社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ 〈 若手でもベテランでもない中堅社員の教科書 〉

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784799328071

感想・レビュー・書評

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  • ・向き不向きは、自分でわかってないことも多い。新しい視点というのは、自分以外の人からもたらされるもの。
    ・一見何も考えられていないような異動・配属であっても、意外に自分の特性を踏まえていることもあるかもしれません。

    本書に出会う前、予期せぬタイミングで異動を告げられどん底に落ちました。
    が、その場で上司から「新しい職場は向いていると思うけどなぁ」と言われたことで、我に返り、おぼろげだった将来への展望も具体的に描くことができました。
    今も新しい職場での仕事は不安だらけですが、あの時そう言われたことが励みになっています。

    中堅向けの本ってあまり多くないので、本書はおすすめです。

  • そろそろ転職後初めての考課時期なので久しぶりに読み直した。
    将来のキャリアについて悩むこともあるが、自分の考えを改めて考え直せる本である。
    10年目と言わず、様々な環境の人におすすめしたい。

  • そうなんです!10年目の壁…こういう本を待っていたのです。30歳も悩み多い世代なんですよね~(自分はとっくに過ぎていますが…)

  • 《紹介と感想》
    本書は仕事に慣れてきた社会人が陥りがちな悩みを解決する手段を提示する。スキルアップやキャリア形成に関する話題だけでなく、職場環境や時代の特殊性といった自分の外側に関する話題や、劣等感や嫉妬のような自分の内面との向き合い方といった話題など、触れている話題は広範であると思う。仕事に対して何らかの悩みがある30代の社会人は一読の価値があるだろう。私も30代に突入し、一読はしておくべきかと思って手にとってみたが、自分にとって大きくプラスになることはなかった。案外自分は順調に進んでいるのかもしれない――ということをある程度客観的に分かった、という意味では一読の価値はあった。

    《メモ》
    ①最初から出来る人はなぜ上手くできたかを説明できないが、最初は出来なかった人はポイントやコツを言語化できる。不器用も悪くない。
    ②水に触れると気分をリフレッシュできる。休憩がてら食器洗いや風呂掃除をするのも悪くない。
    ③新しいテクノロジーは「まず使ってみる」。その後で活用するか距離を置くかを判断する。
    ④3年間同じ仕事をしたら4年目は一歩踏み出すタイミング
    ⑤問題を署名入りで指摘し解決策を提示するのが「評論」。更に解決策を実行するのが「革命の当事者」。

  • キャリアに悩んだり、先々に迷いがある方にはオススメ本♪二宮尊徳の道徳なき経済は犯罪であり経済なき道徳は寝言である。そのとおりだと思った。先々考える為のきっかけになる本。

  • 若手でもベテランでもない「中堅社員」の教科書
    著書累計170万部突破の「99%シリーズ」著者が悩めるあなたに贈る
    「社会人10年目の壁」を乗り越える仕事のコツ


    【目次】
    ●1章 スキルの壁

    1 10年働いたのに、誇れる仕事が何もない
    2 夢中になれることがない
    3 ただただ、忙しい! 先のことを考える余裕がない
    4 漠然とした不安がある
    5 何をやるにも自信がなくて動けない
    6 思い描いてきた「10年目」よりも、自分が未熟に思える
    7 なかなか収入が上がらない
    8 最近伸び悩んでいる。成長実感がない
    9 仕事に慣れた・飽きてきた...他

    ●2章 キャリアの壁

    1 キャリアビジョンが見えない
    2 今のキャリアは第一志望ではない
    3 専門職か、ジェネラリスト。どちらに進めばいいか迷っている
    4 今の会社に留まるべき? 外に出るべき?
    5 コンサルティングキャリアって、何がいいの?
    6 いつか起業したいけど、勇気がない...他

    ●3章 職場環境の壁

    1 会社の経営方針に疑問を持ち始めた
    2 残業が前提の企業文化……残業しないと不利になる
    3 周りがキャリアの心配ばかりしている。この会社大丈夫だろうか……
    4 今までのキャリアは「社命」に従って生きてきた。でも、それでいいのだろうか?
    5 今の会社はブランドがあるので捨てるのが惜しい
    6 今の会社を愛している。他を見ることなんてもってのほか
    7 一生懸命やっているのに評価されない。なぜあの人だけ?
    8 いまだに若手扱いされる
    9 役職が全然上がらない...他

    ●4章 マネジメント・リーダーの壁

    1 リーダーって、正直面倒なんだけど
    2 年次的にそろそろ管理職の役割を求められるけど、そんな余裕はない!
    3 マネジャーとかリーダーとか、何をしていいかわからない
    4 「メンバーの目標をセットする」「ビジョンを描く」とか、難しすぎる
    5 自分のマネジメント方法が通用しない
    6 多様性の時代ってなんでもあり? 価値観の違うメンバーに困惑する...他

    ●5章 時代の変化の壁

    1 これから求められるスキルって? わからなくて不安
    2 取り残されないよう、流行りのデジタルスキルを身につけるべき?
    3 今の職種は将来AI化されるかもしれない……
    4 次々出てくる新世代。自分は古いのではないか
    5 最近の若手は何かと言うとすぐにブラックだ、パワハラだと騒ぐ
    6 サステナビリティ、SDGs……ビジネスなんてやっている場合なのか?

  • 2022.04.22 品川読書会にて紹介を受ける。社会人10年目は思春期みたいなもの。体力・気力の衰え、求められるレベルが上がる。

  • 私が普段悩んだり感じていることが書かれていてスッキリ。どっぷりキャリア思春期なんだなと感じました。
    誰のためかに常に立ち返り仕事をしたいなと思います
    ・先輩は後輩より優秀でないといけないという発想はやめる。むしろお手本に
    ・誰のためにやってるのか。お客さんのため。お客様基準で
    ・他を見てみる
    ・自分がいなくても回る組織を作ること
    ・時代に合わせる

  • 社会人10年目、中堅層の社会人がぶつかる悩みを「キャリアの思春期」と表現するのは非常に腹落ちした。
    と同時に、自分が悩んでいることは同世代の普遍的な悩みの一つでもあるという安心感がある。
    書かれているのはあくまで基本の羅列であるものの、それらを並べて俯瞰し、自分の立ち位置やこれからを考えるのによい気づきを得られたように思う。

  • 2022/03/14 読了(Kindle Unlimited)

    「99%の人がしていない〜」シリーズを書いた著者の本。
    10年目くらいでモヤモヤしそうなことが書いてあった。
    共感を大切にして書いた、と言っているため、「あー、あるある」みたいなエピソードがたくさんあった。

    前作もだが、基本的なことが書かれている印象で、最後の方は流して読んでしまった…。
    とはいえ、基本が一番大切だとは思う。

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著者プロフィール

日本アイ・ビー・エム(株)部長、グロービス経営大学院准教授

「2019年 『本当は大切なのに誰も教えてくれないVUCA時代の仕事のキホン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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