いとしの猫っ毛 小樽篇 (シトロンコミックス) (CITRON COMICS)

著者 :
  • リブレ出版
4.50
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本棚登録 : 1142
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799712511

感想・レビュー・書評

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  • ほんわかカップルの出会いから1巻導入部に繋がる過去編。シリアスな部分も多かったけれど、二人の歴史が垣間見れてますます愛しい!尊い!

  • 好きな人いる?
    おれ?

    恵ちゃん すごい。
    やさしい人は 強くておっきいんだよね

  • うううう愛しい……
    みいくんこんなに大変な過去もってたんかい…
    わたしのストライクな感じの可哀想さで、どうしようもない泣き虫でみいくんすごく好きだ…
    猫っ毛シリーズの中で一番好き

  • 正直本編だけではきっとハマらなかった。この小樽時代があったからこそで、これを読んだ後に本編の恵ちゃんのモノローグ「また おれは恋に落ちた」がものすごくぐっと来てしまった。ねこっけ恐るべし。

  • あり~?猫っ毛なのに、どシリアスだw 
    今、笑って楽しそうに過ごしてる二人の過去ってみぃくんの過去って……そうだったんだねぇ。
    なんだか今という時間が無性に愛しくなる。

  • 小樽篇、いちばん良かった!!泣いた!!

    猫っ毛は、可愛いなぁと思いつつ…CP的にあまり萌えなかったのだけれど
    だから、なんとなく「まぁまぁ好き」だったのだけれど
    小樽篇はすっごく良かったです
    シリアスで、胸が痛くなった
    みいくんと恵ちゃんの高校時代のお話…切なくて、とても良かった。
    猫っ毛読み直したいと思います!

  • 前2冊でている「愛しの猫っ毛」シリーズの主役2人の幼少時代のお話がつまった1冊です。
    タイトル通り、幼少期を過ごした北海道小樽が舞台のお話でした。

    片割れみーくんの家族のお話や自分の恋愛対象についての自覚のお話等々、
    今までのこのシリーズには見られなかったシリアス傾向なお話が続いていて1冊その雰囲気は続いておりました。
    過去の出来事があって今は無事に両想いになれて良かったねと本当に思いました。

    幼少期時代のお話の際に出てくる割とキーパーソン的な役割の清水さんという男性が
    立ち位置的にも二人への接し方にしても理解のある 大人といった感じでとても好感が持てました。
    そしてビジュアル的にも自分の好みでしたので余計に(笑。

    後半は特に展開が急で、驚きの連続でしたが現在の2人を前作2作で読んでいて
    知っているので今が幸せで良かったとつくづく思えた作品です。
    案外2人は恵まれた環境にいるのかなと思いました。<t>

  • 興味がないわけじゃないけど、なんとなくかわいいだけの印象があってスルーしていたけれど、巷の“小樽篇”高評価につられて、時系列的にも問題ないとアドバイスも頂いたので、本編すっとばしていきなり読んでみました。
    引っ越してお隣さんになって以来、屈託がなく優しい恵ちゃんに、こっそりと(周囲には丸わかりの)恋心を抱いている“みいくん”
    複雑な家庭環境の自分にいつだって寄り添ってくれる恵ちゃんだけが救いだった。
    カッコいいのにヘタレで泣き虫なみいくん。
    天然だけど、意外と何でもちゃんとわかっている恵ちゃん。
    恵ちゃんへの恋心がふたりの絆を壊すことを恐れて、鬱屈した欲望を外に向ける自分は汚いと絶望する気持ち。それでも誰かに甘えずにはいられない弱さ。
    追い詰められたみいくんの気持ちに応えたくて、受け入れようとする恵ちゃんに泣きながら告げたみいくんの言葉。
    『それじゃだめなんだ。同情でそんな事して欲しくない』
    思わずもらい泣きしそうになった。
    大好き同士だけど、恵ちゃんとみいくんのお互いを想う気持ちはきっかりと同質じゃない。
    それでも少しずづ少しずつ恋人になっていくふたり。
    こんな長い年月があったからこそ、
    『悩んで悩んで悩んで選んだんです。
    もう簡単に友人に戻れる関係じゃないんです』
    と本編で恵ちゃんが口にした言葉の重みがいや増す。
    “小樽篇”を読むと俄然その後のふたりが気になって、続きを読まずにいられない。
    ふたりはどんなふうに恋人同士になっていくんだろう、と。
    ふたりが積み重ねた大切な時間があるからこそ、今の日だまりみたいな日常がよりいっそう愛おしくなる。

