リメイク 4 (マッグガーデンコミック EDENシリーズ)

著者 :
  • マッグガーデン
3.67
  • (3)
  • (8)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 109
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800003867

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • たまたま自分の体調が悪かったからという場合もあるんだろうけど原因ばかり気にしてたって解決しないっていうのも違和感がある。
    よく、あんなに酷い肌荒れをした化粧品を仕事とは言え使う気になれると思う。

    自分を女優だと思うっていうのは接客業やってる人だと割とあることな気がする。
    できる店員だと思ってプライベートのことは一切排除して店頭に立ってると思う。


    だいぶ治ってきたとはいえ、肌荒れしていて完璧な状態ではない時に限ってあまり会いたくない知人に会ってしまうのはあるあるだけれど地味に辛い。
    ウケるって言う頭空っぽな感じがハラハラする。
    お洒落をしている自分に自信があるのは結構だけれど
    だからお洒落をしていなかったかのこを見下すというのも人としてどうなのだろうか。
    そんな元同僚に対して、藤野さんが「苦手なタイプ」と言うのが新鮮だった。
    化粧品が好きなだけで売場に立てるわけじゃない、
    自分もこの仕事をしてなかったらドラッグストアで安いコスメ買う
    というのがはっきりしていてとても良い。

    接客でずっと忙しいと化粧直しどころかトイレも行けないのに
    「眉毛消えてますよ描いてあげましょうか」
    というだけでも余計なお世話なのだが
    「メイク崩れてたら説得力ない」まで言ってくるのが
    本当に不愉快。
    それに比べ、つるんでいる割に橋本さんはまともで
    かのこに「肌綺麗」と言ったりリップを買ってくれたりして安心する。
    消費者としては比較が聞きたい気持ちもわかるが
    それはユーザーの意見で十分なことだと思う。
    BAからしかも売場で他社との比較を言わせようとするのが性格が悪すぎる。
    しかも「そんなこともわからないなんて」というのが悪意がある。

    かのこ本人には笑顔で対応する吉田さん、やはり好感が持てる。
    それに引き換え、なぜ嶋田さんは例年成績トップの人に行かせていたのに
    今回は再会のかのこを行かせるのか納得のいく説明をしてあげないのだろうか。
    藤野さんは前回行ったからというなら、当然自分が行けるものと思うだろう。

    藤野さんが二人を叱るし、確かにお客さんまで気づいてしまう状況は大変良くないが
    それをかのこと吉田さんを掴まえて言うだけでは駄目だと思う。
    どう考えても嶋田さんが悪い。
    嶋田さんの指示が、折角の休みを返上してかのこを来店させ
    吉田さんにタッチアップをさせるというのも
    なんだか疑問だ。
    結局かのこが選ばれた理由もよくわからないまま。

    ぶつかったのはお互い様なのかなと思ったが、
    本条さんが「こちらこそ」ではなく「大丈夫」で
    かのこしか謝らないのは少しモヤっとする。
    イベントも新客化が目的なら、誰にも負けないと言っていた吉田さんがやはり来るべきだったのでは無いのだろうか。

    同じフロアの女の子たちがイベントがんばってねーと選別を送れるのが優しい。
    それと同時にこのイベントの位置づけがいまいちよくわからない。
    自分の中では研修の延長線上にある印象だったので、
    もちろんここで成績を出す事は目標にしたいけれど
    晴れの舞台と言われるとちょっと違うような気がする。

  • 恋のドキドキも肌ケアもこれひとつ!www

全2件中 1 - 2件を表示

六多いくみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×