映画で読み解く「都市伝説」 (映画秘宝COLLECTION)

著者 :
  • 洋泉社
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本棚登録 : 56
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800309815

作品紹介・あらすじ

「悪魔祓い事件」「超能力」「アポロ計画の陰謀」「爬虫類人」「UFO」「宇宙人」「超古代文明」あの有名映画に登場する数々の都市伝説-その真相を知れば、もっと映画が楽しくなる!

感想・レビュー・書評

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  • 巷に蔓延する都市伝説のうそをばっさり切った作品。アメリカ人のすきなUFO伝説、悪魔、聖書、などわかりやすく映画を題材にして解説。一気に読めた。何で人って陰謀説とかアブダクト好きなんだろうな。ちょっと冷静になるとばかばかしいってわかるのにね。

    • だいさん
      いくつか読ませていただきました
      あなたの 表現 (感性?)面白いと思いました

      >UHO伝説
      イイ!
      ミスタイプだと思いますが ...
      いくつか読ませていただきました
      あなたの 表現 (感性?)面白いと思いました

      >UHO伝説
      イイ!
      ミスタイプだと思いますが 笑えました
      2018/01/30
  • 超常現象を懐疑的な立場から調査する団体ASIOS【*】
    による、オカルト・都市伝説を扱った映画を読み解く本。

    【*】Association for Skeptical Investigation of Supernatural

    ……というワケで凄く期待して、
    ハードルを上げて読み始めたので、かなりガッカリ。
    もっとレアな映画の内幕・裏情報を
    得られるかと思っていたが、さほどでもなく。
    脱字・衍字の多さに集中力を殺がれたのもイタかった。
    勉強になったのは、
    キリスト教の影響を抜きにして
    アメリカ社会を論じることは出来ない、
    そして、アメリカには
    異星人に誘拐されるかもしれないという不安を抱く人が
    多くいる、ということぐらいか。

    -----

    第1章:本当にあった「怖い事件」
     結局何だかよくわからないが
     冷戦下のソ連の話だからなぁ……「ディアトロフ峠事件」,
     悪魔憑きネタは実話を再現と銘打っていても
     眉に唾を……「悪魔の棲む家」「エクソシスト」。

    第2章:「超能力」と「古代文明」
     スターゲイト計画の無茶っぷり、
     高橋貞子は地元岡山で幸福に暮らしたらしい、
     ブラウン山の怪光の正体、ノアの箱舟、ピラミッド……。
     紹介された映画は『リング』しか観ていないので、
     種明かし(?)されても驚きを感じない(笑)。
     
    第3章:「呪い」と「心霊現象」
     関係者が続々と亡くなったとか、
     フィルムに霊(?)が映ったとか――と
     評判になった映画について。
     ダリオ・アルジェント『サスペリア』は
     DVDを買ってからまだ観ていない(!)ので、
     後日確認する(笑)。

    第4章:妖しき「陰謀」の世界
     陰謀論を織り込んだ映画について。
     『ジェイコブズ・ラダー』は面白かったが、
     後は知らん。

    第5章:「UFO」と「宇宙人」
     コンタクトやらアブダクションやら。
     この章がツッコミ加減が程よく、まあまあ楽しめた。
     それにしても、どうしてアメリカには
     読んだ本や観た映画の断片を
     個人的な体験の記憶にすり替えてしまう人が多いのだろう?

    第6章:遥かなる宇宙
     惑星科学の専門家による宇宙SF映画解説なので、読みやすく、面白かった。

  • "映画で描かれているものが、果たして現実の世界で起こりうるものなのかを検証している本。
    SFでは、宇宙環境の描写や、宇宙人、UFOの検証。オカルト、心霊現象の実態など。"

  • 幽霊あり、UFOあり、陰謀説ありで、それらの類が三度の飯より大好きな私には大満足の内容です。
    しかし敢えて一般的な目線で言わせて貰えば、まぁ~夢がないこと!あと映画は案外、ストーリー&絵面重視の「こまけぇこたぁいいんだよ!!」主義で作られてるんだな、あんま真に受けんとこ…といった感じでしょうか。
    と言いつつ、私が☆マイナス1にしたのはそこじゃあなく、パッと見でも誤字誤変換の多いことと、参考出典元が多すぎてこれだけで何ページ割いてるんだよ、半分には減らせるだろ!と思った点ですね。出典元を明記する姿勢は素晴らしいと感心するばかりですが、文章のフォントも大きめですし、紙の使い方が適当ではないという印象も受けました。適当にすると300ページを大きく下回ってしまうのでしょうけれど、それなら文庫でよくない?とも思うわけで。しかしモノクロ写真が鮮明に識別できた辺りには昨今の印刷技術の向上にただただ感心しました。紙の質も良さそう!
    余談ですがこの本を読んで今後見たい映画が増えるかといえば全然そんなことはなかったです。でも面白い本です。

  •  都市伝説を真正面からとらえた内容ならよかったんだが、解説人が全否定派であり面白く読める内容ではない。

     むしろ、なぜ映画に飛びついたか、映画であるのだから真実はほぼ皆無なのだろうにそれをまじめ腐って否定しているところが面白くない。

  • ホラーだけでなく、陰謀、SFの検証もあって面白かった。関係者に不幸が続く映画は実はこうだとか、M資金とか、宇宙とか。

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著者プロフィール

2007年に発足した超常現象などを懐疑的に調査していく団体。団体名は「Association for Skeptical Investigation of Supernatural」(超常現象の懐疑的調査のための会)の略。超常現象の話題が好きで、事実や真相に強い興味があり、手間をかけた調査を行える少数の人材によって構成されている。主な著書に『謎解き 超常現象Ⅰ~Ⅳ』『UFO事件クロニクル』『UMA事件クロニクル』『超能力事件クロニクル』(彩図社)、『昭和・平成オカルト研究読本』(サイゾー)、『増補版 陰謀論はどこまで真実か』(文芸社)などがある。
公式サイトはhttps://www.asios.org

「2022年 『謎解き「都市伝説」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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