  • くもはる先生の描く人びとは、ほんとうにやさしさを持っている人たちだとおもう。
    情、というのだろうか。読んでいるこちらまで包まれるような。

    みいくんとけいちゃん、互いに抱く想いは微妙にちがうけど、それがしっくりきているからいいのかな、とあらためておもう。
    まったく同じ気持ちでなくていい、むしろ、そんなことはありえない。
    別々の人間なのだから、それぞれがおもうところがあって、それがまさに、事をめんどくさく、ややこしくしていたりするのだが。
    それでも「いっしょにいる」ことの奇跡。
    それを、ほんのりと、でもたしかに感じる一冊だった。

  • この小樽編、何度読んでも辛いけどすごく好き。子供に頼る大人多すぎ…と思うけど、現実そうだしな。久保くんが大好きだからまた見たいけど出てこないだろうな〜。

  • 2013-2-17

  • 猫っ毛は、高校生、自分の地元から近いということに惹かれて小樽編から読み始めました。
    メガネロン毛のみいくんから入っていたら私はダメだったかも。単純に高校生が好き…

    ただ出ている全巻読み終えて猫っ毛全部が大好きになった。みいくんもけーちゃんもギャップ萌えが激しい。二人ともお互いが大好きであったかい。複雑な事情を抱えていたりするけれど愛の力でなんでも乗り越えちゃう。まわりの人も個性的で素敵です。

  • ▼あらすじ
    「いとしの猫っ毛」の主人公、幼なじみのみいくんと恵ちゃんの高校時代編。
    小さい頃から恵ちゃんに抱いてた気持ちが、恋心だとはっきり自覚したみいくん。
    しかし完全にノンケの恵ちゃんに、気持ちを伝えて関係が変わるのを恐れ、絶対に言わないと心に決めたのだった。
    思春期の好奇心を丁度良く満たしてくれる大人な相手もいるし、恵ちゃんとは、このまま友だちのままがいいかもしれないと思い始めたみいくん。
    しかしある日突然、恵ちゃんに彼女ができたと告げられ心が乱れてしまう…。

    ***

    1〜3巻を読んだ後で読みました。小樽編。
    高校時代のみいくんのイケメンっぷりに吃驚。
    なのに寂しがりの泣き虫という激しいギャップに萌え転がりながら読んでいたのですが、途中から頭が真っ白になるぐらい唐突なシリアス展開があって気持ちの整理に時間が掛かりました。
    それでもやっぱり猫っ毛シリーズは面白いです。断言出来ます。

    一冊なのにこんなに読み応えがある作品も珍しいです。
    ストーリーや展開も勿論そうですが、表情だったり空気感だったり、言葉の選び方だったり…全てにおいて素晴らしいとしか言いようがないです。
    どうしてこんなにも読者の心をガッチリ掴めるのだろうと不思議に思ってしまうぐらい魅力的なシリーズです。

    個人的にビビッと来たシーンは恵ちゃんがみいくんの本音を聞き出すシーンで、読みながら凄くドキドキしました。
    何も気が付いてない、何も考えてないように見えて実は色んな事に気が付いてる恵ちゃん…!流石です…!
    あとは事故の後、みいくんが恵ちゃんの上で泣きながら自慰をするシーンも良かった…というとアレですが、パジャマの裾でけいちゃんの顔を隠しながら、というところにみいくんの心の葛藤が現れているようで地味に切なくて、それと同時に凄く印象に残ったシーンの一つです。

    本編が明るいだけに今回はシリアス濃いめ、切なさ多めで読んでいて辛いシーンもありますが、読み終わった後の充足感たるや半端ないです。
    猫っ毛の魅力を語り始めるとキリがないのですが、ただ一つ言える事はこの作品に出会えて良かったということ!
    何度読み返しても面白い、何度読み返しても萌えるので本当に大好きなシリーズです。

  • こんな重い過去があったのかー
    二人には幸せになってもらいたいな。

  • 小樽編、いちばんどきどき。
    みぃくんのお母さんがリアルだ、、

  • 神か…

  • みいくんの過去。いまでこそあんなだらしない人だけど、高校生時代かわいいじゃないか!しかも割りと真面目じゃないか!笑
    ほんの少し暗い過去なんだね。お母さんのことだって家族だから完全には憎めなかったのかな。

    恵ちゃんに萌えっとしちゃうところは変わってない。安心。

  • 2014/01/09
    【やや好き】幼なじみ:みいくんと恵ちゃんの高校時代編。 みいくんの面倒臭い性格が炸裂してるなぁ(笑) でも切ない。 両親の死など波瀾万丈なみいくんが高校時代から東京に出て恵ちゃんを待つこと6年くらい? あぁー大人になるっていいね!ってホッとしながら思った。

  • めがねなしのみいくん萌え。めがねないほうが好きです個人的に。清水さんとのことを彼女と別れた恵ちゃんにさらりと応援(?)されるあたりのみいくんかわいい。うしろのジェットコースター(笑)

    次の巻が早く読みたい。

  • 雲田はるこさんは本当に絵が上手。あのなよやかな体つきがたまらなく好物ですジュル…。
    幼少&高校生のみいくん可愛いー美人ー♡そして切ない…(´・ω・`)
    屈折した美人イイネィ!けいちゃんと末長くお幸せに!!

