死亡フラグが立ちました! 超絶リアルゲーム実況殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800298997

感想・レビュー・書評

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  • 死亡フラグシリーズ4作目
    ※気になったのは追いかけてくる殺人鬼…登場人物紹介と序盤は「35人殺した死刑囚」のはずが160ページ以降から【25人殺した死刑囚】になってる…間違えてるのかなぁ…
    プロゲーマーやアスリート、元軍人
    そして また本宮さんが捕まり
    目が覚めたら実況殺人ゲームの中に…
    設定めちゃくちゃだけど、やっぱり漫画みたいに気軽に読めますね(゜ロ゜;ノ)ノ

  • 死亡フラグシリーズではいちばんまとまっていると思う。本宮さんの不死身さは相変わらず。というか、もはやこれは主人公は陣内ではなく、『スーパーヒーロー本宮』のお話ではなかろうか(笑)。
    楽しく読めました。

  • 久しぶりの「死亡フラグ」シリーズ。
    基本コミカル、少しシリアス。
    こういうライトのものもたまにはいいかな。
    物語は主にリアルゲーム実況の展開で。
    深く入り込む事ができなかったかな。
    終わり方もゲームらしくていいんじゃないかなと。

  • シリーズ第4弾! ゲーム好きなら面白可笑しく楽しめる。魔界村とかツボです。相変わらずの本宮さんのスーパープレーの数々。設定上、しょうがないと思いますが、陣内との絡みがもうちょっとあるとより楽しめたかな。

  • シリーズひとつ飛ばして読んでしまったようですが、問題はなかったかなと。

    ゲームの中に入ってみたいというのは、ゲームをする人間としては願ったことがありますが、これは嫌だな。
    殺されるのも殺すのも、追いかけられるのも。
    これを娯楽と思えるならば頭おかしい。
    後味の悪い、すっきりしない結末でした。
    続くのかな。

  • さて、今回も陣内-本宮のハチャメチャかっ!っと思いきや、4人のプレイヤーと1人の殺人鬼 が生き残りをかける 脱出ゲームを ネット配信&実況する。

    その謎 闇の元締め(フェアチャイルド家)を追う 陣内(だか、配信を見てるだけ)

    追い詰められて行く ハラハラ感 は良かったけど、シリーズを通してのハチャメチャ感は物足りない(泣)

    敷島さんの捜査協力の内容や今回のヒロインを助けに行く事やフェアチャイルド家の追及

    伏線は沢山ありそぅなので……次作に期待します。

  • 2021年2月23日読了。

    e-Sports界随一の美少女プロゲーマーであるリン・ビンビンが目を覚ますと、そこは見知らぬ小屋の中だった。
    ガラスのはまっていない窓の外は闇が漂い、鬱蒼とした木々が見える。
    『ここはどこ?』
    手首には金属製のスマートウォッチ。
    画面には「60:00:00」の表示。
    靴も新しいランニングシューズに履き替えられ、片手にはスパナやドライバー、救命ポーチなどが入った工具箱を握らされている。
    そして目の前に、プロゲーマーのリンには見覚えのあるロッカーと年代物の発電機。
    そこは有名オンラインゲーム『デスゲーム・オブ・ザ・デッド』の世界観が忠実に再現された空間だった。
    『デスゲーム・オブ・ザ・デッド』とは、塀に囲まれたエリア内でプレイヤー4名対"チェイサー"と呼ばれる殺人鬼1名によって繰り広げられる戦慄の鬼ごっこ。
    そのゲームがリアルに再現された空間という事は、リン以外にも他のプレイヤー3人と、殺人鬼"チェイサー"が存在しているはず。
    チェイサーから逃れながら脱出を果たせなければ、待っているのは『死』あるのみ…。

    一方、毎度お馴染み文蔵社のライター・陣内トオルは、またしても『アーバン・レジェンド』廃刊の危機を逃れるために、とくダネを掴んでこいと編集長に無理を強いられる。
    奥の手と提案されたネタは、フェアチャイルド家という世界を裏で牛耳っていると噂の大富豪一族。
    この業界ではフェアチャイルド家に触れる事はタブーとされているが、売り上げを伸ばすために背に腹はかえられない。
    陣内は、フェアチャイルド家が一枚噛んでいると噂の『殺し合いを配信するリアルゲーム実況動画』について調べ始める。


    『死亡フラグシリーズ』4作目。
    箸休めのつもりで読み始めたシリーズも、なんだかんだで最新刊まで辿り着いた。

    今作は人気ゲーム『デッドバイデイライト(DbD)』をモチーフにした内容になっており、作中に『荒野行動』をモジったゲームも出てくる事から著者のゲーム好きが伝わってきた。
    『DbD』は芸能人にもファンが多く、たくさんの方が配信動画をupしており、最近よく見ているおかげで内容ともリンクしてバトルロイヤル作品としては楽しく読めた。
    しかし、『死亡フラグシリーズ』初期にはしっかり練られていたミステリ要素が無くなってしまった点は残念。

    まだシリーズは続くと思うので、次回は原点回帰でミステリ色強めの内容を期待したい。

  • もうすでにミステリーではない気もしますが、これはやってみたかったんだろうなぁ、というネタですね。ゲーム世界を再現したリアルゲームですが、有名人を拉致するというところも含めて、いったいどれくらいお金がかかるんでしょうか。

  • デットバイデイライトの舞台に主人公が送り込まれたらどうする?というデスゲーム小説。荒筋も内容もそれ以上なし。つまらなくはないですが、、、

  • 死亡フラグシリーズ最新作。 アメリカで行なわれたオンラインゲームの世界大会で、優勝を収めた美少女トッププロゲーマー。表彰式に向かう途中、彼女は何者かに襲われてしまう。目が覚めると、そこは見知らぬ小屋。有名なオンラインゲームの世界が完全に再現されていた。かなり強引なストーリーだがとても面白かった。

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著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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