啓発録 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ12)

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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800911148

作品紹介・あらすじ

全文をとことん読みやすくしました!『啓発録』は21分で読めます(20代30代10人平均値)

感想・レビュー・書評

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  • 上司に紹介してもらって、興味を持ち読了。
    とても読みやすく、また刺激になる。

    教育にも通じ、自分自身を見直すきっかけになった。
    しかし後書きの、「現代人の忘れてしまった」という文言を見て、多様性の叫ばれる現代で、これを実施できる状況になり得るのだろうかと感じてしまう。

    この精神や気付きを、どのように現代社会で発揮したら良いのだろう・・・
    誰かと語り合いたいと感じる一冊。

  • 橋本左内が次の5つを説いた覚書である「啓発録」。
    15歳でこの5項目を挙げていること、各項目がロジカルにつながっていることに驚いた。

    一、稚心を去る ── 去稚心
    一、気を振るう ── 振気
    一、志を立つ ── 立志
    一、学に勉む ── 勉学
    一、朋友を択ぶ ── 択交友

    ”述べてきた5項目は、これから学ぼうとする初心の者にとって、私が「最も大切なこと」と考え、書に残したものだ。”

  • 現在学力No.1の福井県に大きな影響を与えた橋本佐内の24歳のときに記した書。

    西郷隆盛、本居宣長にも大きな影響を与えるほどの言葉の力を持っていた橋本佐内が、真っ直ぐな言葉で当時の教育に対しての問題提起をしている。

    現代にも通じるところがあり、とても響くものがあった。

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