人望が集まる人の考え方

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799318690

感想・レビュー・書評

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  • とてもわかりやすく、人間関係の基本❕が書かれており、参考になりました。
    とても大切な考え方だと思いました。
    ぜひぜひ読んでみてください

  • 「あなたは今、他人が求めているものをふんだんに持っている」
    「人間の習性に対する正確な理解(基本原理)」

    先輩ばかりの集団で、上手く立ち回りつつも、ある程度、意見を言わなければならない境遇です。参考になるエピソードや考え方、背景や分析のオンパレードで、とても興味深い内容でした。

    基本的な方向性(人は、受け入れてもらった人に好意的になる)を心得ました。
    今後も上手く立ち回りつつ、説得すべき時に発言力のある自分でありたい。
    なので、明るい笑顔と、普段のコミュニケーションから相手への敬意や愛情を注ぐこと、無条件で受け入れる態度、を今後も心がけようと思います。

  • 『人望が集まる人』...てっきり「明るく」とか「おおらかに」とかそんな感じのことが書いてあるのかと思っていましたが、全然違いました。誰にとっても重要な、人間関係の指南書です。

    人との関わりについて大切なことは人間の習性を理解すること。それは『自尊心』である。相手の自尊心を満たし、自分の要求を受け入れてもらうための原則を身につけることで、結果人望が集まるというわけです。内容は『人を動かす』に似ているかな、だいぶ昔に読んだままだけど。

    体系的に書かれていて、とてもわかりやすかったです。もうすでに理解していることも多かったけど、全然実践できていないこと多々。『人を動かす』とともに定期的に読み返して身につけたいです。

  • ものすごく分かり易い。

    とても重要で、王道で、間違いのないコミュニケーションの指南書だと思いました。

    小学校や中学校の教科書に入れてもいいくらいの纏り方をしています。

    『わかってるけど、できねーんだよ!』
    と言う気持ちになったら一回休憩してまたこの教本通りに行動すれば人間関係は徐々に改善しそうだなと思った。

  • 当たり前のことを言語化、論理的に組み立てるのが億劫な私には、ちょうど良い本でした。 タイトルと中身が少し違うのではないでしょうか。電車の中で読むのは少し恥ずかしいかったです。また読み直す本。

  • 当たり前だけどなかなか実行できていない。様々なコミニケーションの本や自己啓発本に共通して書かれていることを本書でも繰り返し書かれている。この本に書かれていることが1つでも身につけば人生がガラッと変わると自分は確信している。

  • 『感想』
    〇人は自分一人では成功できない。それは一人の力では無理だということと、成功と定義してくれる他人が必要だからだ。だから人との関わり方が重要で、それは実質的な成功とは別に成功という評価を高めてくれる人間関係があるとよい。

    〇他人を変えることはできないが、自分を変えることはできる。ここから相手に評価される自分になること、自分がされたいと思う行動を相手にしてあげることが重要だと分かる。

    〇正直当たり前すぎることが書いてあり、説明を見るのがつらくなるくらいだった。そんな時は章末に用意されている人望が集まる基礎知識だけでも読むといい。

    〇当たり前のことと言ったけれど、その当たり前が頭で分かっても実践できないのが人間。だからこそこういう本に立ち返り、自分の行動を振り返る時間をつくることが大切。

    『フレーズ』
    ・私たちはたいてい他人とのかかわりを通じて成功を収める。幸福をどう定義しようと、それは他人とどんな関係を築くかに大きく左右される。(p.2)

    ・よい人間関係とは、自分が求めているものを手に入れるのと引き換えに相手が求めているものを与えることだ。(p.4)

  • 人間の習性を理解すれば人間関係もうまくいく。
    すべての人は自分が大切で、自尊心・重要感を満たしたく、認めてほしいと思っている。相手のそれらを満たせば人間関係は良くなる。
    まるで鏡のように相手はあなたの行動と態度を反映する。敵意を持てば敵対し、自信を持てば信頼される。
    好印象を抱かせるには、相手に感銘を受けたことを本人に伝えること。
    人を惹きつけるには、相手を受け入れ、相手を認め、相手を尊重すること。
    相手と打ち解けるには、自分から積極的に歩み寄り、相手が友好的だと想定してほほ笑む。
    つまりは、相手を受け入れて素直に接すること、かな。
    99冊目読了。


  • 本文より、
    「成功と幸福をもたらす最大の要素は、人間関係の技術である。」

    人間関係の技術を説くというのは目から鱗だった。
    技術であればこそ、傾向と対策が見えてくる。

    ある心理学者によると、
    仕事ができないから失業した人より、
    他人とうまくかかわることができないから失業した人の方が多いことがわかった。
    つまり、専門技術より人間関係の技術の方が重要である。

    本書は、人々の理想的な行動パターンに関する著者の持論ではなく、
    人々が求めているものに関する正確な研究にもとづいている。


    人間の習性に対する正確な理解が大切である。


    人間関係に悩んだら繰り返し読み返したい本。

  • 長らく積読になっていたけど、ようやく。

    人間関係に悩むすべての人に、何らかの気づきを与えてくれると思います。

    以下、心に留めておきたい点。
    第2章
    自尊心が満たされないと他人に対して批判的になる
    自尊心が満たされれば、他人のニーズに意識が向けられる。

    第5章
    自分が望む「主音」で会話を始める。
    自分の最初の言葉、動作、態度が主音になること。

    第6章
    相手を受け入れる
    自分らしく振る舞う権利を相手に与える。
    他人を変える力を持っている人はいないが、相手をあるがままに受け入れると、自分を変える力を相手に与えることができる。

    第9章
    話を聞く人は利口な人
    「神様は人間にふたつの耳とひとつの口を与えた。話す量の2倍聞くことにあてるよう意図したからだ」

    第12章
    ほめ言葉をかけるとき
    誠実に。大きなことをいい加減にほめない。ささいなことについて本気でほめる。
    相手そのものより、相手の行為や性質をほめる。

    第13章
    相手に注意を与える
    あなたのためを思って言っている、相手の欠点をあげつらって自分の自尊心を満たそうとしているだけ。

    自己分析エクササイズ
    自分の欠点を紙に列挙
    いきなり自分を改造するのではなく、最大の欠点を直す努力をした。一回にひとつの欠点に取り組んだ結果、1年で自分に損害をもたらしていた多くの悪い習慣を直すことができた。


    たしかにそうだよね、と思うことばっかりだったけど、果たしてどれだけ実行できていたんだろう…。
    仕事や友人関係にもいえるし、「一緒にいてきもちのいい人」になれるよう努力してみたい。

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著者プロフィール

レス・ギブリン
アメリカの心理カウンセラー。1965年の米国セールスマン・オブ・ジ・イヤー。人間関係のエキスパートとして知られ、人間の本質に関する深い洞察が好評を博す。セールスと人間関係の達人として多くの企業・個人をコンサルティング。主なクライアントはゼネラル・エレクトリック、ジョンソン・エンド・ジョンソン、PGA(アメリカゴルフ協会)など、多数。全著作の累計発行部数は1000万部を超える。主な邦訳著書に『チャンスがやってくる15の習慣』、『セールスの本質』(ダイヤモンド社)、『人望が集まる人の考え方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

弓場 隆
翻訳家。主な訳書に『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』(ダイヤモンド社)、『うまく いっている人の考え方 完全版』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『一流の人に学 ぶ自分の磨き方』(かんき出版)、『金持ちになる男、貧乏になる男』(サンマーク出版) がある。

「2023年 『慕われる人の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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