閉ざされた扉 (フィクションのエル・ドラード)

  • 水声社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801007512

感想・レビュー・書評

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  • ドノソは短編も凄まじい!
    と言いたくて読んでみたが、そこまでの衝撃度ではない。
    とはいえ後の長編で開花しそうな種がチラホラあって、見逃せない短篇集ではある。

    ■休暇
    ■同名の二人
    ■シロンボ ★谷崎潤一郎「小さな王国」を連想。
    ■ある夫人
    ■盛大なお祝い
    ■二通の手紙
    ■デンマーク人
    ■チャールストン
    ■閉ざされた扉 ★リアルのび太じゃん!いやストイックのび太か。
    ■アナ・マリア ★「シュキ」「イコ…… イコ……」凄まじい。古井由吉「杳子」を連想。
    ■散歩 ★
    ■小男
    ■《中国(チナ)》
    ■サンテリセス ★レメディオス・バロを連想。要は変身。
    ◇短編小説家ドノソ――手品師の真骨頂(オラシオ・カステジャーノス・モヤ)
    ◇訳者あとがき 寺尾隆吉

  • 『閉ざされた扉 ホセ・ドノソ全短編』

    2023/9/14~22

    9/14木

    ・休暇
    不倫する父親、それに嫉妬して精神を病む母親、両親の不仲を鋭敏に感じとる息子、退廃的で不穏な家族……初っ端からめちゃくちゃドノソ的な短編。荒廃した建物というモチーフも明らかに家族の崩壊と連関している。
    上流階級の子供たちとベビーシッターたちを中心に描く。最初、ベビーシッター側やハイネが主人公かと思ったら最終的にはラウルの物語だった。
    ある夏に、少年が同い年の男の子(父の不倫相手の息子)に導かれるようにして「大人」への通過儀礼を果たす、という非常に典型的なおはなし。BLっぽさ。水平線に刻まれる少年の横顔。
    ハイネに俺の歌を聴いて「笑え」「泣け」と命令され、それを実行するラウル。子供の異様な遊び(?)もまたドノソの頻出要素。


    ・同名の二人
    夢見る乙女の初恋・処女喪失。これは〈彼氏〉ができたといえるのでしょうか……?

    >店主に帰宅を許され、この時ばかりはフアナも安堵した。コートを羽織ってそのまま帰路についた。妙にしつこい熱があちこち体内を歩き回り、思いもよらぬところに突如顔を出すことがあった。 p.37
    町(路地)と女性の身体のアナロジー?

    >家に帰っても怒りは収まらなかった。腹立たしかったが、独りで笑いながらあちこち触りたい気分だった。 p.39

    題名からてっきり自分と瓜二つのドッペルゲンガー的なやつかと思ったら、フアンとフアナ、まさかの男女のほぼ同名カップルの話だった。ここらへんはスペイン語の名詞の性という言語学的なテーマも絡んでくるか。
    恋してるけどいざ突然身体を求められると拒否してしまう(当然)、でもやっぱり身体は相手を欲している……という、フェミニズム的には危ないプロット。


    ・シロンボ
    一人称の語り手「私」をてっきり女性だと思っていたが男性だった。
    これはどういう話なんだろう。ミセス・ハラウンドの印象が、最初と最後でガラリと変わる。息子が村の少年10人を扇動して溺死した土地に、またのこのこと帰ろうとするのどういう心境だよ。実は村に復讐するつもりとか、自分も死ぬつもり? でも逆に村人から襲われないか心配だ。いろいろと異様過ぎてこわい。
    これも「休暇」と同じく、少年が親の目の届かないところでいつの間にか大人になる話ではある。こっちはその通過儀礼として未開の土地の古代性・神秘性という要素が色濃いけど。
    文明社会のアメリカ人が未開の土地に住んで悲劇に遭うという、ホラーの典型の構図。ここに女性差別的な面も入り込んできていて、夫の植物学者ボブが仕事の執筆にかまけて育児を放棄している責任を問いたい。でないと「愚かな母親」表象に留まってしまう。
    物語は、このミセス・ハラウンドの悲劇を聞かされる「私」という枠物語になっていて、そこの意義も難しい。


    ・ある夫人
    デジャヴ。ストーキング
    日常のなかの不穏さを描く小品。
    「街」歩き。寂れた公園の荒廃した噴水というモチーフ。


    今のところ、すごく面白い作品はなく、習作集といったところか。ドノソらしさを味わい、作家論を捗らせるくらいしか楽しみ方がない。すなわち、それ単体で突出した迫力や完成度、批評的な面白さを感じられるものは特にない。



