- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800010087
作品紹介・あらすじ
人外×少女
識ることが必ずしも救い、ではない。けれど僕らは。
感想・レビュー・書評
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「考える ことが多い・・・・・。」
物語は、紛失した魔書が巻き起こすミステリーに。
チセならずとも、考えることが多かったです。
魔書を使っているのは誰か?
現行での登場人物か、はたまた未知の人物か?
頃はハロウィン。
その仮装のように見せない正体が、まだわからない。
廃棄塔での出来事や新登場の者たちも、気になるところ。
何故、ルーシーとシメオンを襲ったのか、それも謎ですね。
トーリーとナルシスの本家の事。
フィロメラの家、ヴェロニカの家との関係。
リアンとアイザックの関係。
フィロメラとアイザックには何か共通性があるのか?
とにかく“家”が絡んだ人間関係は、蜘蛛の巣のようです。
アリスとレンフレッド、ルーシーとセスの関係はちょい終息かな?
真顔で語るセントールのヘーゼルの、言葉“我慢”は良かった。
これがチセに響いてくれるとイイね・・・あ、ゾーイの行動もだ。
それにしても学院生活でチセ、ゾーイやルーシーが素を出し、
行動し、仲間っぽくなってきたのは、良い傾向です。
エリアスすら“友達”を意識し始めたし、
新たな交流を知るためには、学院は確かに学びの場ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物語も徐々に進んでは…います。エリアスに友達ができました。変わらないような人たちも、ちゃんと変わってます。
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人外×少女 識ることが必ずしも救い、ではない。けれど僕らは。
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魔法書を使って一体何をしたいのか?
生徒それぞれの事情や、猫ちゃんたちの正体
少しずつわかって来たこともある!
新しいキャラクターも出て来て次が楽しみ! -
だいぶストーリーが複雑化してきたな
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ちょっとづつ、いろいろと、はぐくんだり、ほどけたり、まほよめはおもしろい。
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カレッジという守られた空間である筈なのに耐えない事件に怪しい影。又、同時期にチセに危険な変質の予兆も示されるものだからどうにも穏やかな気持ちになれないね
前巻を見て気になっていたチセに訪れた変質の予兆。それについて人馬のヘーゼルが突っ込んで忠告してくれたのは良かったな
チセは目の前で嘆いている人がいれば手を差し出さずには居られないタイプ。それが良い結果を導くこともあれば余計な騒乱を呼び込んでしまう事も有った
けれど、それをどんな時でも後先考えずやっていればフォローのしようのない破滅が訪れてしまうかも知れない
その時、守らなければならないのは他人かチセの欲か。こういった事はエリアスは言ってくれないし、他人だと気付くのも難しかったりする
それをヘーゼルが正しく指摘してくれた。
カレッジに入ってからのチセは考える時間は多いのに考えるべき事が次から次へやってきて穏やかに考えられる時間は少ない。
今回の指摘をどれだけ血肉とできるかは結局はチセ次第なのだろうね
一方で、エリアスに訪れる心温まるような変化が愛おしい
人間との付き合いを最低限とし、人の気持ちを理解せず。けれど、どこか無知な子供っぽさも有って
そんな彼が『友人』になるかも知れないシメオンとの会話を通してこれまで『知人』扱いだった繋がりを『友人』だったのではないかと自覚する流れは良かったね
彼が思い浮かべた3,4人の中にあの人達はきちんと含まれているのだろうかと気になってしまうね
カレッジ編に入ってからはとても多くの人物が登場する。そしてそれらの者たちは様々な繋がりを持っている
読んでいるとそういった諸々が多すぎて混乱しそうになるけれど、同時にこれだけ多様な人間模様が見られるのはもしかしたら豪華な事なのかもな、とも思う
ルーシーとゾーイ、フィロメラとチセ、リアンとフィロメラ、アリスとレンフレッド、そしてルーシーとセス
エリアスとチセの関係を見ていた頃よりも多面的に描かれる人間関係は見ていると思わずこの先彼らはどうなっていくのだろうと考えてしまうね -
そろそろ通しで読み直さないとわかんなくなってきたぞ……