あめつちだれかれそこかしこ 1 (マッグガーデンコミック avarusシリーズ)

著者 :
  • マッグガーデン
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800003881

感想・レビュー・書評

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  • 現代っ子な主人公と神たちとの距離感とか、「神を敬うこと」と「現実的に生きていくこと」の折り合いの付け方が妙にリアルで、そこはやっぱりflatの作者さんだなぁって感じ。
    年神様のどこかとぼけたような感じと、ふと見せる超然としたところがまさに神道的な「お隣の神さん」って感じで好き。

  • ハッキリと言ってしまっても構わないなら、地味めな漫画だ
    突き抜けた面白さは正直、ない
    ただ、読む回数を重ねるごとに噛み応えが出始めて、この作品独特の旨味がじんわりと伝わってくる
    人気が出るか、そこはまだまだ、レベルが低い私には断言できないが、少なくとも、漫画好きなら読んでおきたい一冊である
    内容は、ファンタジー寄りではあるが、奇妙に重いリアリティもあって、読みやすく、なおかつ、主役である青司の人間性と生き方に共感性を持ちやすくなっている
    こう、漠然とではあるが、「家で暮らす」事の重要性、決して蔑ろにしてはならない大事な何かが分かるようになるかもしれない
    家も、一つの物として捉えて良いのならば、神が宿っても不思議ではない
    常に綺麗に保ち、敬いの気持ちを持って生活をすれば、宿った神は住人に恩恵を与えてくれるだろう。逆に、掃除を怠け、不敬の態度を直さなかったら、神は罰など与えないだろうが、その家を離れてしまうだろう。そうなれば、家そのものや、住人の未来がどうなるか、想像に難くない
    また、キャラクターも良い
    高校生の割に、冷めきりすぎているというか、妙に人生を達観しちゃっている青司。一見すると、怪しいオジサンである年男が稀に見せる神様らしい、厳格な表情と雰囲気、普段とのギャップが大きくて、思わず、ドキッとしちゃうし、納戸の人間臭い小言や意地の張り方にはつい、クスッと笑えてしまう。大人の落ち着きを醸しつつも、何やら、腹に一物を抱えているんじゃ、と読み手を気構えさせるカレンさんも、イイ個性の持ち主だろう
    派手じゃない、けど、確かに光るモノが奥底に隠れ、何気にアピールしてくる漫画なので、次巻は十分に期待を保って待てそうだ
    この台詞を引用に選んだのは、気の持ちようって大事だな、と思ったので。自分の縄張りの中で最も強いのは自分だって自覚を崩さなければ、あまり良くないモノに付け込まれる心の隙間も生まれず、毎日を真っ直ぐに暮らす、無意識の自信に繋がるのだろう

  • 途中の巻まで読んでて止まってたので改めて最初から読んでます。 主人公の男の子が神様とか妖に関してクールで面白いです。 大体のファンタジーモノは戸惑いつつも好意的に受け入れることが多いので。

  • 年男ー

  • flatを描いている人。

  • ヒゲと こどもと 高校生が。

    両親を亡くし、身寄りは他にないと思っていた青司(せいじ)にもたらされた祖父の遺産相続話。
    よくわからないうちに相続したのは、平屋の古民家。
    しかも住んでみると自分以外の住人が…!?

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  • 家に住む神様とのくらし、じんわり良い。

  • 読了。雰囲気が動物のお医者さんに似ていると感じた。

  • 天涯孤独だと思っていた青司が祖父の遺産相続で胡散臭い平屋に住むことに。そこには人ならざるものがいて… 自称・年神の年男と自称・納戸神の納戸との土着日常奇譚ファンタジー。ゆるいようでどこか寂しさが滲む青司が、今後どうやって年男たちとの絆を繋いでいくのか楽しみです。そうか、ファ○リーズは効くのか! とりあえず家は綺麗にしましょう…

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