    9/15金
    ・盛大なお祝い
    えぇ… これまた、なんとも言えない短編やなぁ…
    マザコン中年男性(子供部屋おじさん)の話ってこと?
    射撃大会で優勝してオリンピック代表に選ばれたってのも嘘かと思った。そこは本当だったのか?
    冴えない男の悲哀、だけど底にはわりとコメディがある? コケて銃ブッ放すくだりとか。
    ゴーゴリ「外套」ってこんな感じの話だっけ

    ・二通の手紙
    これは良かった。これまた地味な話ではあるんだけど、「友人ではない友人」「地球の反対側に住むすでに死んでいる(ことも知らない)相手」という設定が順当にエモく、筆致は抑え目なのが良い。
    書簡体小説……のようでいて、二通の手紙の事情を説明する三人称の全知の語り手のパートこそが最も重要だろう。
    何にも心を動かされないマルティネスの気持ち、なんかわかるわ〜〜


    9/20水
    ・デンマーク人
    これも突然にひとりの人物が長台詞を始めて、そこで語られる因縁か核となる構造の短編。
    よくわからなかった。
    元娼婦である母親への娘の憎しみ?
    母親ドニャ・コンセプシオンがある夜にドン・ガスパールを引き留めたところもよくわからない。夫に嫌気がさしていて不倫したってこと?


    ・チャールストン
    ダンス小説。
    親友ふたりと13日も会わずにいるなんてヤバい、不思議……だというから不条理な感じかと思ったら、思いっきりそりゃ疎遠になるわ、と納得できる出来事あって草
    しかもなんか最終的には復縁してほっこりエンドみたいな雰囲気出してくるし……
    ようわからんなぁ どういうつもりで書いたのか。


    本当に読み甲斐のわからない短編集だ。
    なにかやろうとして失敗しているわけでも、単に自分の好みに合っていないわけでもなく、そもそも良い作品を書こうとして書いていない感じ。ドノソにとって短編小説とはペンを動かす練習程度の位置付けだったのでは。だから、これを読んでドノソに失望することもまた不適切であり、なんとも言い難い短編集である。夜みだや別荘などのドノソの代表作の面白さがわからなかった人が逆張りで褒めるくらいしか使い道がない。


    9/21木
    ・閉ざされた扉
    >なにがしか…… そう、なにがしかの知性を備えた者なら、いつでも好きな時に眠るなどという無為で味気ない営為に耽っていられるはずはない。 p.148
    設定がおもしろいな。シングルマザーもの。5歳の息子がとにかく眠ることが好き。病弱なわけではなく、楽しみとして寝ている。
    楽しみとして眠りを謳歌することの不道徳性、というなかなかに興味深いテーマ。ややバートルビーっぽさもあるが、「せずにすめばありがたい」精神ではなく積極的な意図で眠っている。しかもそれをシングルマザーの子供にさせる、というのがまた……。親が子に期待する規範的な可愛げ、みたいなところにも想いを馳せてしまう。
    夢を見ているわけでもない(覚えていない)というのもミソだろう。夢が見たくて眠ってるなら全然話は違ってくるので。
    「寝るのが好き」という大人はたくさんいるけど、その大半は普段の仕事や生活の疲れを取るとか、現実逃避とかの「意味のある」理由があるだろう。しかし5歳のセバスティアンはそうではない。純粋に睡眠を「したい」と思って実践することの、本質的な反社会性。それは無になること、死への欲望を勘ぐってしまうが、この少年にはまだ死という観念すらないだろう。希死念慮や現実逃避ではないのだ。
    また、フェミニズム的な面も気になる。シングルファザーものだったら成立するのか。また子供が娘だったら?
    崇高な男児(王子)と、それを理解できない世俗的な母親、というステロタイプを前提にしている気もする。

    p.149
    そうか… 眠りとは究極的な自己充足なんだな。セバスティアンは子供の頃から親離れしているともいえる。我が子の安らかな寝顔を見つめる母親、という一般的には幸福な光景も、ドノソはもっとも恐ろしく不穏な光景に変える。
    人間死ぬときはひとり、とはいうけれど、眠るときもひとりなんだ。だから自分はセバスティアンに憧れてしまうのか。

    p.150
    神秘的無関心 なるほど……

    p.152
    あ〜、「閉ざされた扉」のタイトル回収するかたちで、夢の世界の幸せを掴むために眠るという明確な理由が説明されてしまった。バートルビーではない……残念。むしろ信仰の話っぽくなってきた。

