ワーママの毎日がラクになる! 子どもの「眠る力」の育て方

  • 日本能率協会マネジメントセンター
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800590398

作品紹介・あらすじ

子どもを持つ女性の7割以上が「ワーママ」として子育てと仕事の両立に奮闘する中、ワーママたちの悩みの一つが子どもの眠りです。
「夜泣きで何度も起こされてしまい、体力的につらい」「子どもがなかなか寝ない」「子どもが寝るのが遅い」など、人によって悩みはさまざまですが、慢性的な睡眠不足による体力的なつらさから、離職にいたったり、産後うつになってしまうなど、深刻な状態に陥ることも少なくありません。
 また、そこまで深刻でなかったとしても、「背中スイッチ」や「添い乳問題」など、ほとんどのママが何かしらの寝かしつけや睡眠トラブルを抱えています。
 そもそも日本では睡眠に対するリテラシーが低く、大人も睡眠を軽視しがちであるという文化的背景もあり、「赤ちゃんはそういうもの」「寝ない子だからしかたない」「しばらくしたら寝るようになるから」など、赤ちゃんの睡眠トラブルを問題として捉えていないことさえあります。
 しかし、乳児期にしっかりとした睡眠習慣を身につけられなかった子どもは、大人になってからもちょっとしたストレスで寝付きが悪くなってしまうなど、その影響は生涯に及ぶともいいます。
 このように、子どもの眠りはママにとっての大きな悩みのタネであるにもかかわらず、パパの協力や理解が得られない。それどころか、「もうすぐ寝そう」というタイミングでパパが帰宅して、子どもが興奮して努力が水の泡になる……という家庭も少なくありません。
 本書では、意外と知られていない睡眠の基本を研究に基づいて示すとともに、パパ・ママで協力して、家族みんなでぐっすり眠れる睡眠習慣の整え方を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 他の寝かしつけ本でも言われている内容の概要部分だけ。月齢ごとや具体的なルーティンには言及なし。

    ①睡眠スケジュールを整えることで、努力や楽しむことに体力を使えて脳が発達する

    ②睡眠スケジュールを整えることはママ自身も楽になる。(自身の睡眠・朝の支度のスムーズさ)

    ③寝不足はイライラの原因になり、友達を叩いたりするようになる。(ママ自身のイライラの原因にも)

  • よくある本かな

  • 育休復帰、慣らし保育の心構えが書いてあるのは参考になる。
    サラサラ読めたけど、どこまで実践できるかな…

  • とくに目新しいことはなし。常夜灯も良くないらしい。赤ちゃんの睡眠に特化してるかと思いきや、そうでなくて少し肩透かし。

  • こどもの睡眠については1,2章までで、3〜5章はタイムマネジメント、保育園の利用法など、夫婦での業務分担についてと睡眠や寝かしつけに特化した書籍ではありませんが、全体として読みやすく、1.5時間程度で読了可能です。
    うまく手を抜くことや、ストレスコーピングなどについての記載もあり、実践的な内容です。
    個人的にはもう少し踏み込んだ内容、テクニックや知識が欲しかったので、★3つ。

  • 「寝そうなタイミングで置け」「夜に起きたら消去法」「寝室の外で○分待て」のねんトレ本かな……と警戒しながら読んだけど違った。いっしょに日々を戦ってくれる感じがして、ちょっと涙がでた。
    「眠る力」と銘打ってあるのは、小手先のねんトレでどうにかするのではなく、生活習慣全般を整えて「眠る力」を導き育てるという意味だった。今まで幾多のねんトレ本に傷ついてきたからすっかり疑心暗鬼になっていた。
    保育園の1日の流れを家でも真似してみようとか、家事で手抜きできるところ探し・うまい分担の仕方の紹介など、現実的・実践的でとりいれやすい。
    最終章のパパへの呼びかけのところは、ちょっとステレオタイプなダメ父想定が目立ってうーん? と思った(そんなパパが多いのかもしれないけど)。でもダメ父前提で書いておけば、ダメ父家庭なら「よしこれ読ませよ」、そうでないなら「うちはマシだな」となるから安全なのかも。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。
NPO法人赤ちゃんの眠り研究所 代表理事。
東京都立保健科学大学(現:東京都立大学)卒業後、理学療法士として病院や施設に勤務。娘が生後6ヵ月に入ったときから始まった壮絶な夜泣きと、その改善体験をきっかけに、保育士資格の取得後の2011年から夜泣きのサポート活動を開始。お茶の水女子大学大学院博士前期課程にて生活科学修士を取得、東京大学大学院博士課程を単位取得満期退学を経て、2018年より茨城キリスト教大学文学部児童教育学科で保育者養成に携わる。
夜泣きは社会課題であるととらえ、大学院在学中に子育て家庭の睡眠サポートに取り組む任意団体「赤ちゃんの眠り研究所」を設立。2016年にNPO法人化し代表理事に就任。「赤ちゃんから大人まで、みんなが眠りを大切にし、イキイキとした笑顔が輝く社会の実現」を目指し、養育者だけではなく育児支援者への乳幼児睡眠に関する啓蒙活動を続けている。
著書の「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」(かんき出版)は、マンガ版等も含め累計25万部以上のロングセラー。

「2022年 『子どもの「眠る力」の育て方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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