- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800910899
作品紹介・あらすじ
『養生訓』は、江戸、明治、大正、昭和、平成という五つの時代を超えて三百年以上も読み継がれ、心身の"国民的健康書"として多くの人々の記憶の中に生き続けている。
感想・レビュー・書評
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貝原益軒の有名な「養生訓」。江戸前期の著名な医者で84歳で本書を著して翌年死去。期待して読んだが、内容は現代においては極めて凡庸。健康にとって大事ではあるがあまりにもありふれていることが記載され、新しい知識には殆どない。▼「三欲を忍べ」と、「飲食欲」「色欲」「睡眠欲」の有害性を説く。睡眠時間を短くすると無病になる、というのは、元気な人が睡眠時間が少なく元気に働いている様からそういう認識に至ったか?▼「内欲(耳・目・口・体の欲)」を少なく、「外邪(風・寒・暑・湿)」の侵入を防ぎ、「時々は体を動かし」、「睡眠時間は少なく」、これが養生の4大要と説く。▼また食後は寝ずに300歩歩けは意味不明。「養生の基本は楽しむこと」は賛同したがありふれたこと。(140ページで中断)。
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なるほど。こういう内容だったのか…
養生生活取り入れるにあたり、確認。
正しいような、笑っちゃうような。 -
『養生訓』は日本初の健康本で、現代の予防医学から見ると間違っている部分もあるが、驚くことに概ね正しいことが書かれている。全8巻をまとめた内容ですが、ほとんどの巻で未病、鍼灸の東洋医学が関連しております。 当時の医療は東洋医学ですから当たり前なのですが。
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■書名
書名:養生訓
著者:貝原 益軒、城島 明彦
■概要
『養生訓』は、江戸、明治、大正、昭和、平成という五つの時代を
超えて三百年以上も読み継がれ、心身の“国民的健康書”として多く
の人々の記憶の中に生き続けている。
(From amazon)
■気になった点
なし -
少欲知足。衛生(健康)は替えが効かない我が身を整えること。気づかないうちに我が身を傷つけることのないよう,知識を身につけ実践する。