新説『古事記』『日本書紀』でわかった大和統一 (宝島社新書)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800270481

作品紹介・あらすじ

神武東征にはじまる『古事記』と『日本書紀』の歴史記述には、世界最古の土器・鉄器文明「縄文文明」という基盤の上に、国家による統制で水田稲作中心の豊かな農耕社会「弥生文化圏」が西から東へ拡大していく古代日本の姿が描かれている。しかし、両書には記述が大きく異なっていたり、重要な史実が書かれていないなど、謎の部分も多い。そこで、本書では『古事記』と『日本書紀』の内容を重ね合わせ、さらに『記紀』より古い文献や漢土・朝鮮半島の史書も引用しながら、歴代天皇による大和統一の姿をリアルに再現していくことで、隠されてきた「日本古代史の真実」を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • へえ~って感じの内容。
    一刀両断的に歴史のミステリとされているものを
    断定的に書いてあるので、ある筋の人にはうける
    内容もあるのかもと思いました。
    新説がいっぱい出てきます。
    でもまあ、それが本当だとしてもそれで!?っていう感じ。
    それよりも古代の日本が戦いにあけくれていた
    ということが書かれてあって、そっちは、そうなのかもと
    思ってしまいました。

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著者プロフィール

兵法研究家。防衛大学校卒。北海道の普通科や機甲科部隊にて小銃手、戦車小隊長、情報幹部、運用訓練幹部として勤務。その後、方面総監部兵站幕僚、戦車中隊長、陸上幕僚監部教育訓練幕僚、偵察隊長、幹部学校戦術教官、研究本部員を歴任。第一線の歩兵・戦車兵から部隊運用、兵站、教育訓練、研究開発まであらゆる軍務を経験。退官後は日本兵法研究会会長として、戦略・戦術・戦法、武士道精神、古代史等を研究しつつ、広く国民に普及する活動を展開している。

「2022年 『現代語で読む 林子平の海國兵談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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