5分で読める! ひと駅ストーリー 乗車編 (宝島社文庫)

制作 : 『このミステリーがすごい!』編集部 
  • 宝島社
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本棚登録 : 662
感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800200846

作品紹介・あらすじ

ショート・ショート・アンソロジーの決定版、書き下ろし文庫2冊同時刊行!!『このミス』大賞・日ラブ大賞・『このラノ』大賞作家総勢49名が描く、ひと駅の間に起こる様々なストーリー。5分で読める気軽さとは裏腹に、本格謎解きアリ・爆笑アリ・感涙アリの盛りだくさんな内容。乗車編は映画化で話題の『さよならドビュッシー』著者・中山七里ほか、「オサキ」シリーズが好調な高橋由太ら25名の作品を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 電車にまつわるミステリー集

    作家も豪華だし密度が濃い

  • 25作品短篇集。

    彼氏の浮気を見てしまった彼女の話が、すごい。
    想像して読んでいたら、修正されて話が進んで
    さらに驚きの落ちがの3段階。
    いやでもこうなったら…収集が付かない現実に。

    頭のお手入れ、も面白かったです。
    頭が~という話に、あれもしや人…という疑いから
    そういう活用をされるとちょっと~で、最後には
    いまどきの学生じゃないですか? な本の内容。

    最後の方の、哀れな男。
    こういう、自分が優位に違いない、と
    思っている男、います。
    そして踏ん切りがつかない女も。
    よいきっかけになった、のではないでしょうか。

  • 『5分で読める!ひと駅ストーリー乗車編』
    「このミステリーがすごい!」編集部/宝島社
    .
    色んな作家さんの作品が集まっていて豪華。電車をテーマにしてて面白い。
    .
    「浮いている男」はなるほどな!となった。
    .
     

  • 最初の解説?にある通り、
    意外な結末や納得の結末などなど。
    ひとつひとつが読みやすくて
    電車で読むにはなかなか良かったです( ´∀`)

    頭のお手入れ だけ少しよくわからなかったです。

  • タイトルどおり、サクッと読める短編集。

    クスっと笑ってしまうものや、むむっと感心するもの、うるっときてしまうものまで、いろいろなストーリーが楽しめるので飽きません。

    個人的には浅倉卓弥さんの他の作品も読んでみたいと思いました。

    作家の個性を知る手がかりにしても面白いと思います。

  • 休憩時間とか待ち時間にちまちまと。限られた時間で読み進めていくのには丁度いい。読んだことの無い作家も沢山居たので、好みだったりあんまりだったり……。にしても電車を舞台にこれだけ色々な味の物語が詰まっているのはすごいと言うか、流石作家さんだというか。

  • 気軽に読める1冊。

  • ひと駅ストーリーシリーズを初めて読みました。5分で読めるというだけあって短く、27人分ですからどれも薄味で印象に残りにくいかな、と思っていたのですが読み終わってみるとやはりいくつも印象に残る話がありました。林由美子「祈り捧げる」沢木まひろ「ファースト・スノウ」咲乃花音「クリスマス-ローズ」桂修司「断罪の雪」印象に残っている好みの作品を書き出してみるとどれも後味が切ないものでした。七尾さんのはお約束なんですか?ラスト一話、これだけ浮いてるような?いえ、嫌いというわけではありませんが…。

  • 知らない作家さんばかりだけど、味わいがいろいろでけっこう楽しめた。

  • このミスやラブストーリーなどの
    文学賞で対象になった作家たちが、
    鉄道をテーマに書き下ろしたショートショート集。
    いろんな作者の、いろんな芸風の作品が楽しめる(^ ^

    短い中にきちんとどんでん返しがあったり、
    予想のナナメ上を行く笑える作品があったり、
    はたまた重く陰鬱なオチが待っていたりと、
    本当にバラエティに富んでいる。
    小説として読むのはもちろん、新しい作家を知る
    ショウケースとしての機能も充分果たす。

    もちろん、これだけバラエティに富んでいれば、
    内容的にも玉石混淆...と言ったら失礼か(^ ^;
    私の口に合わないものもある(^ ^;
    え、こんだけ? オチてないやん!?
    みたいに思った物も、正直ある(^ ^;

    その分、★一つ減らしてみました。

    一番気に入ったのは、大間 九郎さん。
    このパワフルなバカバカしさは、嫌いじゃない(^ ^

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