不憫BL

  • リブレ出版
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本棚登録 : 328
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799713747

感想・レビュー・書評

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  • 名作ぞろいでほんとに不憫でとにかく一読の価値あり!贅沢作家陣!これが現代のBLだ!!!

    いとしの猫っ毛のサイドストーリーも読めてお得です(⌒▽⌒)

  • 志村貴子先生の『起きて最初にすることは』が好きでした。

  • パセリとトマトが一番不憫…
    あと幽霊くんの告っとけばよかったにもらい泣きした。

  • トップの志村貴子さんの漫画があまりにも不憫で容赦なく、胸が痛いくらいだったので、あとの作品もこんな調子だったらどうしようと思ったのですが(笑)
    他、読んでてつらいかんじではなかったです。新人作家さん以外は安定して楽しめましたし、新人の方も、個人的にファンだった作家さんが掲載されていてとても嬉しかったです。

  • 良過ぎでしたは‥‥。
    志村貴子先生のは他のタイトルと比べるとやっぱり漫画として突き抜けてました。一人次元が違う‥TLコミックとしてのBLではなく、一人だけ漫画としてのBLなってる‥‥。義兄弟!ですが、志村せんせーが義兄弟かくとこういうことになるんだへえーー‥と思いました。すごいい‥。いいお話でした。なんとなくハイキューの同人を読んでいるような気持ちになりました。絵柄が。
    他も報われないお話もあればハッピーエンドのお話もあり、そんなに辛いばかりではありませんでした。
    総じて作家陣のレベルが高いです!!若手(って程の人はむしろ少ないか?!)で実力のある作家さん層を知るいい機会になりました。
    かなりのお得感です。

    そして表紙のツタせんせい。
    デザインは名和田耕平デザイン事務所!!!!いうことなしですね〜〜すてきです‥リブレはやはりすごい

  • 作家さんそれぞれの、不憫、の程度の違いがおもしろい。

    志村貴子さん、雲田はるこさん、よかったです。
    とくに志村貴子さんのBLを義兄弟というドツボなカプ設定で読めるなんて。しあわせ。
    懐十歩さん、最近わたしのなかで注目していて単行本が出たら買うくらいに気になる方なのですが、あれれ、泣いた赤鬼??

    不憫BLアンソロ発売!と聞いて期待した(不憫、というワードにもっと心臓にズシリとくる重たさを求めていた)わたしにとっては、全体的に物足りなかったかもしれないです。
    期待しすぎた感が否めないので星三つ。

  • シチュエーションがふ・び・ん。
    不憫BLと分かって読んでるんだけど、大逆転ハッピーエンドにも期待してる自分もいたわけですよ。
    だから割と救いのある終わりかたのが多くて安堵したw(矛盾)

  • くもはるさん、ツタさん、河井さん(泣けるBLの続き)がお気に入りw エロ無し梯子さんもちょっと切なくて良かったなぁ。御景さんのれいくんはこの先どう化けるのか気になるところ。不憫の定義も人それぞれ、どこが?ってものから不憫どころじゃないでしょ!ってものまで、なかなかバラエティに富んだアンソロ。取りあえず、テーマを無視して楽しみました(笑)

  • 豪華ラインナップでした。
    鈴木ツタ、志村貴子、雲田はるこ、御景椿、河井英槻、懐 十歩、糸井のぞ、桜日梯子、雨季野、きよみず光、津田ユキ各センセが描く「不憫」です。

    不憫とは一体どんなテーマかと気になりました。バッドエンドとか死にネタとか、そういうことじゃないんですね。多分、読み終わって「それでいいのか!?」と激しく突っ込みつつ、残念、哀れ、不憫とため息をついてしまう…そういう話だと感じさせられました。
    どんよりして泣くよりは、むしろ主人公たちの不遇をドライに割り切って受け止めることができるのが、「不憫」かも。
    大した障害もなくラブラブでHやりまくりなBLドリームも好きだけど、すれ違ってばかりで決して届かない、決して結ばれないのに想い続けるどうしようもない切なさというのもまた、BLの醍醐味なんですよね。

    目玉は志村貴子センセの描くBLです。リア充高校生義弟×引きこもりのバリゲイ義兄。弟は将来性充分なドSでした。この後もぐだぐだで絡みそうな二人です!
    雨季野センセの「パセリとミニトマト」は、めちゃカワ!多分、身に覚えがあるからこその不憫ですね~萌えました。
    御景椿センセの「雪色まちぼうけ」もコメディ色控えて、平穏を好む男と自分の悲惨さを自覚していない少年の出逢いを切なく胸キュンに描いていてよかったです。
    河井英槻センセは健気受が印象的な話。内気な憲二は、自分の恋心を伝えられなくて、でもせめて愛する人の好みに近付きたくて、そっと距離を置いた後でも、少しも忘れられなかった恋心が滲み出ていました。先輩が優しい人でほっとしました。

    雲田はるこセンセは猫っ毛のスピンオフでした。みいくんの東京のお友達の、ハルくん×北原さんcpのお話です。北原みたいなのを、ヘタレで不憫なオトコと呼ぶのでしょうw
    ドS生徒ハルからの試練です!気弱なのにかわいそう…w
    この二人はピッタリなかんじがして、むしろ微笑ましいです。

    鈴木ツタセンセはこの世異聞。死期の迫った患者と謎の少年の、ミステリアスで迫力ある話でした。

  • 短編が大前提のアンソロにしてはかなりな満足感! 作家陣も豪華だし、面白く読めた一冊♪
    ただ、不憫の定義って難しい…(笑) 可哀想・不幸そうなって括りだけど、そう感じるのは読み手次第だしね(´・ω・`)

    個人的に一番「うぉ〜っ!!!!」ってなったのは雲はる先生♪ ねこっけのハルくん×先生だなんて知らなかったよ〜o(≧∇≦)o 超嬉しい☆
    これは「不憫」なのは振り回されてる先生だと思ったけど…開けっ広げな性格のハルくんからしたら、本音を言わない先生に黙って捨てられて「不憫」だったよね…

    そんな感じで、良い意味で読み手も振り回される(笑) 初めて読んだ きよみず光さん は、上手いこと思い込まされたわ〜。
    あと初めてBL読んだ志村貴子さんは、やっぱり面白い。 イイ感じの「不憫さ」を楽しませてくれる(笑)
    久しぶりに読んだ河井英槻さんは、受けの子が健気で涙を誘った。 いじらし過ぎて可哀想に感じるキャラ。

    うん…「不憫」て奥が深い(笑)

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