- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800230966
作品紹介・あらすじ
現代文講師の視点で会話の組み立て方を徹底解説!褒める、頼む、感謝する、断るetc.こんな伝え方があったのか!一生使える言い方大全。
感想・レビュー・書評
-
マナー本兼、気づかいできる人になるための本って感じ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「伝える言葉 伝わる言葉」TKC主催セミナー
抽象度の上げ下げが出来るかどうか。
相手がわかって欲しいようにわかってあげる。
コミュニケーションは始まる前に終わっている。聞いてもらえる関係性を築けるかどうか。
言葉とは表現の部分で、表現に現れない感情や思考の部分が大きく人によって違う。同じ言葉であっても人により感じ方が違うから難しい。 -
林修の話し方というより、あるフレーズをシチュエーション別にまとめた本。本の幅は厚いが、サクサクと読め、いくらかは参考になりうるものである。
自分としては、とくに「褒める」ということを自身だけでなく、他人にもしてこなかっただけに、自分はともかくとして、他人に使ってみたくもあった。それが大人としての円滑な仕事を推進していくものであるなら尚更であろう。 -
ビジネスや社会生活を営む中で、コミュニケーションにより世の中を上手に渡り歩くための言い回しや考え方が書かれている。
フレーズの量が多く、一度に覚えることはもちろん難しいが、まずはメールをする時など、一度考える時間があるときに辞書的な使い方をすることで、言葉を血肉にしていくと良いと思う。
どのフレーズもかなり大げさなので、最初は使うことに抵抗があるだろうし、やり過ぎると軽薄な人と思われる気がする。だから、言葉だけでなく文脈や相手との関係性、タイミングをよく考慮することや、表情、ジェスチャーも言葉に合わせる必要がある。とにかく重要なことは、言葉だけでなく、相手に自分の気持ちが届くこと。そのためには、思っているよりも大げさなくらいでないと伝わらないし、そうしているうちに本当に相手を敬う気持ちが出てくるのかもしれない。知的なコミュニケーションを取れるようになりたい人におすすめ。 -
若者向け。今どきは、新入社員教育がされないのだろうな。
東大出としてはどうなのよ -
話し方講座ではなくシチュエーション別のフレーズ集。新入社員用。ただ斉藤孝氏の完全な二番煎じなので、あえてこの本である必要性がない・・・
-
さすが林修さん!
人付き合いが苦手な私はこの手の本を時おり読むが、こんなに実践的で目から鱗の本には出合ったことがなかった。気に入ったのはこんなところ。
・相手の権威志向性をつかむ…相手が重きをおくものに関して褒めたり同調したりすべし
・頭の良い人にはイエスばかりではなく、時々疑問や反対意見を言うと一目置かれる(ということは、逆も然り(^^;)
・贈り物は相手の得意分野だとこだわりがあるので本当に喜んでもらえるものを探すのは難しい、それよりも相手がこだわりをもっていない上質なものがよいし、それがお中元やお歳暮の定番になっている
・欠点も言い方ひとつでこんなにかわる(この例示がたくさんあって、とても勉強になった)
本当にちょっとしたことなんだけど、それを丁寧に論理的に説明していて、これなら1つずつ自分のものにしていけそう♪
しばらくはこれをバイブルにして、他の話し方やコミュニケーション指南書は手にしないようにしようと思う。
==
2017/10再読、伝わるコツまとめ:
①相手と自分の得意分野が同じなら専門用語で盛り上がる。違う場合に専門用語を使うと、通じないか、あるいは知ったかぶりとなりシラける。
②「聞こうと思う相手が言っているから聞く」状況を作る= 権威性向性、権威トレンドを押さえる。自分と同じことをやるタイプに対して評価が高くなる。
・権威トレンドの例:
学歴を気にする人...○学歴が高いこと
叩き上げの人...×学歴が高いこと
外見がおしゃれな人...○オシャレ ×ダサい
時間を守る人...○時間を守る ×時間にルーズ
時間にルーズな人...時間にルーズに対しておおらか
机がきれいな人...○整頓できる ×整頓できない
整頓できない人...整頓能力に興味がない
気が強い人...○気が強い
③相手のいろいろな「話し方」に合わせて話す。速度、話す順序(結論→根拠 vs 起承転結順)、喩え話を使うかどうか。PPT 好き vs エクセル好き。
④相手のコアタイム=大事にしている時間に話す。残業好きなら定時後。
⑤相手のホームで話すと、相手の気持ちに余裕が出る -
かなりいいとは思いますが、身に付けるのは大変そう⁈
-
今でしょで有名な予備校講師の林先生の話し方について書いた一冊。
感謝や謝罪などのシチュエーションごとに使えるフレーズが書かれており、知っていたものや知らなかったものなど非常に勉強になりました。
総じて言えることはストレートに表現せずに、クッションとして本書に紹介されているフレーズを使えば、様々な場面で自分の利になると感じました。
慣用句や漢字の読みについても違和感なく日常で使っているものが実は間違っていたことも本書を読んで知りました。
本書でのフレーズをうまく使っていきたいと感じると共に、 やはり現代文を専門に教えられているだけあって言葉の力を深く理解されていることが改めて感じました。 -
結構、間違えて覚えているフレーズっておおいんだな