ひと言で言うと、先に出ていてベストセラーになった「競馬の教科書」の補足的な内容の本です。
と言っても、競馬を全く知らない人には理解できないというものでなく、最初は「今さら聞けない競馬の基礎」として、中央競馬と地方競馬の違いやレースのクラス分けといった基本中の基本から説明されています。
ある程度競馬をしている人ならこれ1冊でいいかも知れません。
でも、「競馬の教科書」と併せて読む方が、より競馬を理解できるし、内容も分かりやすいと思います。
競馬新聞の見方、距離・コース適正、レース展開、天気の話、パドックでの馬の見方、馬券の買い方、競馬場ごとの攻略、G1レースの話など。
私が読むと、正直新しい知識だとか、驚きだとかを得るようなことはなく、自分の知っている事、レースの中で学んできたことを再確認する、復習的な内容でした。
正直、買わなくても良かったかも知れない。
でも、この本を読む事で、初心に帰ったり、改めて基礎を再確認する事ができました。
そういうのって、長くやってるとついつい疎かにしがちなので・・・たまにお金を出してこういう本を買うという事は個人的には意味がある事だと思っています。