中国最凶の呪い 蠱毒

著者 : 村上文崇

• 彩図社 (2017年7月27日発売)

感想・レビュー・書評

[あるてみすさんの感想 · 2022年9月28日]

古代から現代に至るまで、中国で信じられている蠱毒。
漠然としか知らなかったから、細かな違いまで把握出来てよかった。
かの有名な「三角屋敷」で用いられていたのは、金蚕蠱だったんだろうなぁ。

[創作集団こるびたるさんの感想 · 2021年12月4日]

蠱毒に関する多様なイメージを概観できるものの、メインの中国関係の参考文献の記載がなく、出典に関する適切な注も無いため、どこまで信頼できる記述なのか不明なのが残念。

[nolan4さんの感想 · 2021年8月30日]

中国で発展した蠱毒について、網羅的に説明されている。一般に毒虫などを容器の中に沢山詰め、喰い合いをさせて…という手法を蠱毒だとイメージしていたが、押並べて何か呪術的なものを媒介すれば、大体それは蠱毒になる、ということらしい。蠱毒が用いられる具体例などをもう少し掘り下げて読みたかった。