こうして魔女は生きることにした。 (ノベライドル)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2015年5月23日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799316818
作品紹介・あらすじ
真矢月乃は、中学卒業間際の春に塾の同クラスの男子から交際を申し込まれる。彼、滝鯉太郎は「魔女」と呼ばれる現役作家であり、自身の恋愛小説の題材として月乃を選んだのだという。ひねくれながらもストレート。月乃と鯉太郎。二人の視点を行き来して語られる、どこかすがすがしい青春ラブストーリー。
感想・レビュー・書評
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「滝くんはどこでても生きていけそうね」
「まあね。俺のいるところが、世界だ」
薄ら笑いにしっとりと滲む、傲慢。たった一言であっても、むせ返りそうなくらいに匂い立つ、自信。
(P.124)
つたえたい、と思う。つたえられる、と確信する。
己が何者であるか、を思い出す。
「瑞季野の魔女は、――嘘は吐けども約定を違えはしない」
授けられた流儀のままに、俺は俺として在ればいい。
(P.325)詳細をみるコメント0件をすべて表示
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