このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 1338
感想 : 150
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800249395

感想・レビュー・書評

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  • 映画が面白かったので、漫画も読んでみました。
    やっぱり面白い。
    漫画は30年より前のものなので、こんな危ないネタが出来たのだと思いますが、映画は最近だから、すごいなと逆に思いました。

    漫画だと2,3話の昔のものを、よく映画の企画として取り上げたなと感心。

    一緒に入っている、「やおい君の日常的でない生活」「時の流れに」も面白い。
    久しぶりの魔夜作品鑑賞でしたが、駄作なしの充実具合に感動しました。

  • 映画を見てやっと購入。
    映画も面白かったが、漫画は勿論最高。
    流石、魔夜峰央先生。

  • 面白すぎです。

  • 「パタリロ!」の魔夜峰央先生による埼玉ディスりまくりギャグマンガ。
    マツコさんの「月曜から夜ふかし」みてたら内容紹介されてて、あまりにも埼玉が虐げられていて驚きつつ爆笑。
    20年前に「やおい君の日常的でない生活」に収録されてた作品を、宝島社から復刻出版するというので興味津々で購入しました。

    20年前の作品なので、ギャグもショーケンとかジュリーとかボルグとか古くて難解だから、多分過去のこととして埼玉の方々にも笑って赦してもらえる内容かと…
    とにかく驚愕するほど埼玉を罵倒w先生は埼玉に住んでいたそうなので、きっと自虐ネタなんですね。
    「実在の人名団体名特に地名とはまったく関係ありませんので」と冒頭にあるけど、いやどう見ても実在。
    「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」
    「三越は東京都民の行く所だ!埼玉県民は星友へ行け!」
    すごいセリフですww
    なぜか「茨城というと埼玉のさらに奥地にあるといわれるあの日本の避地!?」と、茨城までディスられてる!

    ストーリーは、都内の名門校白鵬堂学院に転校してきたアメリカ帰りの美少年の麻実麗(実は所沢出身)が、迫害に怒り「埼玉県開放連盟」という組織のリーダーとなるまでの話になっています。
    住んでる場所であれこれ言うバカバカしさをシニカルなギャグで描き出してて、ほんとに面白いです。

  • 埼玉も茨城も、そういう扱いです。はい。(笑)

  • 魔夜峰央は天才だ、と言うことをしみじみ再認識。
    収録されている「時の流れに」は、ギャグ漫画としても、恋愛漫画としてもSF漫画としても、地方漫画としても一級作品だと思います。

  • パタリロなら見開きだけで5分は笑い続けられる!という偏愛ぶりなのでしたがそういえば・・なんでこんなにも遠くに離れてしまったんだっけ?たまたま魔夜峰央先生のお嬢さんのマンガ?エッセイ?を読んで思い出し、そうかそうかとネットサーフィンをしてぶち当たったのが話題のディス本・翔んで埼玉。

    予約を待っている間にも「予約だけで数万部売れた!」とか話題になり、とうとう読めました。久しぶりに気持ちよく、魔夜ワールドにつかりまくり!です。

    魔夜先生ほどワンパターンな精密絵をかける人っているんだろうか?しかも人物だけじゃなくて背景や植物の細かさ(ちょっと気持ち悪いくらいの)の極致!こんなスクリーントーンがあるのかな?それとも個人的にオーダーしていらっしゃるのかしら・・アシスタントさんがかいているのかな?

    ともあれその、洋服の模様やさりげなく入っているシャンデリアの影といった細部のディテールにまで(というよりむしろ細部のディテールだからこそ?)気を抜かない美しい曼荼羅のようなパターンの絵はやはり健在で、それとものすごいべったべたな埼玉への罵詈雑言のギャップに燃えました・・萌えました・・・

    ある種、魔夜峰央先生の入門書としてもいいのではないのかな、とも思ったり。
    モチーフがはっきりしているし魔夜先生独特の作者突込みやこまかな説明文などのパターンもしっかり入っているし。

    あー久々にどっぷりつかった。は~~さっぱり。
    これはまた、パタリロ再読の兆しかも???

    ところで実はこれも、またまた再読なのでした。人生は短いのにこんなに再読候補ばっかり出てきて、大丈夫かあたし!

  •  埼玉県についての深い知識を得ることができました。東京はやっぱり恐ろしいところ。

     他の短編も好き!

  • 映画とは少しニュアンス違うけど魔夜峰央といえば、こう

  • 書店員さんのお勧めコーナーにあった。面白かった、続きが気になるけど、もう描かないのかなぁ。 「時の流れに」は私の理想の恋愛SF漫画。

著者プロフィール

漫画家。1973 年『デラックスマーガレット』(集英社)でデビュー。1978 年「ラシャーヌ!」を複数の漫画雑誌(白泉社)に不定期連載開始。デビュー以来、オカルト・ホラーやミステリー調のシリアス路線が作風の主体であったが、同作からギャグ路線に変更。同年「パタリロ!」を『花とゆめ』(白泉社)で連載開始。アニメ化されヒット作となる。近年は復刻出版された『翔んで埼玉』(宝島社)や、「マンダム」「パタリロ!」第1話ほか珠玉の作品ばかりを集めたベスト作品集『う?ん、マンダム。』(PHP 研究所)などが好評を得ている。

「2016年 『魔夜峰央タロット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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