やめられなくなる、小さな習慣

著者 :
  • ソーテック社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800730176

作品紹介・あらすじ

たった1つの習慣が「連鎖反応」を引き起こす!

ブログ、食事制限、筋トレ、ウォーキング、英会話の勉強――
「これまで何をやっても三日坊主だった」
そんな人でも大丈夫です。なぜなら、習慣は再現可能な「科学」だからです。
習慣化は「小さな習慣」からできあがります。
でも、「小さな習慣」で得られるのは「小さな報酬」であることが多く、
大きな報酬をもたらすことはあまりありません。
小さな習慣でも大きな報酬をもたらすようにできないか。
答えは「習慣で連鎖反応を起こせばいい! 」

選び抜いたたった1つの習慣による連鎖反応さえ起こせれば、悪い習慣は淘汰されていき、その代わりによい習慣が自然と繰り返していきます。
ちょうどオセロでスミを1つ黒くするだけで、それまで真っ白だった盤面をたちまちひっくり返していくような、そんな連鎖反応が起こります。
この発想のラッキーなところは、基本的にやることをほとんど変えなくても、結果だけは大きく好転させられるようになるところです。

ただ何かを習慣化するだけでなく、習慣化によって全てを変えてしまう「習慣の連鎖反応」の秘密。
心理学ジャーナリストの著者による、
誰にも等しい24時間を最大限効果的に使い、習慣の先の理想の自分に出会うための「新・習慣力2.0」をお伝えします。

感想・レビュー・書評

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  • <まとめ>
    ☆習慣は3タイプある
    1.トレーニング
    →スキルアップや技術獲得のための習慣
    2.日課
    →挨拶や散歩など、特別な能力がなくても日々繰り返す事ができる習慣
    3.禁止
    →何らかの悪癖をやめようとして意識的に禁止を継続している状態
    ★習慣化の3つのメリット
    1.自己肯定感が高まる
    2.成長する
    3.良い連鎖反応を引き起こす
    ★習慣化それ自体に意味を見いだす習慣化として
    →早く寝ること
    →「早く寝る」を目標とし全ての計画を組み立てる
    ★習慣化のキモは、報酬にあり!

    <感想とやること>
    ☆マンダラシートを書いてみる
    ☆早く寝ることを心がける

  • やり方や考え方がとても分かりやすく書かれていた。
    すぐに実践できるようアプリの活用紹介もあり、今からでも始めれる内容だった。

  • 『迷ったら、イエス!』即やる

    習慣のスイッチ→スキル→報酬

    脳は報酬無しに動かない
    脳は報酬無しに続かない

  • p.26
    習慣は3タイプある。
    1、トレーニング
    ゴールや終わりがあるのが特徴
    例:英語の勉強

    2、日課
    特別なことが無くても日々繰り返すことができる習慣
    例:ウォーキング、早起き

    3、禁止
    何らかの悪癖をやめようとして意識的に「禁止」を継続
    例:禁酒、禁煙

    p.39
    悪い習慣のスイッチは「ストレス」*「刺激」
    刺激=コーヒーの匂い、ネットの噂、食べ物ディスプレイ
    「スイッチ」をうまく自分から隠せば禁止が習慣化する

    p.48
    習慣化の3つのメリット
    1、自己肯定感が高まる
    2、成長する
    3、よい連鎖反応を引き起こす

    p.82
    迷ったらイエス!を増やしていく
    ガソリンを入れるか迷ったら入れる(どうせ後日入れる)

    p.87
    PDCAのはじめの一歩は「記録するだけ」
    改善を意識せずとも、記録すれば注意が自然に向き始める
    さらに記録を誰かとシェアするともっと注意が向く

    p.130
    できる「カイゼン」をすべてやってみる
    悪癖はストレスがあるが、良い習慣にはストレスが無い
    常習的な行動を改善すると効率よく効果が現れる

    p.147
    習慣化に最適なやり方は「とにかく少しでもいいから毎日やる」こと
    どんなに小さな習慣も休むことには勝てない
    「ゼロ」でないなら毎日やったということにしていい

    p.181
    習慣化できていないことを習慣化するためには、それによって得られる報酬をできる限りギリギリまで近くしておくことが絶対条件

  • 習慣化の本はいくつか読んだが、報酬に着目したのは初めてだった。
    具体的な記載で、自分の生活に取り入れやすい。

  • 迷ったら、yes!
    これは心がけようと思いました

  • 方針が明確に示されていて明快!

    連鎖反応を起こしたくなる。起きているかも

  • 習慣を
    ・トレーニング
    ・日課
    ・禁止
    に分けていたのが目からウロコだった。

    優しい口調と、断定の使い分けが絶妙で、すごく納得感があった。

    人間は報酬によって突き動かされる。これはまぎれもない事実。
    習慣化するにはできるだけ早く報酬を得られる仕組みが必要だという。

    「何もしない」以外なら、1とカウントしていい、という考え方は習慣化に対するモチベーションを高めてくれそう。

    とりあえず、「早寝」を習慣にしよう。

  • ◆やめられなくなる、小さな習慣◆
    【テーマ】
    習慣は無意識の技術
    【2W1H】
    ★Why?(なぜ?)
    習慣のための方法を知りたい
    自分のビジネスで習慣化のサポートをしたい
    自分が習慣の定着が難しい
    ★What?(なに?)
    年初に立てた目標を達成するための習慣は、10日以内に3割の人が挫折する
    習慣化には3つのタイプがある
    ①トレーニング
    細かくゴールを区切り、数値化するのにふさわしい
    ②日課
    「毎日続ける」こと自体が大事
    ③禁止
    続けるのではなく、やれるのが目標
    どれほど小さい習慣でも、「報酬」が必要
    技術は、技術を伸ばしていくこと自体に、喜びがある
    習慣は無意識の技術
    ブレーキをどっちの足で踏もうか考えている時に、追突事故を起こしてしまう
    「迷ったらイエス!」で行動力が高められる
    PDCAのはじめの一歩は「記録するだけ」
    「反省して改善」に意識が向きすぎると、すぐにイヤになる
    非常に楽なことと比較すると、わずかに困難なことは、とても実行できなくなってしまう
    習慣の記録には、感情や気持ちの記録を入れる
    ★How?(どうやって?)
    早寝
    タスクシュートにてタスクを実行していく

  • 早く寝よう、ITは寝室に持ち込まない、深い眠りを記録して長く確保しようを記録しながら生活改善にチャレンジします。

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著者プロフィール

●佐々木正悟(ささき しょうご)
心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道旭川市生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスで派遣社員として働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。
幼稚園のころから大人の叱責に神経質すぎるところがあり、かくべつ厳しい家庭で育ったわけでもないのに母親の顔色をよくうかがっていた。
成人後も上司や先輩社員などの些細な指摘に耐えられず、組織で働くことを拒否して、心理学を勉強するために渡米する。
帰国後も対人関係への苦手意識から在宅での仕事に中心とし、人前で失敗しないための「ライフハック」を追求し、それを題材とした文章発信で生計を立てる。

「2021年 『つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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