僕はお父さんを訴えます (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 436
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800208118

感想・レビュー・書評

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  • たまたま立ち寄ったコンビニで買いました。まさかの展開に驚く他なかったです。僕くんが抱くお父さんへの思いや理想などが深く印象的でした。

  • 何回読んでも泣く

  • 未成年者が裁判するときに必要な手続きや、
    裁判の雰囲気を知ることができた。

    主人公の光一の心情に対して共感も理解も出来ないまま、
    最後まで読むことになってしまった。。

    ---
    大人なら、心をお金に換えることが当たり前になるのだろうか。(p.86)

  • ミステリーとは知らずに読み始め、裁判の手続きなど詳しく書いてあるので、さらさらと読んでいたら…
    裁判でのお父さんとの対決には引き込まれました。

  • 初めは、若い人向けの軽い話かと思っていたが、後半、意外な展開になって、びっくりした。
    さすが賞をとった作品なだけあると思った。
    長さもちょうどよいし、お勧めの1冊だった。

  • 「スープ屋しずく」の後、こちらを読んだので、そちらと比べると
    ちょっと引く位ヘビーな内容だった

    親が子供を虐待するのは、勿論許せないんだけど
    子供が動物を虐待するのは、心情的にもっとダメ

    他の作品でもこの手のテーマの小説は、読後感が良くないけど
    今作はそれがちょっとマシなのは、虐待されてるシーンが、詳細に
    書かれてないからかも?

    その辺りも含めて、上手な方だとは思うけど、好みの問題で
    読み返したいとは思わないので評価は低め

  • 読んでいる途中で、こういうことなんだなと先を予想できたが、展開が良かった。
    ぐいぐい引っ張られて、読み終わった後しばらくぼーっとしてしまい、涙が止まらなかった。
    生きていく上で勉強って大切なものだとよく言う。
    この作品を読んで、ものを知っておくって大切なことだと改めて思った。
    もちろん、この作品が勉強って大事だよと書いているわけではない。でも、知っているということが自分を守るのだということが結構あるのだということを再確認した。

  • 裁判と聞くと難しくとっつきにくいものと構えてしまうけど、この作品では身近に感じ入りやすいものだった。
    ペットの死という共感しやすいところから始まるのもよかった。
    主人公がこちらの疑問、わからない言葉を必ず訊いてくれる。そしてわかりやすい言葉で教えてくれるためスラスラと読めた。
    物語としては物足りなさは否めない、ラストも既視感のある感じがしたが、この読みやすさと親しみやすさは素晴らしいと思う。

    読み終わったら、もう一度読むことをおすすめしたい作品。

  • 読みやすく、子供が親を訴えるという読んだことのないストーリーであっという間に読了してしまった。

    明らかになった真実は、暗く切ないものだったけれど4人で囲む食卓のシーンにはウルっときた。

  • 主人公が中学生だからか、作者の文章がもともとそうなのか、よく言えば読みやすく、悪く言えばテーマのわりに、ただただ浅い。
    オチがすぐ予想できるし、犬好きの私が読んでても別に憤りを感じないぐらい浅い。

    そうは言いつつ、最後は泣いたし、面白かったことは確か。

    ご飯って、一人で食べるより皆で食べた方が確かに美味しいよね。

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著者プロフィール

2011年、『僕はお父さんを訴えます』で第10回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞してデビュー。14年、『ボランティアバスで行こう!』が名門ミステリファンクラブ「SRの会」13年ベストミステリー国内第1位に選ばれる。著書に“スープ屋しずくの謎解き朝ごはん”“さえこ照ラス”“レシピで謎解きを”の各シリーズ、『映画化決定』など。

「2023年 『無実の君が裁かれる理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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