警察庁最重要案件指定 靖國爆破を阻止せよ―― (「このミス」大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800246837

作品紹介・あらすじ

靖國神社にドローンが落ちた。犯行声明に記された犯人の要求は"A級戦犯の分祀""竹島と尖閣諸島の領有権の放棄""慰安婦と徴用工への賠償金の支払い"の三つで、日本政府が応じなければ靖國の本殿を爆破するという。犯行は反日団体の手によるものか。未曾有の事態に世情は混乱、ネットは炎上し、日韓関係は一触即発の危機に。公安警察は犯行グループへの関与が疑われる重要参考人として、対馬出身の大学生・清水に目をつけるが-。国の在り方、個の在り方を問うサスペンス!

感想・レビュー・書評

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  • 著者はこのミス大賞の「一兆円の身代金」を書いた人。
    昨今の日韓関係冷え込みを利用し、日韓を決定的に分断させる事により利益を得る者が、靖国神社の爆破を宣言し、日本政府を恐喝する。前半は先の大戦や慰安婦問題の論点を、法政大学の学生や外務省や公安などの官僚、朝日と産経の記者夫婦!らの会話形式でなぞるもので、この問題に少しは関心のある人なら、判っている話(良く判らない人への解説としては必要)なので、少し退屈。
    後半、前の法政学生がダミーとして捜査線上に上がる辺りから盛り上がってくる。公安・刑事・国家安全保障局らが入り乱れた捜査となり混乱してくる。しかしそれも犯人グループが明らかになるにつれ、今一つな展開に・・・

  • 勉強にはなったが。

  • 平和ボケは否めない。

  • う〜ん…。

  • フィクションだけど、実際にあった事件が引用されているし、靖国爆発なんて、つい先日の話だし。
    日本人は、平和ボケしているんだろうな、と。

  • 後半までは良かったなぁ。
    最後が、あっさりしすぎてて少しガッカリでした。

  • 尻すぼみな内容。最初に出てきた大学生の清水が単に間抜けなお人よしって感じだった。もっと主人公として描いてほしかった。

  • #読了。靖国神社にて犯人からの要求が記載されたドローンが発見される。無謀な要求に日本政府が応じない場合には、靖国の本殿を爆破するとの脅迫文が。思想的な背景を持たない大学生に目をつけた公安だが。。。時事ネタが数多く含まれ面白かった。明らかに朝日VSサンケイなどの小ネタも。ちょうどこの本を読んでいる最中に、靖国で爆弾事件がおこったのにも驚き。

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