- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800317155
作品紹介・あらすじ
脳科学者や生理学者などの専門家が科学的な根拠のある勉強法を、イラスト図解でわかりやすく解説!
感想・レビュー・書評
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勉強をするにあたって、やり方や時間の使い方等を科学的に基づいて書かれている本でした。
最新の情報や研究結果なども書いてあり、分かりやすかったです。
イラストも多く、文字で読むよりもイラストを見て学ぶ所もあり、読みやすかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
各専門家による科学的に正しいとされる脳に良い学習及び生活方法
各内容が簡単にまとめられていて、イラスト等もあって読み易い。
エビデンス等も省略されていて、少し古いと感じる内容も少なくないが、参考になりそうなものもある。 -
巷に広まるやるべき勉強法をまとめてくれた本。脳科学とか心理学に基づいたモノなので、良い本である。
とくに一時期SNSで流行った本田式認知テストの本田真美さんの執筆があるので読んだ。
キチンとその子の特性に合った勉強法を選択することが、最良の勉強法になる。色々とおすすめというのはあるけれど、どう選択するかという観点は忘れられがち。選択の方法を教えてくれるという点で、非常に理にかなった教育本になっているおと思う。 -
①勉強はインプットよりアウトプット重視せよ
記憶の定着率が高いのは脳にインプット(入力)する勉強法よりもアウトプット(出力)する勉強法。学習したことを「思い出す」や「声に出して読む」「書き写す」「問題集を解く」方が記憶に定着しやすくなる。2ヶ月かけて4回復習(翌日、1週間後、2週間後、1ヶ月後)。インターリーブ学習が効果的。歩きながら暗記も効果的。
②寝る1・2時間前が暗記の黄金時間
「寝ると忘れてしまうから」と徹夜で学習するのは非効率眠る直前に覚えたことを記憶として脳に定着しやすい。記憶のゴールデンタイムを就寝の1から2時間前この時間を暗記などの勉強に充てる。
③朝のバナナ1本が脳を活性化する
朝はその日のパフォーマンスを左右する大事な起点。
④3割増の目標が集中力をキープする
まずは机の上を綺麗にすること。正しい姿勢をキープ!笑顔で取り組む。否定語は集中力をダウンさせるので脳で言葉をプラスに変換して口にする。「もうすぐ終わり」とゴールを意識すると、脳の自己報酬神経群が「もうやらなくていい」と判断。集中力が落ちてしまう。目標3割増に設定すればゴールが近づいてもここからが本番と集中力が持続するようになる。コツコツよりも一気にやる。何事も後回しせず、今やる!習慣を。
⑤計画はゆるい方がモチベーションが持続する
勉強のモチベーション持続させるには実際にこなせる分量やスケジュールを割り出しその計画に沿って目標を着実にクリアしよう。自分の能力を客観視したゆるい計画モチベーション維持の秘訣。
⑥有酸素運動は脳の疲れを回復させる
疲れた脳わリフレッシュするのに効果的なのが「アクティブレスト」。完全に体を休めるのではなくあえて軽い負荷をかけることで全身の新陳代謝を促し疲労回復させる休憩法。ウォーキングや軽めのジョギング水泳など有酸素運動がオススメ。
⑦復習は朝起きたらすぐやる
脳に入った情報は睡眠中に記憶として整理されますが、必要ないと判断されるとすぐ忘れてしまいます。そのため効果的なのが朝一勉強法です。まだ新しい情報が入っていない朝に前日に学習した内容復習すれば記憶が定着しやすくなります。苦手な事は午前中に。起床後11 時間後(夕方)に深部体温が最も高くなり処理能力が高まりスピード速くなる。寝る前1時間は暗記に最適。ここに行けば勉強すると決まりを作ると記憶が定着しやすい。
⑧4日間続ければ勉強習慣化する
人間には4日以上続けるとそれが習慣化される「3・5日リズム」が備わっている。連続した4日間でなくても土日+平日2日と言うように1週間のうち飛び飛びでも4日間勉強すれば勉強は習慣される。
批評性とは自分に合うものに巡り合うための旅
私の認知特性…前もしたけど
②④⑥が高かったから
②情報にストーリー性を持たせて文章や音声を映像化する癖をつける。
④書き出す事できおくにていちゃくしやすくなる。映像は言語化し、小説を読むように処理する。
⑥音声化した情報を繰り返し聞くのがが有効。リズミカルなフレーズは記憶しやすい。
私達は1日あたり平均1万回の決断を繰り返している。だから生活をルーティン化すると脳にストレスがかからない。
刺激を受けるたびに脳は激しく活動して疲れる。感情コントロールには「RAIN」が有効。怒りを認識→事実を受け入れ→体や感情の変化を検証→怒りを突き放して距離を置く -
科勉強法が色々書かれてる。精神論ぽいけどちゃんと科学的な根拠があるからおもしろいよな〜
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<目次>
はじめに
インタビュー 茂木健一郎
第1章 脳が目覚める記憶力の鍛え方
第2章 「ゾーン状態」を作る集中力の高め方
第3章 モチベーションを高める行動心理学
第4章 時間医学に学ぶ脳と体の生活習慣
第5章 頭が冴える最強の食事術
第6章 パフォーマンスを高める脳の休息法
<内容>
この本は2018年6月の出たMOOK「科学的に正しい最強の勉強法」を再構成したもの。版が小さくなって持ち運びしやすくなったし、イラストやグラフの位置取りが見やすくなった。