自分を許せば、ラクになる。

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 122
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800268914

感想・レビュー・書評

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  • (再読)

     久しぶりに読みましたが、やっぱり感動です
    『反応しない練習』の小説版といった感じです。
    わかりやすいストーリーで、読み進めるだけで、仏陀の世界に近づけます。

     物語の後半には、主人公も読者も" こころのモヤモヤ" が晴れてきます。

    『そんな限られた命であるのに、ひとはその命を、許すこと、自由になることに使わず、むしろしがみつき、苦しむことに使っているのです』

    『・・・いさぎよく自分を降りようと思う』

    『" 心をいかに使うか" こそが、人が理解しなければいけないこと。
    " 心をいかに守るか" こそが、人が一番学ばなければいけないこと。』

     物語の最後、父親への思い(業)との決別は、心に響きす。

     良本は、何度読んでも学びになりますね。

  • 業から抜け出すところを知りたくて読んだのだけれど、これを辿っただけでは、やっぱり道は見えてこないです。
    なかなかね。

  • タイトルが最悪で小説にもかかわらずノウハウ本かと錯覚させるデタラメ振りで宝島社の無見識が見事に露呈している。
    https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2023/01/09/234917

  • 一番、心に刺さった言葉は、プライドや、相手への過剰な期待、人を捌く傲慢さから来ていた。という所。忘れないようにしなくては。

  • 今の自分の心の苦しみに寄り添ってくれる本でした。何度も読み返したい。
    本当にありがとうございました。

  • ブッダの言葉について自分が最初に読んだ本であるが、
    そのエッセンスを小説にうまく落とし込んであり、
    一気にその世界観に引き込まれた。

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著者プロフィール

草薙龍瞬(くさなぎ・りゅうしゅん)
僧侶。興道の里代表。1969年奈良県生まれ。中学中退後、16歳で家出・上京。放浪ののち、大検(高認)を経て東大法学部卒業。政策シンクタンクなどで働きながら「生き方」を探求しつづけ、インドで得度出家。ミャンマー国立仏教大学、タイの僧院に留学。現在、インドで現地仏教徒とともに、インド社会の変革をめざすNGOと幼稚園を運営する。日本では宗派に属さず、実用的な 仏教の「本質」を、仕事や人間関係、生き方全般にわたって伝える活動をしている。毎年夏の全国行脚や、経典の現代語訳の朗読と法話を採り入れた葬儀・法事を行うなど、「もっと人の幸福に役立つ合理的な仏教」を広めている。『こころを洗う技術――思考がクリアになれば人生は思いのまま』(SBクリエイティブ)、『心の出家 変わらぬ日常をもっとラクに生きたいあなたへ』(大和書房)など著書多数。『反応しない練習』(KADOKAWA)は現在も人文・実用書のベストセラー入りを続けている。

「2022年 『増補新版 大丈夫、あのブッダも家族に悩んだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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