血流は“静電気デトックス"でよみがえる

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800259301

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  • 日本人は知らずに電磁波被曝しているという現実。

    帯電(身体に静電気が溜まる)により身体のバランス機能が乱され、血流が低下し、様々な不調や病気を引き起こす。

    ひどいだるさや疲れ、頑固な冷えや肩こり、目の乾燥や、不眠症やうつに似た症状の原因の一つが、身体に溜まった静電気(帯電障害・電磁波過敏症)だという事実。

    許容範囲を超え、症状が酷くなると普通の生活を送ることさえ困難になるので、そうなる前に電磁波対策をする必要がある。
    (電磁波過敏症と化学物質過敏症は併発する人が多い)

    欧米では電磁波対策がすでになされているのに対し、日本では予防原則に則った電磁波対策は全くされていない。

    帯電障害・電磁波過敏症相談を設けている響きの杜クリニック産婦人科院長による著書で、分かりやすく、帯電障害の症状と症例、治療法と予防策が紹介されている。

    電気に頼りっぱなしの現代では、普通に生活していても、帯電してしまうため、静電気デトックスが必要となる。
    それは、アーシングであり、芝生や砂の上で裸足になて立ち、帯電した静電気を足裏から放電する方法。
    それが難しい場合は、屋内で電磁波除去装置のエルマクリーンの使用と、アースシートでのアーシングが有効とされている。

    「電磁波被曝量」=「電磁波の強さ×時間(距離)」
    強い電磁波を放つ家電製品(特にホットカーペット)や電子機器(特にノートPC)の使用を避けるか、使用時間をなるべく控え、発生源から距離を置くことが大事。

    地球の磁力線は、南から北に向かって流れているため、寝るときは北枕にすると、脳の磁場や身体磁場を乱されない。一方横切る方向に寝ると身体に電流が溜まりやすくなる。

    昔は、身体に悪いことをしなければ健康でいられた時代だったが、私たちの取り巻く感情が変わったこれからは、何もしなければ病気になる時代。

    特に、小さな子どもやペットは大人以上に影響を受けやすいため、大人が電磁波について正しい知識を身につけ、未然に対策することが重要である。

  • 電磁波の身体への影響というのは今までにも色々と言われていますが、実際のところわからない部分も多い。

    しかしスマホやパソコン、オール電化などあらゆる電気・電波に囲まれている今の環境が身体に全く影響がないはずはない。

    この本で書かれている帯電障害というのは読んでいて非常に納得出来ます。

    全ての人にあてはまるわけではないと思いますが、知っておいて絶対に損はない内容です。

    ぜひ読んでおいておいたほうが良いでしょう。

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著者プロフィール

エースチャイルド株式会社代表取締役CEO
企業基幹システムのシステムエンジニアから、技術戦略策定、新規事業企画を経て、2013年エースチャイルド株式会社を設立。システムエンジニア経験を活かし、SNSやスマートフォン、アプリなどで起きる、いじめや出会い系の被害、炎上、依存などから子どもを守るサービス「Filii(フィリー)」を提供している。情報モラル等の啓発にも力を入れ、主に児童生徒、保護者向けの講演なども年間100件程実施。3児の父。
一般財団法人全国SNSカウンセリング協議会 理事
千葉県青少年を取り巻く有害環境対策推進協議会 実行委員
全国読売防犯協力会 「ぼうはん日本」防犯セミナー講師
一般財団法人インターネット協会 インターネット利用アドバイザー

「2022年 『ミラクル相談室 ネット&スマホのトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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