響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編 (宝島社文庫)
- 宝島社 (2016年8月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800258724
感想・レビュー・書評
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本編まだ読んでないのに買ってしまったよ
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『響け!ユーフォニアム』シリーズは、全巻読んでいるのですが、待ちに待った続編が、まさか立華高校の梓ちゃんが主役だとは、びっくりしました
前シリーズでは、久美子の中学校時代の友人として、梓ちゃんが登場しています
その彼女が主役です
ユーフォニアムという楽器や、吹奏学部が体育系クラブに負けず劣らずハードなのだと、このシリーズで始めて知りました
後編が楽しみです -
前編終わったあとに感想書けば良かった、、さすが武田先生。
や、だいぶ見方が変わりました。多分180度くらい。私は前編の時点で登場人物たちの本質を見抜いたわけではなかったので。
まぁだからこそというべきか、前編の時点では読んでてあまりきつくなかったです。その先も読んでしまったので今はなんとも言えませんが、、、そのへんは後編の感想の方で述べるとして。
ただ「あえて」一つ言っておくと、同じ経験してる人は間違いなく、きつい。思春期真っ只中よりかはちょっと過ぎ去った大学生〜あたりの女の人の方が刺さるのではないだろうか。
武田先生の書く人間はなんだろう、小説の中の理想的な人物とかじゃなくて生々しいんですよね、いい意味でもわるい意味でも。
いるんですよ、こういう人たち本当に。いるいる、てなる。しかも梓主観で進んでいくので、この小説で言うなれば「先輩」すなわち「絶対的存在」が、小説が終わるまで輝いている。多分この人たちも大きな欠陥とか他人にはないものがあるはずなんですけど、梓補正がかかって無敵に見えている。例えばアニメとかだといろんな視点から進むのでこう偏った感じにはならない。
だからこその主観、偏った視点がいい味出しているんですよね。これこそがこの小説の醍醐味というか一番の軸というか。
なにも過激な表現はない、過激な人もいない。そこら辺に転がっていそうな、ただ「思春期」というだけの女子高生。それがもう、どうしようもないくらいしんどくて、しかも多少なりとも自分と共通した部分があるから余計つらい、みたいな。読み終わったときに思春期ってある意味病気なのかもしれないな、そう思わせられます。
そんな武田先生の生々しさが大好きなんですけどね笑 -
橘(たちばな)→立花→立華(りっか)、で立華高校なんやね。マーチングはほとんど経験がないですが、動きながら演奏することの難しさは知っています。凄い、の一言です。後編楽しみです。
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これの映画化をして欲しい。
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「響けユーフォニアム」のシリーズのスピンオフ作品! 久美子ちゃんの友達の梓ちゃんが主役の本! わたし的には久美子ちゃんより、梓ちゃんの方が感情移入しやすかった。でも、性格は久美子ちゃんの方が親しみやすい! うーん、まあ、どっちも嫌いではないかな。ただ、こっちの作品の方が本編より少しダークな気はした。ただ、地の文は、わたしも本編は少しエロさが強調されててそれがすごい嫌だったから、地の文だけで言えば、これくらいさっぱりしてた方が良かった!