1955年、キューバのマンティーリャ生まれ。ハバナ大学で文学を専攻、文学雑誌や新聞の編集に携わり、1990年から探偵小説の執筆に取り組む。〈マリオ・コンデ警部〉のシリーズによってキューバ国内で名を知られ、シリーズ第3作『仮面』(1995年)でカフェ・ヒホン賞を受賞。以後、スペインの出版社から長編小説の刊行を続けている。『犬を愛した男』(2011年。邦訳、水声社、2019年)はスペイン語圏全体で大ヒット作となった。2015年にアストゥリアス王女賞受賞。現在もマンティーリャで執筆活動を続けており、歴史小説『異端者』(2013年)、『透明な時間』(2018年)などで好評を博し続けている。
「2022年 『わが人生の小説』 で使われていた紹介文から引用しています。」