業という組織にいるのは複数の方がより大きい成果を生めるためである、成果の定義をする、メンバーとコミュニケーションがとれているか)

  • 曽山氏の考えを把握できる書

全34件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

サイバーエージェント取締役人事統括

「2017年 『強みを活かす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

曽山哲人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×