    母親の葬儀を終えて早々に眠りにつく。なんだか『異邦人』のムルソーらしいが、しかし残念ながらまったく不条理小説ではなくなってしまっている。

    おわり。うーん……小さくまとまってしまったなぁ。序盤のワクワク感はすごかった。
    上司アキレス・マランビオとの賭け要素とか要らんかったんじゃないかなぁ。最後、マランビオは結果的に賭けに負けた約束を果たすが、本人はそのことを覚えてもおらず、セバスティアンの幸福は誰にも理解されずに哀れに終わる。という皮肉かつ順当な結末も予想の範疇だし……
    仕事中にも睡魔に襲われているのに、精神科医からも追い出される(あまりに幸せそうに眠るから)くだりとかは眠りの絶妙な立ち位置をよくあらわしている。
    現実での扉のモチーフも安易なものに思えた。


    ・アナ・マリア
    ネグレクト家庭で放置されている3歳くらいの幼女と、近くの工事現場で働いている妻帯者の老人が交流して夏の光のなかへ旅に出る。
    これまたすげぇシンプルな話で反応に困るな……おねショタならぬおじペド? 幼女がめっちゃ可愛くはある。さすが美少女ソシャゲ原作アニメ小説こと『別荘』を書いた作家だ。オタク向けの萌え小説をときどき書くんだよな。


    9/22金 朝
    ・散歩
    秩序立ったことが好きな完璧主義の叔母が、白い雌の野良犬にデレる話
    これはまあまあ面白かった。

    >私は息を飲んで父が身を傾ける様子を見つめ、姉の命令に従う姿を見守りながら、心臓を搾り上げられるような思いで、既存の秩序に逆らってほしいと願う。その窮屈な秩序自体、混沌に逆らって彼らが築き上げた反抗の一形態であり、説明できない何か、解決できない何かという恐ろしい魔の手に対する予防線だということは、当然ながら私にもわかっている。 p.208

    >今やいつになく重要になっていたのは、見ないこと、何も見ない、何も話さない、事態を気にしないことであり、そうすれば、迫りくる何かを止められるかもしれない。 p.220

    若い「私」(女性かと思ったら男性だった)と、その父と叔母と叔父ふたりの5人暮らしのブルジョワ家庭の歪みや退廃を描く。変化を見ないふりしてなんとかやり過ごそうとする男連中はまんま『別荘』だし、中年女性と雌犬の怪しく神秘的な関係というモチーフは『夜のみだらな鳥』のイネス夫人と黄色い犬と同じだ。

    また、明らかにフェミニズム/ウーマンリブ的な短編としても読める。男兄弟に仕えるように身の周りの世話をして家事労働=《家》に閉じ込められていた独身女性が、兄弟の代わりに外の世界から来た雌犬を主として、散歩をするようになり、ついには《家》から解放される──という、実質『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』みたいな話。ビリヤードのチョークが床に落ちて、叔父よりも先に犬が拾ったのを見て叔母が高笑いをするシーンは、既成の権威(家父長制)の失墜を示す瞬間として象徴的。
    と、まとまりの良い佳作ではあると思うが、こうして綺麗に解釈しやす過ぎるのは同時に限界を示してもいるか……
    「私」に着目する読みも有り得るだろう。汽笛が聞こえる夜の街に憧れつつも、《家》から出ていこうとしない「私」を置いて、あれよあれよと犬に導かれて夜の街へ消えていくマティルデ叔母。まぁでも「私」は当時幼くて、冒頭の節では大人になったあとの後日談が少し語られているので、やはり残された父や叔父たちの哀れさ・滑稽さ・醜さに焦点が当てられるべきだろう。


    ・小男
    ブルジョワ家庭に使える《小男》の話。
    出生の神秘性=グロテスクさを子供に覆い隠そうとする子供。これも雌犬が出てくるし、小男はムディートや老婆たちだし、『夜みだ』と通ずるものが多い。

    > 大人というものは、貧弱な想像力でこしらえたつまらない伝説よりはるかに魔術的な現実を我々に隠そうとするものだ。 pp.238-289
    マジック・リアリズムの本質。現実そのものの魔術性、グロテスクさ。

    しかしアル中だったというのはどういうことか。貧民・マイノリティの社会的地位の反映?


    ・《中国》
    中国とはとくに関係のないある通りの思い出をめぐるノスタルジックな小品。これも前作同様兄弟モノ


    ・サンテリセス
    獰猛な動物の写真に魅せられて発狂した男の話。脅迫性障害っぽい。まあ終盤はありきたり。
    周囲から理解されない嗜好をもつ男の悲劇、という「閉ざされた扉」の系譜。
    下宿先の主人の娘のヒステリックな造形がかなり差別的。
    セルバってどこだっけ


    ・オラシオ・カステジャーノス・モヤによる序文
    流麗な文章でドノソのことめっちゃ褒めてるけど、さすがに褒め過ぎでは……? 私が良さを汲み取れてないだけかぁ……
    ドノソは「オブセッションの作家」であり、「オブセッションを抱えた作家」ではない、という指摘は単なるレトリック以上の意味を真面目に受け取ったほうがいいか。


