ル・コルビュジエが見たい! (新書y 301)

• 洋泉社 (2016年9月3日発売)

作品紹介・あらすじ

二〇一六年、東京・上野の国立西洋美術館をはじめ、ル・コルビュジエの手がけた世界七カ国の十七資産が世界文化遺産に登録された。二十世紀の建築に大きな影響を与えた彼の作品や思想はどのようなものだったのか。世界遺産に登録されたすべての建築を豊富な写真で読み解くとともに、その人生を辿ることでル・コルビュジエの全体像に迫る。

感想・レビュー・書評

[本江正茂さんの感想 · 2016年9月5日]

世界遺産指定便乗本ではあるが、現状に近い新しいカラー写真が揃っており、ハンディな良い本。初学者にも勧めたい。

私自身も、恥ずかしながら実見していない作品も多くあり、改めて見に行きたいと思わされた。

建築学生や専門家には、知ってることばかりと思われるかもしれないが、そうした向きには監修者インタビューが面白いだろう。