月と太陽に抱かれて (ジュリエット文庫)

著者 :
  • インフォレスト
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800620033

作品紹介・あらすじ

「…忘れるな。おまえを誰にも渡しはしない」ニグレドの大公に望まれて嫁いだユーフェミアは、婚礼の夜、髪と目の色以外は夫、ラースリオンとそっくりの青年に強引に抱かれてしまう。彼は魔物に取り憑かれたという夫の双子の弟ヴェルメリオだった。優しいが時に酷薄さを見せる夫と奇妙な優しさを見せる魔物、二人の間で揺れ動くユーフェミアは!?愛と官能のミスティック・ロマン。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙からして、私の嫌いな3Pものなんだろうなと思いながらも読んでみましたけど、それほど嫌な感じじゃなかったです。

    ラースリオンの正体は早い段階で分かったし、ヴェルメリオが魔物に取り憑かれていないというのもたぶんクロネコがほんとのラースリオンだろうなってのも予想がつきました。ただ、最後の方まで、ユーフェミアの初恋のアズゥとの関係が分からなくて、最後にアズゥの正体とラースリオンとヴェルメリオとの関係が分かると、納得しました。

    ラースリオンとヴェルメリオがユーフェミアを取り合ってっていうのもなく、どっちがユーフェミアとしても結局同じとか、ユーフェミアがどっちも好きっていう感じなのは、正直いただけませんが、張り合わない3Pものっていうのは新鮮な感じがしました。

    イラストも凪かすみさんっぽい感じで好きな方です。

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