    ・訳者あとがき
    ドノソめっちゃ小説家になりたかったんだな……意識が高かったからこそ苦悩も嫉妬も迷走もしまくって成功を掴み取った人間的な姿がみえる。でも養子による告発書めっちゃ読みたいな。寺尾さん訳してくれないかな。
    ドノソ本人は「散歩」を最高傑作として気に入ってたんだな。たしかに結構いい感じだし、フェミニズム批評的にも現代でさらに再評価されうる短編だとは思う。

    文学修行として短編小説の執筆に取り組み、一度長編小説を書き上げたら生涯で二度と短編を発表することはなかった、という伝記的事実を知って、「やっぱりな〜〜 これを習作集だと認識した自分の読書観はそれほど的を外してなかったぜ!!!」となった。

    「二通の手紙」「閉ざされた扉」が好きだった。でも後者には不満もたくさんある。良くも悪くも習作集の域を出ない。
    またドノソの他の中編や長編を読んでから再読してみるか。(しないであろう)



  • 20世紀スペイン語圏を代表するチリ人作家、ホセ・ドノソの短篇集。


    『夜のみだらな鳥』はいつか読みたいと思いつつ、おいそれと手がでないボリューム感なので、短篇からドノソという作家に近づくことができる一冊がでてありがたい。
    開幕の「休暇」は、リゾートで父の不倫相手の息子と親しくなる少年の話なのだが、それをチャイルドシッターたちの噂話を起点に語り始めるのが、この短篇集全体における語り手と語りの対象との距離感を表していると思う。この「休暇」も、土地の神話に少年が取り込まれていく「シロンボ」も、肥満男が魔法のようなステップを踏んで絶命する「チャールストン」も、作中では不気味でマジカルな瞬間がおとずれているのだが、語り手は行動の主体ではなくあくまで観察者であり、陶酔から切り離されている。
    この徹底した観察者視点が最高に効果的なのが、弟二人と甥の面倒を見るきわめて実務的な独身中年女性と野良犬との出会いを描いた「散歩」だ。本人も自信作だったらしいけど、私もこれが一番好き。前半で語り手の「私」が吐露する「マティルデ叔母」へのバイアスが強固なほど、雌犬と一緒に笑顔になって消えていったマティルデの背中に大きな拍手をおくりたい気持ちが高まる。他の作品での女性の描き方と比較して、もしかするとこのマティルデは作者の思惑からすらもするりと自由になってしまったキャラクターなんじゃないかと思ってしまう。中年版「エレンディラ」(ガルシア=マルケス)みたいな。「私」には窺い知れないマティルデと犬とのパートナーシップもよくて、先月読んだレベッカ・ブラウンの『犬たち』と対照的なのが面白かった。
    逆に、主人公の心情もこまやかに描かれるのが表題作「閉ざされた扉」や「盛大なお祝い」、「サンセリテス」だが、やはり陶酔感はない。「閉ざされた扉」は、寝たいと思えばいつでもどこでも寝れる異能の男が、文字通り夢の世界にいくためひたすら眠るという幻想小説的なプロットだが、夢の詳細が語られることはなく、主人公が孤立していく様子ばかり描写され、コント風のオチが来る。「サンセリテス」は、獰猛な獣の絵に取り憑かれていく過程は気持ち悪くてよかったけど、最終的な狂気に陥るときに少女がでてきてしまうのは弱いと思った。一方「盛大なお祝い」は、軽いタッチながら主人公が抱えるさまざまなコンプレックスを次から次へと描写してきてウワッとなるが、本当に上手い。読んでて「こんな話書かないでよぉ!」と思ったけど、チリにもこういう人いるんだ、とどこか落ち着く気持ちもある(笑)。

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著者プロフィール

1924 年、チリのサンティアゴのブルジョア家庭に生まれる。1945 年から46 年までパタゴニアを放浪した後、1949 年からプリンストン大学で英米文学を研究。帰国後、教鞭を取る傍ら創作に従事し、1958 年、長編小説『戴冠』で成功を収める。1964 年にチリを出国した後、約17 年にわたって、メキシコ、アメリカ合衆国、ポルトガル、スペインの各地を転々としながら小説を書き続けた。1981 年、ピノチェト軍事政権下のチリに帰国、1990 年に国民文学賞を受けた。1996 年、サンティアゴにて没。
代表作に本書『別荘』(1978 年)のほか、『夜のみだらな鳥』(1970 年、邦訳は水声社より近刊予定)、『絶望』(1986 年)などがある。邦訳書:『境界なき土地』(1966 年、邦訳2013 年、水声社)、『隣の庭』(1981 年、邦訳1996 年、現代企画室)

「2014年 『別荘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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