ファイアガード 新宿警察署特殊事案対策課 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800291462

感想・レビュー・書評

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  • 新宿警察署の特殊事案対策課に所属する山本は元死刑囚でサイコパスで刑事。当麻の姫と呼ばれる当麻奈央の盾として刑事として採用される。鬼と呼ばれる悪魔から東京の街を護る。
    当麻奈央を殺すために任務についているというのもありますが、正義感とか誰かを護るためとかいう義務感でなく、死神の仕事の様に淡々と振る舞う姿が新鮮でした。
    好き嫌いで言えば、世界観が血生臭いだけに好き嫌いが別れる作品のような気もします。

  • 最期の方がちょっとあっけない気もするけど、なかなか面白かった。東京(江戸)と火事っていうのは、なかなか説得力のあるテーマですね。
    しかし町中でこれだけ撃ちまくり、殺しまくりだと後始末が大変そう。

  • 2019.1.24読了
    このシリーズ好き。
    山本、いいねー。

  • 鷹樹烏介『ファイアガード 新宿警察署特殊事案対策課』宝島社文庫。

    『ガーディアン新宿警察署特殊事案対策課』の続編。サイコパスと呼ばれた元死刑囚の連続殺人犯があろうことか警察組織に所属し、陰惨で怪異な事件解決に挑むという異色の伝奇警察小説。

    前作がなかなか面白く、続編を期待していたのだが、今回も面白い。

    今回は江戸期に度々見舞われた大火から東京を防衛するために明治維新に造られた『火伏塚』が破壊される事件に元死刑囚の山本ら新宿警察署の特殊事案対策課のメンバーが命を賭けて挑む。

    夢枕獏のサイコダイバー・シリーズ、荒俣宏のシム・フースイ・シリーズ、ジャック・カーリイのカーソン・ライダー・シリーズ、スティーヴン・ハンターのスワガー・シリーズをごちゃ混ぜにしたような作品。

  • 怪奇物語の続編。最近はこうゆう小説が色々有りますが、中々面白く前回よりも多少は楽しく読めました。只私には少々食傷気味なので今回で終わりにします。

  • 2019/04/15 28読了

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。日本大学農獣医学部卒。 『ガーディアン 新宿警察署特殊事案対策課』で第5回ネット小説大賞を受賞してデビュー。『銀狐は死なず』が第5回「書評家・細谷正充賞」を受賞。著作に『ファイアガード新宿警察署特殊事案対策課』『警視庁特任捜査官グール』『警視庁特任捜査官グール 公安のエス』 『第四トッカン 警視庁特異集団監視捜査第四班』がある。

「2022年 『武装警察 第103分署』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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