- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784800010551
感想・レビュー・書評
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写本「カルナマゴスの遺言」の行方は?
それに絡む事件を経て閉鎖された学院の中での、いつもと違う
日常。明らかになってくる学友たちの抱える事情の数々。
そして写本を盗んだ者の思惑がみえないという事実。
様々な展開に戸惑い、チセは何を考えるのか。
ザッケローニによる護身と抗撃の授業に始まり、
テスト対策と勉強会、魔術を使ったゲーム、そして肝試し。
閉鎖された空間での日常をおくる中、チセが知るのは、学友は
皆、生まれも立場も性格も、抱えるものも違うということ。
魔術師という家の事情と問題。安易に同情は出来ないこと。
フィロメラとリアン、アイザックのそれぞれの過去、
想いの違いも明らかになってきました。
使い魔アルキュオネとエリアスの会話も気になるところだし、
人狼の母の今後もどうなるのか?
そしてサージェント家当主の非情さが際立ちますが、
彼女の目的だけでなく、何故このような行動をとるのかに、
興味を感じました。何か深い理由があるのでは?
ヴェロニカがチセに語るフィロメラについては、次巻に続く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
じわじわじわと進んできた本編とコレさんは書かれてるけど、読んでて辛いほどの亀の歩み!フィロメラはこの状態をずーーーーっと味わってるのかと思うと可哀想だし、リアンはリアンでずーーーっとイライラしててストレスためてそうだし(笑)魔術書のくだりが、はてそれはなんでしたっけ?となってるんですけど。まだカレッジ内にあるのかー、そっかー(何かの引き金になるやつだっけ?)あとあのワンワンママが可哀想で、フィロメラ祖母の非道さに苛つくし。はやく解決してあげてほしいー
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チセも、しっかり一員となって学生生活を送っていて感無量…。少しずつ謎も解けてきている。(が、まだ先は長そう)
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なんかおしゃんなハガキ挟まってるう!と思ったらアニメの告知でした
チセの体が勝手に動いちゃうのはちょっと気になりますが
チセもカレッジになじんできたんだなあと思うような今回の巻
それぞれの名門?の子息子女が抱える闇が計り知れない・・・
そして登場人物がちょっと多くないですか?
このへんでとりあえずファンブックとか出してくれないかなあ
それ見て勉強するので!!!! -
まさかの肝試し。
学園編は家柄に縛られてばかりで息がつまるね。ずっと閉塞感が漂ってるけど、これはみんなすっきり解放されるのかな。 -
家のことを仕方ない、と思ってしまうところもあるけれど、抜け出せるのなら抜け出してほしい。願ってほしい。足掻いてほしい。
チセの学生生活がよきものでありますように。 -
カレッジ編が始まって以降、数多くの魔術師の卵たちが登場し更には学生特有の青春群像劇に近いものも描写されてきた
それらは時には物語が何処に向かっているのか曖昧にさせてしまう面もあったけど、学院が閉鎖され、フィロメラの事情が深堀りされてきた事でようやく明確な方向性を伴った面白い物語が展開されるようになった印象がある
まあ、これまでの魔術師の世界を多方面から描く話やチセの人間的な人間性へ突っ込む話も好きだったんだけどね
フィロメラの周囲の人間関係がいよいよややこしい事になってきて、というよりややこしい人間関係である事が判明して面白くなってきたね
フィロメラといえばチセが当初から気に掛けていたのだけど、一方でリアンもフィロメラを気に掛ける様子を見せていた。果たしてそこにあるのは恋心か因縁かと気になっていたのだけど、遂にアイザックが突っ込んだね!
ただ、そこにあった感情はそんな甘っちょろいものではなく、面倒な感情のようだったけど…
この状況下、そしてあの学院で肝試しなんてどう考えても危うい事態になる未来しか見えない。けど、教師陣が一応把握しているらしいし大きな問題にはならないのか……?
どちらかというと、多人数が寮生活を行う空間である為に一対一で落ち着いて話し合うなど出来なかった中、肝試しという機会を通して一対一で会話する貴重な機会となるのか?
暗い学院を彷徨いながら会話を続ける学生たち。その中でヴェロニカが明かすフィロメラの過去はどのようなものとなるのだろうか? -
学園編に入ってから登場人物とストーリーが入ってこないな