教科書には載っていない 戦争の発明

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  • 彩図社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801301542

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  • 「世界史とつなげて学ぶ中国全史」という本に、”存亡賭けた戦争に全ての資源が投じられるためテクノロジーの進化が停滞する”とあったので、逆説的に”戦争があったからこそ生まれたテクノロジー”に焦点を当てた本書を手に取った。

    戦争は時に生きるか死ぬかの一点突破を図る。投じられる資源規模は平時より劇的に減るだろうが、人的資源が集中投下されることもあり、人類を前進させるようなテクノロジーはあるにはある。特に兵器からの転用、医療分野のテクノロジーに関しては。日本に限定されるが、国民皆保険の原型が戦時に作られたことを初めて知った。国家、文明を存続させるためにテクノロジーだけでなく、社会制度も大きく変化するのだ。

  • 戦争による発明の本 内容は浅めで雑学や教養寄り

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著者プロフィール

1970年生まれ、神奈川県出身。
フリーライターとして編集プロダクションに在籍、後に週刊誌の専属フリー編集記者。芸能から社会時事ネタ、風俗から美容・健康法や占いなど幅広いジャンルで活動。複数の単行本を刊行しているほか、雑誌やムックでも執筆。大手企業の公式サイト内コンテンツや新聞コラムの連載なども手がけている。
主な著書に『教科書には載っていない! 幕末の大誤解』『教科書には載っていない! 戦国時代の大誤解』『教科書には載っていない 明治の日本』(彩図社)、『知っていると役立つ「東洋思想」の授業』(日本実業出版社)など。

「2020年 『教科書には載っていない! 戦国時代の大誤解』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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