サヨナラ自転車

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.61
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本棚登録 : 89
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799314418

作品紹介・あらすじ

抱きしめていい?…最後に、一度だけ。横須賀北陽学園高校2年、亜優・俊輔・拓己は幼なじみ。いっしょにいる時間はいつも楽しくて、せつなくて、哀しくて…。電子書籍大賞2013エブリスタ特別賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • ドロドロしたとこがあまりなく、ホントに切ない純愛の本にゃん
    幽霊さんが出てくるので、現実ぽくないけど、なんか一番ありそうな純愛本だにゃん
    にやん的には、結局好きかも

  • 切なく甘い。青春。

  • 亜優、俊輔、拓巳の関係性羨ましいなぁと思った。こんな学生時代を過ごしてみたかったもんだ。

    幽霊化した俊輔については色々ご都合主義だったのはご愛嬌(笑)
    しかし、犯人が宗方先輩のお母さんだったなんてな。てっきり本人かと思ったわ。
    だけど、亜優と同じ。俊輔を可愛がってたし、あんな話しぶりから犯人な訳ないよな。

    芹香は、日南子が看破してた通りの子だったな。自分もこの手のタイプは苦手。計算してないようで計算してんだよね、この手のタイプは。ただそれがしてないように自然に見えるだけ。
    所詮は拓巳が疑われたから諦めるくらいの感情だったってこと。ただ、あの三人の関係性が、拓巳と亜優が羨ましかっただけだ。

    俊輔が死んだからとはいえ、拓巳とくっついて良かった!
    拓巳は抑え過ぎだよ、もうっ。もっと我儘になっても、もっと自分の欲を出して良いのに…!
    あんな抑制するタイプの子が好きな人とくっつけるのはいつでも堪らない。
    拓巳の野球からサッカーへの転向秘話には笑った。可愛い。
    亜優のカミソリパスないす(笑)
    好きな子に褒められたら頑張っちゃうよな、うんうん。

    青春を感じさせてくれる本だった。この人の他の作品があれば借りてみよう。

  • 三角関係青春群像劇…というくらいの前知識なしで読んだのでイロイロ驚いた。
    読後感はさわやか。
    海のくだり、サッカーをはじめたくだり、女子マネのくだり、間取りのくだり、にやにやと読んだ。

  • おすすめを貸してくれた本
    幼なじみ高校生三人の微妙な三角関係
    わかりやすくありきたりっちゃありきたり?
    イケメンサッカー部の男の子
    で、ひとり死んじゃう
    女の子がTHE女の子でなんかむかつく(笑)
    でももっとオンナノコでむかつく女の子が出てくるから主人公にむかついとるようじゃわたしの器が小さいことに…

    死んでもふつうに何回か現れる

    都合がいいというかなんというか
    ずるい主人公
    そうそう
    なんかずるい(笑)

    まぁでも面白かった…かな?

  • 青春だね〜。

  • 幼馴染の亜優・俊輔・拓己は色違いの自転車を買うほどの仲良し。
    絶妙なバランスで保たれていた3人の関係が崩れかけたのと時を同じくして、
    俊輔が自転車事故で亡くなってしまう。
    3人でずっと一緒にいられると思っていたのに…。
    3人で過ごしたキラキラ光る青春と
    残された2人が悲しみを乗り越える物語。

    少女漫画のような小説でした。
    定期的にこういうキュンキュンするものを摂取したくなるのですが、
    この本はそういった意味で大正解でしたねー。
    亜優が羨ましいわ。本当に。

    少しミステリ要素もあって、最後まで楽しんで読めました。
    ファンタジー要素はくどくなってしまうので不要だったかな。
    面白かった、以上の感想はありません。
    娯楽作品なので…。

  • 小学生から仲良しの3人組。
    高校生になっても相変わらず仲良し。
    女子ひとりに男子二人だからのバランスの良さなんだろうなぁ。
    これが、女子二人に男子ひとりは……うーむ、ないか。
    恋愛感情もあるんだけれど、思いやりというのもあってジーンときちゃう。

  • ぼろぼろ泣いた…

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