大人の心理学常識 (宝島SUGOI文庫)

著者 : トキオ・ナレッジ

• 宝島社 (2017年1月11日発売)

感想・レビュー・書評

[shamibettyさんの感想 · 2017年3月22日]

まさに様々な分野の心理学のインデックス、という感じ。

基本的に一つのトピック・心理学理論につき見開き２ページが割かれていて、ちょっとした時間でもサクッと読める。

各トピックの流れは
身近なテーマからの導入⇒適応する心理学理論の紹介⇒実際の先行研究・実験の概要⇒まとめ
のようにまとまっている。

個人的には、心理学の歴史に一章分使って説明しているのが、ちゃんと心理学をリスペクトしている感じがして好きである。

全体的に先ほども述べたように心理学のインデックスのような形になっているので、身近なテーマを考えながら読んでみて、興味を持った心理学理論を見つけたら、もう少し専門的な他の本でしっかり勉強してみる、といった使い方をするのがいいのかもしれない。
そういう意味では良本だと思う。

著者プロフィール

トキオ・ナレッジ(Tokio Knowledge)：監修誰でも知っていることはよく知らないけれど、誰も知らないようなことは妙に詳しいリエイティブ・ユニット。弁護士、放送作家、大手メーカー工場長、デザイナー、茶人、ライター、シンクタンクSE,イラストレーター、カメラマン、新聞記者、ノンキャリア官僚、フリーター、主夫らで構成される。著書に『正しいブスのほめ方 プレミアム』『ずっと信じていたあの知識、実はウソでした！』（ともに宝島社）など。

「2022年 『眠れなくなるほど面白い 図解 ヤバい間取りの話』 で使われていた紹介文から引用しています。」