  • 友達になるか恋人になるかの違いは簡単に言ってしまえば、相手に欲情するかどうか。
    対象外の相手に欲情されるのはショックだし、気持ち悪いだろうし、みぃくんの悩みは深いです…。
    でも青く懊悩のする姿が色っぽくて素敵。
    圭ちゃんの懐の深さには驚きました。
    とりあえず付き合ってみるって、6年も待てるって、ノンケだったのに?
    気になる女の子はいなかった?
    圭ちゃんの暢気さならそれもありえるかなぁ。

  • 受けがヒロインになるんじゃなく、攻めがヒーローになるんでもなく、猫っ毛の二人はペア、って言葉がぴったりなんだなー、と言うのを、バレンタインカード&ホワイトデーカードを並べながら今更ながら思った。ブックマークとか、絶対に恵ちゃんもみいくんも欲しいと思うやろ。揃えたくなるんだよ…こう言うカプは実は非常に貴重だと思う。何か特典が出るとして、二人が一緒に描いてある、と言うのはまあ普通、受けもしくは攻めが単体でお宝的に付く場合もよくある。一見カップルなんだけど、どっちかが商品としての価値が上、と言う暗黙の了解があったりする。猫っ毛の二人は同等なんだよ。

  • みいくん…萌えとか言わなかったらちょうかわいい子なのに…。結構お母さん似なんだ。

    久保くん本編で出てくるのかな。

    恵ちゃんの「ありえん」発言の真相は、彼女とつきあっていた時ちょっとがっつきすぎ?というか意識しすぎてダメになったので、その失敗を繰り返したくなくて出た言葉だったのね。充分意識してんじゃん。でも恵ちゃん忘れてそう。

    またたび荘って、木造だけど立派な門構えの建物だな。
    それほど広くはなさそうだし、手入れは良さそうだけど年期入ってるみたい。水回り共同のアパートだし、建物自体の固定資産税はそんなにないかな。
    新宿二丁目近くの地価ってどんくらいだ。土地の固定資産税と、立派な庭で固定資産税けっこうかかりそう。
    ま、おばあさまが払ってるんだろうけどな。「家を守れ」ってこの場合、「固定資産税とか払えよ」ってことではないってわかってる。うん。

    みやこさんの事故の原因とか、考えれば考えるほど怖くなって、リリカルホモが一気にホラーになっちゃいそう。

    同性愛者であることを図らずもカミングアウト…というかばれてしまって、母親に拒否され、その後何ヶ月間も母親と口をきかず、ある日元愛人と母親が暴風雪の夜に事故の多い山道で交通事故に遭い帰らぬ人となって…その七年後にポルノ小説を書いて恵ちゃんに萌え萌えしている美三郎君のことがわかりません。彼の心の中で一体何が起きたのか。時間は本当に傷を癒してくれるものなのか?恵ちゃんパワーの賜物なの?恵ちゃんはパワースポットか何かなの?
    豆腐メンタルなのか案外鋼の心なのか、本当に謎だ。

    恵ちゃんは、付き合う前から普通にみいくんの彼氏面をしていると思いました。案外甲斐性もありそうだし、みいくんは恵ちゃんなら何でもいいと思うので、将来的にはリバってしまえ。

  • あれあれ?過去編が切な過ぎて本編というか現在進行形がどんなんだったか全く思い出せない(笑)多分手元にない(貸出中)ので後でゆっくりじっくり読み返そうっと。出会いの可愛さ、みいくんの危うい色気、恵ちゃんの男気…堪りませんな~

  • 本編がのほほーんな感じなので、番外編のシリアスさに驚きましたが、切なく良かったです。

  • せつなかった……

  • これを読んでからもういっかいシリーズはじめから読むとまた色々考えられていいね

  • 何気ない描写にきゅんときた。
    たとえば、教室のストーブとか。懐古萌えといいますか。いまさらだけどタイトルがいい。真性ゲイがノンケに惚れちゃって、猫っ毛を愛しいと思う気持ち。

    思春期のころの意味もなく泣きたい気持ちを思い出した。

  • 2013/02/03購入・03/24読了。

    確かにシリアスでした。みぃくん大変な環境で育ったんっだなぁ・・・。

  • 言葉で表せないけど好きだったーこのお話…
    高校生らしい考え方と、それを聞きながらも自分の辿って来た道を話して自分の二の轍を踏んで欲しくなさそうな大人がいるのが良かったです。清水さんんんんんんんんn!!!!!!!死んじゃったんですね…。

    過去のことがここまでちゃんと描かれるのって多くないと思うので、2人がどうやって今の2人になれたのか垣間見ることが出来て嬉しかったです。お前らずっと幸せにな…

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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