別冊映画秘宝90年代狂い咲きVシネマ地獄 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800305046

感想・レビュー・書評

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  • 2014年は東映がVシネマをスタートさせて25年。それ以前からビデオ屋の棚で怪しく展開されていたビデオ映画の数々。
    その混沌の世界を8つの項目にまとめてレビュー。
    100本じゃ足りないぜ! プラス20の大盤振る舞い!
    映画ガイドの枠をブチ破るハイパービデオガイド!
    Vシネマとは、ビデオレンタル専用映画のこと。
    折しもビデオレンタルが、開始したばかりで、バイオレンスアクションやセクシーアクションやサスペンスホラーとエンタメにフルスイングして作られた作品の大半はパクリ粗製濫造で忘れられる駄作だが、リアリティのあるガンアクションが好評だった「クライムハンター」シリーズやグラビアアイドルのセクシーと華麗なガンアクションの組み合わせが当たった「X Xダブルエックス」シリーズやポスト・タランティーノのサスペンスアクション「ザ・ワイルドビート裏切りの銃弾」などのガンアクション映画は日本だけでなく海外のバイオレンスアクション好きにもファンが多く、「女優霊」「呪怨」などJホラーブームを起こすオカルトホラー作品、顔面凶器こと小沢仁志の「ゾンビ極道」などの珍品まで紹介。
    不眠不休で厳しい状況での制作秘話も面白いVシネマ本。

  • こういう出版は何の役に立つのかはわからないが誰かがまとめる必要な作業なのだろう。

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著者プロフィール

1962年生まれ。ライター。
映画、庶民史、酒場ルポ等のテーマを中心に雑誌・書籍に執筆している。
主な著作に「東京戦後地図 ヤミ市跡を歩く」(実業之日本社)、
「辺境酒場ぶらり飲み」(リイド社)、「消えゆく横丁: 平成酒場始末記」 (筑摩書房)など。

「2022年 『失われゆく娯楽の図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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