怒らないで生きるには (宝島社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800214010

作品紹介・あらすじ

怒ると気分は最悪で、ロクなことはない。わかっているのに私たちは、毎日何度もムッとし、小競り合いをしている。私たちは、怒らないで幸せに生きることができないのだろうか-。そんな疑問を抱いて、漫画界の偉才・しりあがり寿氏が、お釈迦様の本来の教えを説くスマナサーラ師と対面。怒りをめぐる問答が始まった。人はなぜ怒るのか?「正しい怒り」はあるのか?「怒る」と「叱る」の違いは何か?暴力を振るわれたらどうすればよいのか?どんなに苦しいことにも怒らず、運命だと受け入れるべきなのか?本書は、怒らないで幸せに生きる方法が明快にわかる幸福の手引き書である。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画家のしりあがり寿さんがスリランカの仏教の長老にインタビューをする構成の本。

    この長老がレイシストであり宗教差別主義者なのがよく分かった。

    怒りは猛毒であり、こころが怒りに一度慣れてしまうと、とても簡単に怒る人間になってしまうという所にはハッとしたし気を付けたいと感じた。
    周りにすぐ怒る人間がいる場合、どうしたら良いのだろう。
    とにかく、怒りが伝染されないように気を付けるしかないのだろうな。

  • しりあがりさんのマンガが面白いだけに、スマナサーラさんの理論が今ひとつ面白くないのが残念。

  • 怒りは猛毒であり、伝染する。

    自分を客観的に見ることが大事だと思った。
    叱るときは感情的にならない。

  • 前読んだ同著者の本を、さらにひどくした感じ。面白くないどころか有害である。
    しりあがり寿のマンガがあるのでかろうじて星2つ。

  • 自我があるから怒りが出てくる。
    みうらじゅんさんの、
    自分なくし
    は真理をついてる。

  • 怒らないことの重要性がわかる。

  • 「怒り」は負の連鎖を生む。
    前半はしりあがり寿の漫画。
    後半はしりあがり寿とA・スマナサーラ師の対談。
    しりあがり寿の漫画はわかりやすいな。
    子供向けの絵本って感じ。

  • 怒りの連鎖についての漫画とQ&Aの形での怒りについての長老の解説。
    一つ一つはわかりやすいが、話が転々と飛ぶようで、読みにくかった。

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著者プロフィール

アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara

テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ダンマパダ法話全集 第八巻』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『心は病気』(KAWADE夢新書)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)、『Freedom from Anger』(米国WisdomPublications)など多数。

「2023年 『無常の見方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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