うさこまさんの感想
2017年5月15日
あー、そこで終わるかー。 この先の高寿の心の揺れがイイんだよなー。早く読みたいなー。 愛美が泣き虫だって表現は、切ない。 高寿にとっての初めては、愛美にとって最後だから、初めてが続く付き合い始めは、そりゃ泣くよ。事あるごとに。 大好きな人と明日から手を繋げないと分かる恋愛って、なんて拷問なんだろう。 気持ちが深まれば深まるほど、ふたりの距離は離れていくなんて。 この拷問に耐えて笑っている愛美は、本当に強い娘なんだなー。
大阪府生まれ。『Astral』(電撃文庫)でデビューし、ライトノベル、一般文芸などジャンルを超えて幅広く活躍。第3回京都本大賞受賞作『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社文庫)はミリオンセラーとなり話題を集めた。他の著書に『君にさよならを言わない』(宝島社文庫)、『ケーキ王子の名推理』(新潮文庫)などがある。 「2021年 『100万回生きたきみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」